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*シグザウエル P250 / SIG Sauer P250 【自動拳銃】 [#uf78e432]
#ref(sig_sauer_p250.jpg,center,nolink,シグザウエル P250 フルサイズ)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~P250 フルサイズ|203mm|833g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|17+1|ドイツ&br;アメリカ|
|~|~|~|[[.357 SIG>口径]]|14+1|~|
|~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|14+1|~|
|~|~|~|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|10+1|~|
|~P250 コンパクト|182mm|763g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|15+1|~|
|~|~|~|[[.357 SIG>口径]]|13+1|~|
|~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|13+1|~|
|~|~|~|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|9+1|~|
|~P250 コンパクト スレッテッド バレル|182mm|763g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|15+1|~|
|~P250-22|182mm|601g|[[.22 LR>口径]]|10+1|~|
|~P250 サブコンパクト|170mm|550g|[[.380 ACP>.380ACP弾]]|12/15+1|~|
|~|~|706g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|12+1|~|
|~|~|~|[[.357 SIG>口径]]|10+1|~|
|~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|10+1|~|
|~|~|~|[[.45 ACP>.45ACP弾]]|6+1|~|

 ドイツの[[ザウエル&ゾーン>シグ#sauer]]とアメリカの[[シグアームズ>シグ#sigarms]]の技術者との協力によって開発された[[ポリマーフレーム]][[ピストル>自動拳銃]]。ドイツ・ニュルンベルグで毎年開催されているIWAエキシビジョンにて、2004年に発表された。

 [[AFPB]]を内蔵し、[[マニュアルセイフティ>安全装置]]を廃している点はこれまでのシグザウエル・ピストルと同様だが、同ブランドのポリマーフレーム拳銃の先達である[[シグプロシリーズ>自動拳銃/シグプロ]]と異なり、[[デコッキング]]レバーも廃止し、[[ハンマー]]スパーもオミットして[[ダブルアクション>ダブルアクション]]オンリーとするなど、[[グロックシリーズ>グロック 17]]を強く意識したシンプルな操作系となっている。部品点数も約40パーツにまで抑えられ、軽量化及びコストダウンに成功している。
 さらにフレーム内部のメカニズムを金属製のインナーフレームにまとめてコンポーネント化し、整備性と拡張性の高いモジュラー構造を採用。これにより、部品交換での[[口径]]の振替えと、グリップサイズの異なるフレーム(グリップモジュール)への交換が、ユーザーの手で簡単に行えるようになっている。
 さらにフレーム内部のメカニズムを金属製のインナーフレームにまとめてコンポーネント化し、整備性と拡張性の高いモジュラー構造を採用。これにより、部品交換での[[口径]]の振替えと、[[グリップ>銃把]]サイズの異なるフレーム(グリップモジュール)への交換が、ユーザーの手で簡単に行えるようになっている。
 コンポーネント化されたトリガーユニットにはシリアルナンバーが打刻されており、このユニットが銃本体として登録される。従来の自動拳銃はフレームにシリアルを打刻し、法的にはこれが銃本体とされるため、異なるフレームに交換する場合、新たに銃一挺を取得したものとして登録税を支払う必要がある。しかしP250はトリガーユニットが銃本体であるため、フルサイズからコンパクトへといった、異なるサイズのグリップフレームを別途用意しても課税を受けることはない。コスト面でもモジュラー化の一助となっている。
 [[スライドリリースレバー>スライドストップ]]や[[マガジンリリースボタン>マガジンキャッチ]]など、操作系の[[アンビ]]化も施されている。トリガーはショートリセット機能((引き切った状態からわずかに戻すとリセットされるトリガー。本銃のリセット距離は3mm。))を備えているものの、グロックのようなプリコック式や同シグのDAKトリガー((てこの原理で[[トリガープル]]を軽減する部品(レベレイジ・アーム)が追加された変則ダブルアクションオンリートリガー。))とは異なり、単純にダブルアクションのみとなっている。

 2007年に北米市場で発表された際は[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]モデルのみだったが、2008年のショットショーで、コンパクトモデルにのみ[[.45 ACP>.45ACP弾]]モデルが発表され、2009年には全モデルで.357 SIG、[[.40 S&W>.40SW弾]]、.45 ACPの各口径モデルが追加された。また、2012年にはサブコンパクトモデルに[[.380 ACP>.380ACP弾]]モデルが追加。スライドが9mm×19サイズで重いため、バレル側を軽量化することで作動バランスを確保している。

 2014年には本銃の撃発システムを[[ストライカー化>ストライカー システム]]した[[P320>シグザウエル P320]]が登場した。[[マガジン]]やグリップモジュールを本銃と共有している。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|アリゾナ・サンシャイン|ゲーム|−|フルサイズモデル&br;ゲーム内名称「シグザウエル P250」&br;装弾数17発|
|[[ザ・シューター>スワガー・サーガ]]|−|−|項目参照|
|[[ナイト&デイ]]|−|−|項目参照|
|泣く男|映画|チン・ゴン|コンパクトモデル&br;[[サイレンサー>減音器]]装着&br;冒頭で使用|
|[[パニッシャー シーズン1>パニッシャー#z8cfc135]]|−|−|項目参照|
|ブラックハット|映画|アレックス・トラン刑事|コンパクトモデル&br;埠頭での銃撃戦で使用|
|~|~|ニコラス・ハサウェイ|埠頭でトランが落とした物を使用|
|[[ホワイトハウス・ダウン]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[シグサワー>http://www.sigsauer.com/]]社から転載しています。
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