ラティ m/39

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全 長2240mm重 量49.5kg口 径20mmx138総弾数10発射形式S製造国フィンランド

 「象銃」の愛称を持つ、フィンランド製セミオートマチック式対戦車ライフル。
 A・ラティ技師が開発した本銃は大戦前夜の1939年に開発。同年にソビエトとの間で発生した冬戦争では、 試作型の2挺が戦闘に投入され、ソビエトの戦闘車両相手に威力を発揮した。 続く継続戦争でも約1800挺のm/39を投入。その頃のT34やKV戦車に代表される急進化した戦車相手には力不足の感があったが、それでも履帯や燃料ブロック狙いで使用され戦果を挙げている。
 大戦後、生き残ったm/39は1960年代にアメリカの銃器コレクター向けとして約1000挺が輸出され、残りは対ヘリコプター火器として配備され続けたが、1988年に最後のm/39が配備解除され、その役目を終えた。

 
登場作品ジャンル使用者備考
アリソン3−下−小説ヴィルヘルム・シュルツ
ジオブリーダーズ漫画梅崎 真紀
ジオブリーダーズアニメ梅崎 真紀
標的はひとり小説成毛 泰男

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