AFPB(オートマチック ファイアリングピン ブロック) / Automatic firing pin block

 トリガーが引かれていない状態でのファイアリング・ピン(撃針)の前進を常時ブロックし、暴発しないようにするセイフティ。
 日本では略してAFPBとも呼ばれるが、海外では商品説明など以外では単にFiring pin safety、Firing pin block(FPB)、Firing pin stop(per)等と呼ばれる。
 その名の通り、ファイリング・ピンとカートリッジの間にトリガーを引き切った時のみ後退するブロックを差し込み、ファイアリング・ピンが何らかの理由(主に落下衝撃)で意図せず解放された場合に暴発することを防ぐ。

 拳銃ではコルト社が保持していたパテントが切れ、最近の自動拳銃のほとんどに内蔵されているセイフティであるが、1911系のオートではトリガープルに影響を与える為不評で、改善策としてグリップセイフティと連動させるものもある。


最新の10件を表示しています。 コメントページを参照

  • 掲示板より転載(解説用に少々文節を替えさせて頂きました)。 -- KOU2? 2005-11-10 (木) 10:15:48
  • M19等のリボルバーにある引き金を引ききらないとハンマーが最後まで前進せずブロックされるセーフティの自動拳銃バージョンですね -- 2020-10-08 (木) 14:20:50
  • >1911系のオートではトリガープルに影響を与える為不評で、 MarkⅣシリーズ80の文でも>トリガー連動解除のAFPBはトリガーの感触を悪化させ とありますが、新規設計でもよほどうまくやらないとAFPBは操作性を悪化させるんでしょうか? -- 2021-05-27 (木) 20:24:48
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