全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 発射形式 | 製造国 |
614mm | 3.4kg | 5.66mmx39 | 26 | S/F | ソビエト連邦 ロシア |
ソビエト連邦にて開発された水中発射可能、というより水中で使用することが前提の突撃銃。APSはAvtomat Podvodnyj Spetsialnyj:特殊水中突撃銃の略である。
MPS弾という針のような長さ120mmの特殊弾を使用し、水中では水深によるが10~20mの有効射程を持つ。ちなみにケースは5.45×39mm弾のものを使用する。
地上でも発砲可能で、その場合射程は数10m程度だが、滑腔銃身のために集弾性はひどい。また、銃身内の磨耗が激しいため、空気中での180発以上の射撃は保障されていない。
主に旧ソ連の特殊部隊が港での水中からの要人警護に使用したといわれている。ただし、採用を公式に発表している部隊は無く、実際に携行が確認されたのは1989年に地中海のソヴィエト巡洋艦上で行われたマルタ会談のみである。
冷戦終結と共にその存在が発覚した銃の一つで、多くが西側に流れた。
現在でも販売は継続されており、引き続きロシアの特殊部隊にも使用されていると見られる。
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