全長 | 1165mm | 重量 | 6.4kg | 口径 | 7.62mmX51NATO | 総弾数 | 5/20 | 製造国 | ドイツ |
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ドイツのH&K社が開発した軍用向けのセミ・オートマチック・スナイパーライフル。
世界最高水準との誉れも高いPSG1は高い性能をもつものの製品の単価が非常に高く、おまけに繊細すぎて重量8kgと重いため、軍用狙撃ライフルには不向きであった。そのため、トリガーやストックなどを簡素化し、軽量バレルを装備させるなどして1987年にMSG90を完成させた。軽量化がはかられた結果、PSG1に比べると1700g軽くなった。発射システムはセミ・オートマチックのみに限定され、トリガー・プルは約1500gである。簡素化・軽量化がされたと言っても、基本的な性能はPSG1と一切変わらない。
PSG1同様、世界各国の対テロ部隊や特殊部隊に配備されており、ある意味においては、隊員個人の装備品からその部隊に振り分けられる予算を推し測る際、重要な判断材料となるステータスであるとも言える。
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