| 全長 | 198mm | 重量 | 1000g | 口径 | 9mmParabellum | 総弾数 | 17 | 製造国 | ロシア |
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ロシア･イジェブスクのイジェブスキー メカニチェスキー サボド(現イジェマッシ社)が開発した現代ロシア軍の正式採用拳銃。現在は一部が警察やMVD(ロシア版のFBI）の特殊部隊にも配備が開始されている。
冷戦終結後の旧ソ連の体制崩壊と自由化後、ソ連軍に変わる新生ロシア軍は、従来の制式拳銃弾薬9mmx18を、NATOとの互換性がある9mmx19に変更し、この弾薬の変更にともなって開発･設計されたのがこの銃である。一見するとハンマーレストに見えるが、実はハンマー露出式でオーソドックスであり、より信頼性の高い独自のセミオートマチックで作動するシステムを備えている。
スライドやグリップ･フレームはスチールで製造されているが、トカレフやマカロフのようなこれまでのロシア製、あるいは旧ソ連製の銃特有の野暮ったさは感じられず、むしろM92FSを彷彿とさせるようなヨーロピアンテイストさえ感じさせる外見をしている。別バージョンとしてスペツナズのような軍の特殊部隊用に開発された貫通性の高速弾丸を使用するモデルもある。
尚、グラッチとは「ミヤマガラス」と言う鳥の種類を指す。
| 登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
| ヤングガン･カルナバル | 小説 | ヴァレリ コヴァルスキ | 二丁拳銃 |
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