#author("2023-06-29T21:50:19+09:00","default:user","user") #author("2023-09-08T15:45:32+09:00","default:user","user") *0011ナポレオン・ソロ / The Man from U.N.C.L.E. [#fb8b78b3] 1960年代にアメリカで放送されていた、スパイアクションのTVドラマ及び映画。先に公開され大ヒットしたスパイ映画『[[007]]』の影響が随所に見受けられる。 2015年には、リメイク作となる映画が公開された。 #contents **TVドラマ版 [#u7222db1] ***0011ナポレオン・ソロ (原題:The Man from U.N.C.L.E.) [#me60a733] RIGHT:1964〜1968年、アメリカ &size(20){''・ストーリー''}; 国際機関U.N.C.L.E.(アンクル)に所属するエージェント、ナポレオン・ソロ(ロバート・ヴォーン)とイリヤ・クリヤキン(デヴィッド・マッカラム)が様々な任務に挑む。 |使用者|銃器名|登場話|備考|h |ナポレオン・ソロ|[[アンクルスペシャル (初代)>自動拳銃/マウザー M1910]]|−|詳細は欄外の「アンクルスペシャル」を参照| |~|[[アンクルスペシャル (2代目)>ワルサー P38]]|−|詳細は欄外の「アンクルスペシャル」を参照| |~|[[ルガー P08]]|シーズン1・第1,8話|−| |~|[[ワルサー P38]]|シーズン1・第2話|アンクルスペシャルとは別銃| |~|[[スプリングフィールド M1903>小銃/スプリングフィールド M1903]]|シーズン1・第7話|−| |~|[[US MkII手榴弾]]|シーズン1・第8話|−| |イリヤ・クリヤキン|[[アンクルスペシャル (2代目)>ワルサー P38]]|−|詳細は欄外の「アンクルスペシャル」を参照| |~|[[M1911A1>コルト ガバメント]]|シーズン1・第1話|−| |~|[[ルガー P08]]|シーズン1・第5話|アマデウス博士のもの| |首相|[[コルト ポケット]]|シーズン1・第1話|−| |バルカンの警備員|[[コルト ディテクティヴスペシャル]]|シーズン1・第1話|−| |~|[[S&W M10>SW M10]]|シーズン1・第1話|−| |~|[[エルマベルケ MP40>短機関銃/エルマベルケ MP40]]|シーズン1・第1話|−| |殺し屋|[[ワルサー P38]]|シーズン1・第1話|[[サプレッサー>減音器]]装着| |ジル・デニソン|[[ワルサー P38]]|シーズン1・第2話|−| |クリント・スピナー|[[コルト ディテクティヴスペシャル]]|シーズン1・第2話|−| |~|[[S&W M10>SW M10]]|シーズン1・第2話|−| |空軍兵士|[[M1911A1>コルト ガバメント]]|シーズン1・第2話|−| |~|[[エルマベルケ MP40>短機関銃/エルマベルケ MP40]]|シーズン1・第2話|−| |ダイバー|[[ウィンチェスター M3>ウィンチェスター M1]]|シーズン1・第2話|−| |ミラン・ホース|[[ワルサー P38]]|シーズン1・第3話|−| |アダム・パットナー大佐|[[エルマベルケ MP40>短機関銃/エルマベルケ MP40]]|シーズン1・第3話|−| |手下|[[エルマベルケ MP40>短機関銃/エルマベルケ MP40]]|シーズン1・第3話|−| |警備員|[[スプリングフィールド M1903>小銃/スプリングフィールド M1903]]|シーズン1・第3話|−| |船員|[[ルガー P08]]|シーズン1・第3話|−| |Mr. モーガン|[[ルガー P08]]|シーズン1・第4話|−| |シャーク船長|[[ルガー P08]]|シーズン1・第4話|−| |アマデウス博士|[[ルガー P08]]|シーズン1・第5話|−| |ジョージ・テンリー|[[ワルサー P38]]|シーズン1・第6話|−| |大佐|[[コルト ディテクティヴスペシャル]]|シーズン1・第6話|−| |警察官|[[エルマベルケ MP40>短機関銃/エルマベルケ MP40]]|シーズン1・第6話|−| |ハロルド・バッファートン|[[マウザー C96]]|シーズン1・第7話|[[ホルスターストック>銃床]]装着| |~|[[フェデラル ライオットガン]]|シーズン1・第7話|銃身上部にロケットランチャー風の筒を載せた[[プロップガン]]| |マヌエラ中尉|[[ルガー P08]]|シーズン1・第7話|−| |~|[[マウザー C96]]|シーズン1・第7話|[[ホルスターストック>銃床]]装着| |現地人|[[スプリングフィールド M1903>小銃/スプリングフィールド M1903]]|シーズン1・第7話|−| |U.N.C.L.E.