#author("2021-05-11T04:04:01+09:00","default:user","user") #author("2022-05-26T07:00:17+09:00","default:user","user") *スフィンクス AT2000 / Sphinx AT2000 【自動拳銃】 [#f8fc4c25] #ref(sphinx_at2000s_and_at2000pda.jpg,center,70%,上:AT2000S、下:AT2000PDA) |モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h |~AT2000S&br;AT2000SDA|206mm|1000g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|15+1|スイス| |~|~|~|[[9mm×21>口径]]|~|~| |~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|13+1|~| |~|~|~|[[.41 Action Express>口径]]|10+1|~| |~AT2000P&br;AT2000PDA|184mm|874g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|13+1|~| |~|~|~|[[9mm×21>口径]]|~|~| |~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|11+1|~| |~|~|~|[[.41 Action Express>口径]]|9+1|~| |~AT2000H&br;AT2000HDA|172mm|740g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|10+1|~| |~|~|~|[[9mm×21>口径]]|~|~| |~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|9+1|~| |~|~|~|[[.41 Action Express>口径]]|6+1|~| |~AT3000S|215mm|1040g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|16+1|~| |~|~|~|[[9mm×21>口径]]|~|~| |~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|12+1|~| |~AT3000 タクティカル|195mm|950g|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|16+1|~| |~|~|~|[[9mm×21>口径]]|~|~| |~|~|~|[[.40 S&W>.40SW弾]]|12+1|~| スイスのスフィンクス・システムズが1990年代に製造していた[[CZ75>CZE Cz75]]の高品質クローン。ベースになっているのは、同じCZ75クローンであるITM製の「AT84」と「AT85」。 AT2000は、スイス製品らしい高い工作精度が売りで、堅牢な設計をしている。大量生産はされておらず、そのため一般的な[[自動拳銃]]と比べて高価である。 #ref(sphinx-sdp-standard-big1.jpg,right,around,40%,SDP スタンダード) 2003年には、[[CNCマシンによる精密切削>削り出し加工]]で製作された改良型の「AT3000」シリーズが登場。フルレングスのダストカバー部には[[アクセサリーレール>マウントレール]]を備え、[[フロントセレーション>セレーション]]の追加、[[マガジンリリースボタン>マガジンキャッチ]]の大型化、[[フィンガーグルーブ]]や前後にチェッカリング付きのグリップなど、AT2000よりもエルゴノミクス設計になっている。フレーム材質は、ステンレススチールとアルミ合金の他、チタンが加わり、複数の表面処理を選べる。グリップパネルは、木製・アルミ製・ラバー製があり、こちらも複数の色が選べる。 [[トリガーガード]]は丸型から角型になり、[[SAO>シングルアクション]]トリガーを組み込むことも可能(トリガーの形状は、スタンダードとショートの2種)。フロントサイトはホワイトダットや集光ファイバー、リアサイトはノバックタイプやアジャスタブルタイプなど。オプションで、マガジンウェルやマガジンエクステンションも用意されている。 [[トリガーガード]]は丸型から角型になり、[[SAO>シングルアクション]]トリガーを組み込むことも可能(トリガーの形状は、スタンダードとショートの2種)。[[フロントサイト>照準器]]はホワイトダットや集光ファイバー、リアサイトはノバックタイプやアジャスタブルタイプなど。オプションで、マガジンウェルやマガジンエクステンションも用意されている。 競技用カスタムには、[[コンペンセイター]]やマズルポート&切り抜きスライド加工、フレーム側面に[[ダットサイト]]用マウントベースを固定するためのホールが設けられている。 2011年には、後継モデルとなる「SDP(Special Duty Pistol)」が登場。デザインはAT3000を踏襲しているが、装弾数は17発に増え、[[ハンマー]]の形状が変更されている。また、AT3000ではオプションだったフィンガーグルーブが標準装備となり、グリップは大きさ別に3種類の物と交換が可能である。 バリエーションは、スタンダード、コンパクト、サブコンパクトの3種類で、対応する[[口径]]は全て[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]のみ。 ***各種バリエーション [#q87bf22a] |モデル|特徴|h |~AT84&br;AT85|AT2000の原型となった銃&br;スイスのITM社が製造していた、同国初の[[CZ75>CZE Cz75]]ライセンスモデル| |~AT2000S&br;AT2000SDA|スフィンクス製CZ75クローン最初のモデル。"S"は、スタンダードの意味&br;エジェクションポートが拡張されている&br;セイフティレバー・[[デコッキング]]レバー・[[スライドリリース>スライドストップ]]レバーは[[アンビ]]対応&br;SDAは[[ダブルアクション]]オンリー| |~AT2000P&br;AT2000PDA|AT2000Sのコンパクトモデル。PDAはダブルアクションオンリー| |~AT2000H&br;AT2000HDA|AT2000Sのサブコンパクトモデル。HDAはダブルアクションオンリー| |~AT3000S|AT2000の改良型。拡張性に優れている&br;AT2000シリーズには無かった、[[.45 ACP>.45ACP弾]]モデルや.357 SIGモデルもあり| |~AT3000 タクティカル&br;(AT3000P)|AT3000Sのコンパクトモデル| #br |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |[[コラテラル]]|−|−|項目参照| |殺し屋ストーカー|漫画|端空 理子|AT3000 タクティカル&br;[[サプレッサー>減音器]]装着時もあり| |[[ザ・バンク 堕ちた巨像]]|−|−|項目参照| |[[バイオハザード ヴィレッジ]]|−|−|項目参照| |[[ヒットマン アブソリューション]]|−|−|項目参照| |[[ミッション:インポッシブル2>ミッション:インポッシブル]]|−|−|項目参照| |[[ランペイジ 巨獣大乱闘]]|−|−|項目参照| |[[レインボーシックス シージ>レインボーシックス]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:このページの画像は[[スフィンクス・システムズ>http://www.sphinxarms.com/]]から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment