H&K G11

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全長750mm重量3.4kg口径4.7mmx33総弾数45製造国ドイツ

 G3MP5?で有名なH&K社が1970年代に開発した次世代突撃銃。

 まず本銃の最大の特徴は「ケースレス弾」である。従来の銃弾が「弾丸+火薬+薬莢」で構成されているのに対し、ケースレス弾は火薬が薬莢を兼ねており「弾丸+薬莢(火薬)」となっている。 これにより射撃時に薬莢をばらまく必要が無い上、生産工程で薬莢を使用する必要が無いためコストダウンも図る事も可能だった。

 しかし実際に使用してみると通常弾よりコストが高い、火薬が剥き出しなため湿気に弱い、薬室が加熱状態だと装填直後に発火する危険性がある、弾倉が異様に長いため携行に向かない――と散々な評価をされた。現在はこれら問題の解消を試みたモデルが存在しているが、いまだ信頼性は低い。

 西ドイツ陸軍はG3の後継として本銃の完成を待ち望んでいたが、あまりの使い勝手の悪さと、冷戦終結による予算削減のあおりを受けたため、一部の部隊のみに配備されたのみにとどまり、その他の部隊は代用品として急遽開発されたG36を採用している。

 
登場作品ジャンル使用者備考
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