工作員|[[アンクルスペシャル (2代目)>ワルサー P38]]|シーズン1・第7話|詳細は欄外の「アンクルスペシャル」を参照| |セレーナ|[[ルガー P08]]|シーズン1・第8話|−| |警備員|[[エルマベルケ MP40>短機関銃/エルマベルケ MP40]]|シーズン1・第8話|−| |ラスロ・クラソフ|[[FN M1906]]|シーズン1・第9話|−| |ヴラデク|[[ワルサー P38]]|シーズン1・第9話|−| |ヨクラ将軍|[[コルト ディテクティヴスペシャル]]|シーズン1・第10話|−| |~|[[S&W M10>SW M10]]|シーズン1・第10話|−| |ヴィンセント・ロックリッジ|[[S&W M10>SW M10]]|シーズン1・第10話|−| |手下|[[トンプソン M1928>短機関銃/オートオードナンス トンプソン]]|シーズン1・第10話|−| ***0011ナポレオン・ソロ2 帰ってきたナポレオン・ソロ (原題:The Return of the Man from U.N.C.L.E.) [#j7e012ca] RIGHT:1983年、アメリカ RIGHT:監督:レイ・オースティン &size(20){''・作品解説''}; TVシリーズの15年後という設定で製作されたTVスペシャル版。ちなみに、2代目[[ジェームズ・ボンド>007]]を演じたジョージ・レーゼンビーがカメオ出演している。 |使用者|銃器名|備考|h |ナポレオン・ソロ|[[アンクルスペシャル (3代目)>HK P7]]|詳細は欄外の「アンクルスペシャル」を参照| |~|[[COP 357]]|グレネード弾を使用| |イリヤ・クリヤキン|[[アンクルスペシャル (3代目)>HK P7]]|詳細は欄外の「アンクルスペシャル」を参照| |~|[[スタームルガー ミニ14 GB-F>スタームルガー ミニ14]]|宣伝写真で所持| |Z-65|[[COP 357]]|−| |JB|[[ワルサー PPK>ワルサー PP]]|−| |ベンジャミン・コワルスキー|[[H&K P7>HK P7]]|−| |~|[[イントラテック TEC-9]]|−| |ヤヌス|[[バルメシリーズ>USSR AKM]]|詳細モデル不明| |~|水中銃|−| |ジャスティン・セフェラン|[[H&K P9S>HK P9S]]|−| |アレクシー・ケンプ|[[M1911A1>コルト ガバメント]]|−| |U.N.C.L.E.一般隊員|[[スタームルガー ミニ14 GB-F>スタームルガー ミニ14]]|−| |T.H.R.U.S.H.工作員|[[H&K P9S>HK P9S]]|−| |~|[[バルメシリーズ>USSR AKM]]|詳細モデル不明| |T.H.R.U.S.H.一般隊員|[[M1911A1>コルト ガバメント]]|[[ホルスター]]に携行| |KGB工作員|[[ワルサー PP]]|−| |−&br;(U.N.C.L.E.の武器庫)|[[ルガー P08]]|ゴールドモデル| |~|[[IMI ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]|−| |~|[[イントラテック TEC-9]]|−| |~|水中銃|−| **映画版 [#tffe54fc] ***コードネーム U.N.C.L.E. (原題:The Man from U.N.C.L.E.) [#zfc80d94] RIGHT:2015年、イギリス・アメリカ合作映画 RIGHT:監督:ガイ・リッチー &size(20){''・作品解説''}; 同名TVドラマのリメイク映画。国際機関U.N.C.L.E.(アンクル)が結成される前日譚を描いたストーリーとなる。 |使用者|銃器名|備考|h |ナポレオン・ソロ|[[FN ハイパワー]]|東ベルリンでは[[サプレッサー>減音器]]装着| |~|[[スターリング Mk4>短機関銃/スターリング Mk2]]|終盤の上陸作戦で使用| |イリヤ・クリヤキン|[[USSR マカロフ]]|[[サプレッサー>減音器]]装着時もあり| |~|[[FN ハイパワー]]|終盤で使用| |~|[[アンクルスペシャル (4代目)>ワルサー GSP]]|詳細は欄外の「アンクルスペシャル」を参照&br;終盤の上陸作戦で使用&br;エンドクレジットでも登場| |ヴィクトリア・ヴィンチグエラ|[[ワルサー PPK>ワルサー PP]]|研究所で使用| |アレキサンダー・ヴィンチグエラ|[[FN ハイパワー]]|終盤で使用| |東ドイツ国境警備隊|[[USSR PPSh41>短機関銃/USSR PPSh41]]|−| |東ドイツ警察|[[USSR マカロフ]]|−| |強盗|[[シグ P210]]|ローマで使用| |ヴィンチグエラ社員|[[ワルサー MPK>短機関銃/ワルサー MPL]]|海運会社で使用| |~|[[シグ SG542>シグ SG540]]|海運会社で使用| |~|[[FN MAG]]|哨戒艇の機銃(2門)&br;海運会社で使用| |イギリス海兵隊|[[スターリング Mk4>短機関銃/スターリング Mk2]]|終盤の上陸作戦で使用| |~|[[ボルトアクション]][[ライフル>小銃]]|詳細モデル不明&br;[[サプレッサー>減音器]]装着&br;[[スコープ]]装着&br;終盤の上陸作戦で使用| |イギリス軍警備兵|[[スターリング Mk4>短機関銃/スターリング Mk2]]|空母アークロイヤル(2代目)で所持| |~|[[L1A1 SLR>FN FAL]]|~| |−|[[ブローニング M2>重機関銃/ブローニング M2]]|M41軽戦車の車載銃| **その他設定 [#h1658f1b] ***アンクルスペシャル / The U.N.C.L.E. Special [#gd3957c9] 国際機関U.N.C.L.E.(アンクル)のエージェントに支給されている[[サイドアーム]]。通常形態は[[セミオートピストル>自動拳銃]]だが、各種アクセサリーを装着することで[[カービン>騎兵銃]]モードへ[[換装可能>システム・ウェポン]]という特徴を備えている。玩具デザイナーのルーベン・クレイマーが設計を担当し、撮影用に複数の[[プロップガン]]が製作された。一般的に''アンクルスペシャル''や''アンクルカスタム''と呼ばれ、特にTVドラマ版で使用された[[ワルサー P38]]ベースの2代目モデルが有名である。 初代モデルでは[[マウザー M1934 ポケットピストル>自動拳銃/マウザー M1910]]を使っていたが、ベースとなる銃が小さいため、アクセサリー装着時のバランスが悪く、また[[ジャム]]や故障が多発したため、より大型で信頼性のあるワルサー P38へ更新されたという経緯を持つ(『[[007]]』でジェームズ・ボンドのサイドアームが、ベレッタ 418から[[ワルサー PPK>ワルサー PP]]へ変更になった経緯と似ている)。TVシリーズの15年後を描いた『0011ナポレオン・ソロ2』では、2代目モデル(P38)は時代遅れとなり、スミソニアン博物館に展示されていることが劇中の台詞で確認できる。 作品によってベースとなっている銃は異なるが、カービンモードの特徴は基本的にどのモデルも同じである。以下は、2代目モデルの特徴となる。 ''・[[ピストル>自動拳銃]]モードは短銃身で、銃口には各種デバイスを装着するためのネジが切ってある'' ''・マズルデバイスは、バードケージ・フラッシュハイダー/[[サプレッサー>減音器]]/バレルエクステンションの3種類'' ''(バレルエクステンションには[[ハンドグリップ>ハンドガード]]が付いている)'' ''・ブッシュネル社の[[スコープ]]を装着(グリップパネルに[[スコープマウント>マウントレール]]装着用の溝がある)'' ''・伸縮式の[[ショルダーストック>銃床]]を装着'' ''・グリップパネルに使用者の頭文字のロゴ(ソロは"S"、イリヤは"K")'' ''・[[カービン>騎兵銃]]モードでは、[[フルオート]]射撃が可能'' ''・ピストルモードではノーマルマガジン、カービンモードではロングマガジンを使用'' ''・ピストルモードではノーマル[[マガジン]]、カービンモードではロングマガジンを使用'' ''・標準的な[[9mm弾>9mmパラベラム弾]]の他、麻酔薬入りのダーツ弾も使用可能'' ちなみに、2代目モデルは日本でも[[モデルガン>遊戯銃]]等が発売された他、『ニューミクロマン』のガンロボ・ワルサーP38アンクルセットやそれが元になっている『[[戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー>トランスフォーマーシリーズ]]』のメガトロンの変形モードの元ネタにもなっている。 |モデル|ベースとなった銃|特徴|h |~初代|[[マウザー M1934&br;ポケットピストル>自動拳銃/マウザー M1910]]|TVドラマ版の初期に使用&br;基本的な特徴は2代目と同じ| |~2代目|[[ワルサー P38]]|TVドラマ版の全編に渡り使用&br;特徴は欄外参照| |~3代目|[[H&K P7>HK P7]]|1983年製作のTVスペシャル版で使用&br;[[ショルダーストック>銃床]]は折り畳み式に変更| |~4代目|[[ワルサー GSP]]|2015年製作のリメイク映画版で使用&br;ストックに伸縮機能は無く、ロングマガジンも用意されていない&br;映画の時代設定は1963年だが、実銃のGSPが登場したのは1968年である| ---- #pcomment