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*シーキャンプ LWS / Seecamp LWS 【自動拳銃】 [#c1374374]
#ref(seecamp_lws380.jpg,center,60%,シーキャンプ LWS-380)
|モデル|全長|銃身長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~LWS-25|108mm|52mm (2.06in)|340g|[[.25 ACP>.25ACP弾]]|7+1|アメリカ|
|~LWS-32|108mm|52mm (2.06in)|326g|[[.32 ACP>.32ACP弾]]|6+1|~|
|~LWS-380|108mm|52mm (2.06in)|325g|[[.380 SCP>.380ACP弾]]|6+1|~|
|~LWS-380|108mm|52mm (2.06in)|325g|[[.380 ACP>.380ACP弾]]|6+1|~|

 LWSシリーズは、アメリカのシーキャンプ社が開発した、[[ダブルアクションオンリー>ダブルアクション]]の護身用ポケット[[ピストル>自動拳銃]]である。LWSとは、同社の設立者であるルートヴィヒ・ヴィルヘルム・シーキャンプの頭文字からとられている。
 元々、シーキャンプ社はダブルアクション式に改造した[[1911>コルト ガバメント]]クローンを製造しているメーカーで、LWSは同社初のオリジナル拳銃となる。

 作動方式は[[シンプルブローバック>ブローバック]]。スライドとフレームはステンレススチール製。銃身下部のスライドリターンアクションには二重のリコイルスプリングが用いられている。衣類等への引っ掛かりを防ぐため、ハンマーはスパーレスデザイン。至近距離での使用を前提としているので、[[アイアンサイト>オープンサイト]]は装備されていない。[[マガジンリリースレバー>マガジンキャッチ]]はグリップ底部にある。
 外装式のテイクダウンレバーは無く、分解するには別途ツールが必要になる。分解方法だが、LWSには[[スライドストップ]]機能が無いので、排莢口に空薬莢を挟むことでホールドオープンさせる。次にスライド後部側面の小さい穴にピン等を押し込んで、スライドロックを解除。その後、スライドを持ち上げることで分解することができる。

 1981年登場の最初期モデル''「LWS-25」''は[[.25ACP弾]]を使用するが、威力不足のため1985年に製造が終了。同年、より強力な[[.32ACP弾]]が使用可能で、作動方式をディレードブローバックに変更した''「LWS-32」''が開発された。この銃は、LWS-25に代わり同社の主力製品になっている。2003年には[[.380ACP弾]]が使用可能な''「LWS-380」''が登場している。
 また、銃規制に厳しいアメリカの一部の州での販売用に''「LWS-32 CAエディション」''も用意されている。これは、基本的にはLWS-32と変わらないが、トリガーの根元に[[トリガーブロック>安全装置]]が追加されている。ちなみにCAとはカリフォルニア州のことで、同州はマニュアルセイフティを備えた自動拳銃のみが販売可能なことから、この名称が付けられている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[エスケープ・フロム・L.A.>ニューヨーク1997]]|−|−|項目参照|
|[[コン・エアー]]|−|−|項目参照|
|[[ザ・ユニット 米軍極秘部隊]]|−|−|項目参照|
|ハード・ジャスティス|映画|−|食品容器の中に入っている|
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CENTER:このページの画像は[[シーキャンプ>http://www.seecamp.com/]]社から転載しています。
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