*ヘラアームズ ピストルカービン / Hera Arms Pistol Carbine【ピストルカービンキット】
#author("2020-02-28T22:07:55+09:00","default:user","user")
*ヘラアームズ ピストルカービン / Hera Arms Pistol Carbine【ピストルカービンキット】 [#g4772ea1]
#ref(hera_triarii_glock.jpg,center,50%,グロックを組み込んだトリアリィ)
|全長(伸長時)|重量|口径|装弾数|製造国|h
|?(?)mm|?g|組み込む銃によって様々|組み込む銃によって様々|ドイツ&br;アメリカ|
#ref(hera_cpe_1911.jpg,right,around,35%,1911を組み込んだCPE)
#br
 カスタムパーツを製造しているドイツのヘラアームズ社が開発した、[[ピストル>自動拳銃]]を[[カービン>騎兵銃]]化するコンバージョンキット。
 幾つかのモデルが存在し、それぞれ銃の組み込み方法が異なるが、以下の共通点がある。スライド操作用の[[コッキングハンドル>コッキング]]は、内部の爪状パーツをバレル先端に引っ掛けて動かす仕組み(CPE以外は左右で交換可能)。キット後部に[[AR15>コルト AR15]]系のバッファーチューブをはめ込むスペースがあるので、他社製の[[M4>コルト]]系[[伸縮式ストック>ストック]]がそのまま使用できる。また、別売りのSFU(サイドフォールディング・ユニット)を取り付ければ、バットストックを横へ折り畳むことも可能。キット上面と[[ハンドガード]]側面・下部には、各種アクセサリー装着用の[[ピカティニーレール]]が配されている。ロングバレルに換装した銃の組み込みにも対応している。
 幾つかのモデルが存在し、それぞれ銃の組み込み方法が異なるが、以下の共通点がある。スライド操作用の[[コッキングハンドル>コッキング]]は、内部の爪状パーツをバレル先端に引っ掛けて動かす仕組み(CPE以外は左右で交換可能)。キット後部に[[AR15>コルト AR15]]系のバッファーチューブをはめ込むスペースがあるので、他社製の[[M4>コルト]]系[[伸縮式ストック>銃床]]がそのまま使用できる。また、別売りのSFU(サイドフォールディング・ユニット)を取り付ければ、バットストックを横へ折り畳むことも可能。キット上面と[[ハンドガード]]側面・下部には、各種アクセサリー装着用の[[ピカティニーレール]]が配されている。ロングバレルに換装した銃の組み込みにも対応している。
 本体色は、ブラック/TAN/ODグリーンの3種類。

 ''「GCC(Glock Carbine Conversion)」''は[[グロック]]専用キット。組み込む銃の[[アンダーレール>マウントレール]]をキット内側の溝に差し込み、予め外しておいた銃のトリガーピンをキットの穴と合わせるように戻せば、固定が完了となる。このモデルのみ、コッキングハンドルがスライド後部を掴むタイプ。初期モデルとあって、バットストックは伸縮/折り畳み機能の無い、本体と一体成型デザイン。現在は製造終了している。
 ''「CPE(Colt Pistol Extension)」''はスタンダードな[[1911>コルト ガバメント]]に対応したキットで、銃を左右で挟み込むモナカ構造となっている。1911とキット側のグリップパネル(キットとグリップパネルが一体成型の専用デザイン)を交換した後、左右のキットをネジ止めして固定が完了となる。組み込み方法は他の2モデルよりも手間がかかるが、他社類似品ではなかなか見られない1911に対応しており((ヘラアームズ社以外では、メックテック社が1911用のピストルカービンキットを製造しているが、CPEよりも大型サイズとなっている。))、アンダーレールの無いクラシックタイプの銃が使用できるといった利点がある。
 ''「トリアリィ(Triarii)」''は複数の銃に対応したキットで、他社類似品よりもスライド側面が大きく開けた特徴的なデザインをしている。キットは、前後にスライドするハンドガード/後部カバー/両方を繋ぐトップレール兼用のバーで構成されている。組み込み方法は、まずトップレール先端の固定用つまみを回してロックを解除し、ハンドガードを前方にスライドさせ、組み込む銃のアンダーレールをキット内側の溝に差し込む。その後、ハンドガードを後ろに戻し、キット後部カバーが銃の後部を押さえることで固定が完了となる。

***バリエーション
***バリエーション [#saae914e]
|モデル|組み込み可能な銃|h
|~GCC|グロック フルモデル([[17/22/31>グロック 17]])&br;グロック コンパクト([[19/23/32>グロック 19]])&br;第3世代に対応|
|~CPE|[[1911>コルト ガバメント]]のスタンダードモデル&br;[[ダブルスタック>ダブルカラム]]フレームのモデルは組み込み不可|
|~トリアリィ|グロック フルモデル(17/20/21/22/31)&br;グロック コンパクト(19/23/32)&br;グロック ロングモデル([[34/35>グロック 34]])&br;[[シグザウエル P226]]/[[SP2022(シグプロ)>自動拳銃/シグプロ]]&br;[[ワルサー P99/PPQ>ワルサー P99]]&br;[[CZ SP-01>CZE Cz75]]&br;[[H&K P30/P30L>自動拳銃/HK P30]]&br;[[S&W M&P9>SW MP]]&br;グロックは第3世代、P226は[[アンダーレール>マウントレール]]モデルに対応|
#br
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|CHUCK/チャック|TVドラマ|ジョン・ケイシー|CPE&br;劇中では「AEGIS」という[[短機関銃]]扱い&br;同士討ちを防ぐデバイス装着&br;[[タクティカルライト]]内蔵[[フォアグリップ]]装着&br;[[ダットサイト]]装着&br;シーズン5・第9話|
|~|~|ロッキー・ファルコーネ|~|
|~|~|ファルコーネの手下|~|
|~|~|ジャーメインの手下|~|
|KILLJOYS/銀河の賞金ハンター|TVドラマ|プリー|CPE&br;[[レーザーサイト]]装着&br;シーズン2・第1話|
|トゥルーブラッド|TVドラマ|アンディ・ベルフルーア|CPE&br;[[M4>コルト M4]]系の[[伸縮式ストック>ストック]]&br;[[ダットサイト]]装着&br;[[フォアグリップ]]装着&br;シーズン6・第10話|
|トゥルーブラッド|TVドラマ|アンディ・ベルフルーア|CPE&br;[[M4>コルト M4]]系の[[伸縮式ストック>銃床]]&br;[[ダットサイト]]装着&br;[[フォアグリップ]]装着&br;シーズン6・第10話|
|フルスロットル|映画|手下|[[グロック 17]]を組み込んだトリアリィ&br;[[AFG>フォアグリップ]]装着|
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CENTER:このページの画像は[[ヘラアームズ>http://www.hera-arms.com/]]社から転載しています。
CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。
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