*86式自動歩槍 【突撃銃】 [#hc3c263c]
#ref(Type_86S.jpg,center,nolink,86式自動歩槍)
|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h
|667mm|3.58kg|[[7.62mm×39>口径]]|20/30|S|中国|

 開発は[[中国北方工業公司(ノリンコ)>中国北方工業公司]]。輸出を前提に、[[56式>突撃銃/PRC 56式自動歩槍]]を基にして作られた[[ブルパップ]]式の[[突撃銃]]。
 木製部品は使われず、新たに[[キャリングハンドル]]や[[フォアグリップ]]が取り付けられている。また、V字型に切られたフラッシュハイダーはFish lips(魚の唇)ともいわれ、銃身先端には[[銃剣]]を取り付けることも可能。輸出用ということもあって、AKの面影を感じさせない未来的なデザインになっている。構造に関しては機関部をそのままバックストック部に移しただけなので、[[AK47>USSR AK47]]や[[AKM>USSR AKM]]と共通の部品も多い。
 コピー品ばかり作っていたノリンコにしては珍しく独創的な銃だったが、これまた粗悪品ばかり作っていたノリンコらしく精度も散々だったとか。無理矢理ブルパップに仕立て直したことによる操作性の悪さは言うまでもなく、[[ステアー AUG]]などの様に排莢口を左右に切り替えることができず、左利きの射手には扱いづらい。また、後部に移動した機関部とトリガーまでの距離が長く、[[トリガープル]]が重い。勿論、エッジの処理もおざなりで、手を切らないように注意しなければならない。

 形だけは目新しいが、ブルパップ化にあたって相応の技術が用いられなかったせいで、欠点ばかりが目立つ銃になってしまった。後に登場し中国軍の制式となるブルパップ式突撃銃、[[87式・95式>PRC QBZ-95]]の試作品といった意味合いが強いようだ。
 今ではノリンコのカタログからも消えてしまっているが、1980年代後半にアメリカへ多く流入したらしい。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|GEAR ギア|映画|ギャング|冒頭の銃撃戦で使用|
|[[アフリカン・ゲーム・カートリッジズ]]|−|−|項目参照|
|[[うぽって!!]]|−|−|項目参照|
|[[ケルベロス 地獄の番犬]]|−|−|項目参照|
|自宅警備隊 完全読本|漫画|自宅警備隊員|−|
|[[トゥルー・クライム>トゥルー・クライム(ゲーム)]]|−|−|項目参照|
|[[ハード・ボイルド/新・男たちの挽歌]]|−|−|項目参照|
|[[迷彩君]]|−|−|項目参照|
|[[メタルサーガ]]|−|−|項目参照|
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