サコー TRG-22・42 / SAKO TRG-22・42 【小銃(狙撃銃)】
フィンランドの狙撃銃メーカ、サコーが1989年に開発した軍・警察用に開発し、ボルトアクション式の狙撃銃である。
基本メカニズムは狩猟用ライフルのTRG-Sと同じで、3個のロッキングラグで固定されたバレルを持つ。
レシーバーはアルミ合金製、ストックも軽量化のため、内部にアルミ製フレームを持つインジェクション成形
されたポリウレタン製のエルゴノミックタイプとなっており、チークピース、バットストックも調整可能となって
いて、オプションでさらに軽量化されたスケルトンタイプのフォールディングストックも用意されている。
TRG21とTRG41の違いは使用弾薬で、TRG21は標準的な7.62mmNATO(.308Win)、TRG41の方は
.50BMGの次に強力な.338Lapuaマグナムと.300Winマグナムを使用する。
マッチグレードのヘヴィーバレルは、過酷な使用環境に耐えうるように冷間鍛造のマズルブレーキ付きの
フルフローティングバレルが装備されている。トリガーは上下左右に調整可能なフルアジャスタブルとなって
おり、レシーバーからユニットごと取り外しが可能なようになっている。 また、スナイパーライフルとしては
珍しくエマージェンシー用に折り畳み式のアイアンサイトが付いている。 現在ではストックや機関部等が
変更された改良型の TRG22 , TRG42 にそれぞれ更新されていて、欧州各国の警察、
軍や対テロ部隊に使用されている。
モデル | 解説 |
TRG-21 | 1989年に開発された初期版。 |
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TRG-41 | TRG-21の.338LM版 |
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TRG-22 | 1999年にTRG-21を改良したもの。 |
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TRG-42 | 同じくTRG-41を改良したもの。 |
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