多くは紙やプラスチックの箱で、中には銃と一緒にクリーニングキットなどが入っている。弾薬はセットになっている場合と別売りの場合があるが、ケースの中に弾薬をおさめるスペースが設けられているものも多い。
拳銃サイズの銃なら箱を捨ててしまっても保管や携帯には困らないが、ライフルなどの長物サイズになるといろいろと面倒だ。保管はともかく携帯となると、拳銃のように服の下やバッグの中に隠して持ち歩くわけにはいかない。そこで運搬用の「ケース」が必要になる。
ケースには釣り竿の袋のようなソフトタイプと、アタッシュケースのようなハードタイプがある。ソフトタイプのケースは完全に「運搬時に銃を傷つけない為の袋」でしかないのだ、ハードタイプのケースは「まだかそんなところに銃が」と思わせ、相手を油断させるような性質を持つものも少なくない。
・ソフトケース
中の銃を衝撃や破損から守る効果は心許ないが、使わないときはたためる。
・ハードケース
頑丈で付属品なども機能的に収納できるが、かさばるのが難点。
例えば、アメリカのシークレットサービスは、アタッシュケースの内部に短機関銃を内蔵したMP5Kコッファー?という装備でVIPを狙う暗殺者へ反撃する。
フィクションの世界でも、メキシコで名を知られた伝説のガンマンや、イタリアの特殊機関員は楽器ケースの中に愛用の銃を収めていた。
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