#author("2021-07-01T18:20:32+09:00","default:user","user") #author("2024-03-17T11:39:18+09:00","default:user","user") *ブレイドシリーズ / Blade Series [#d40b86e5] アメコミ原作のハーフヴァンパイアのデイウォーカー・ブレイド(ウェズリー・スナイプス)が、刀を始めとする様々な武器で敵ヴァンパイアや新種族リーパーズ、ヴァンパイアの始祖と戦うハイブリッドスピードアクション。 2006年にはTVドラマ『ブレイド ブラッド・オブ・カソン』も制作された。 #contents ***ブレイド (原題 Blade) [#kf944981] RIGHT:1998年、アメリカ映画 RIGHT:監督:スティーヴン・ノリントン &size(20){''・ストーリー''}; その肉体は強靭。その魂は人間。防弾コートを身にまとい不敵な笑みを浮かべる戦闘マシーン。彼の名はブレイド(ウェズリー・スナイプス)。彼の出生には暗い影がある。 母親が臨月の時にヴァンパイアに襲われ、人間とヴァンパイアとの混血≪ハーフヴァンパイア≫としてこの世に生を受けた。両種族のハーフであるため、普通の人間と同じように老化現象は止められないが、その代わりに驚異的な再生能力などヴァンパイアの力を備えつつも弱点(紫外線、銀、ニンニク)は無い≪デイウォーカー(昼歩く者)≫としての特徴を持つ。 13歳の時に人としての理性を失いかけつつあった彼を救い出したのは、腕利きのガンスミスであるエイブラハム・ウィスラー(クリス・クリストファーソン)。ブレイドに"狩り"の武器を与え、時に厳しく、時に暖かく見守ってきた存在だ。 そしてブレイドは、自分の抱える忌まわしい宿命を拭うかのように、今日も人間に危害を加えるヴァンパイアを狩り歩く。 やがて、彼に運命の瞬間がやってくる。彼の前に現れたのはディーコン・フロスト(スティーヴン・ドーフ)。元人間で全能の力を手に入れて世界を我がものとするため、血の神≪マグラ≫の蘇生を目指しているヴァンパイアだ。 ブレイドは、そんなフロストの世界制覇の野望を打ち砕くため、刀を抜き、立ちはだかる。それが、彼の使命であるかのように――― |使用者|銃器名|備考|h |ブレイド|[[イングラム M11>短機関銃/MAC M11]]|大型[[コンペンセイター]]装着| |~|[[ベネリ M3]]|杭打ち機(銀の杭)付カスタムモデル&br;鈍器としても使用| |エイブラハム・ウィスラー|[[H&K MP5SD3>短機関銃/HK MP5SD]]|中盤でブレイド救出時に使用&br;[[スリング]]装着| |~|[[モスバーグ M590>モスバーグ M500]]|マリーンモデル| |~|[[イングラム M11>短機関銃/MAC M11]]|自殺時に使用(ブレイドの銃)| |カレン・ジョンソン|[[グロック 26]]|ニンニクエキス封入[[銀の弾丸]]を使用&br;ブレイドから渡される| |~|[[モスバーグ M590>モスバーグ M500]]|終盤で警備兵から奪って使用| |マーキュリー|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|−| |クリーガー巡査|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|発砲無し| |警察官|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|病院内で使用| |~|[[スタームルガー セキュリティシックス]]|病院内で使用&br;シルバーモデル| |~|[[H&K HK33>HK HK33]]|病院内で使用&br;[[スリング]]装着| |吸血鬼|[[AAI M10>短機関銃/AAI M10]]|DJ吸血鬼も使用&br;[[横撃ち]]で使用する者も| |~|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|−| |~|[[イントラテック TEC-DC9>イントラテック TEC-9]]|[[スリング]]装着の物もあり| |~|[[ベレッタ M12>短機関銃/ベレッタ M12]]|[[スリング]]装着| |~|[[IMI ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]|~| |~|[[コルト 9mm サブマシンガン>コルト AR15]]|~| |~|[[コルト 9mm サブマシンガン>短機関銃/コルト 9mm短機関銃]]|~| |警備兵|[[H&K MP5K&br;H&K SP89>短機関銃/HK MP5K]]|[[スリング]]装着の物もあり| |~|[[IMI ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]|~| |~|[[モスバーグ M590>モスバーグ M500]]|[[ストック>銃床]]レス&br;発砲なし| |アジトのガンラック|[[H&K G3>HK G3]]|[[スコープ]]装着&br;[[スリング]]装着| |~|[[IMI デザートイーグル]]|シルバーモデル&br;[[スコープ]]装着| |~|[[M1911A1>コルト ガバメント]]|[[スコープ]]装着&br;[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着| |~|[[S&W M19>SW M19]]|−| |~|[[スタームルガー セキュリティシックス]]|[[スコープ]]装着| #br ***ブレイド2 (原題 Blade II) [#v8af1d25] RIGHT:2002年、アメリカ映画 RIGHT:監督:ギレルモ・デル・トロ &size(20){''・ストーリー''}; 吸血鬼を超える身体能力を持ち、ただ目の前の獲物が乾き切るまで吸い尽くし葬り去る。凶悪なウイルスに寄生された不滅の種族≪リーパーズ(死神族)≫。その最初の一体であるジャード・ノーマック(ルーク・ゴス)は次々と吸血鬼を襲い、リーパーズへと変えていく。 そんな事態を前に、ヴァンパイア王国の君主ダマスキノス(トーマス・クレッチュマン)は、ラインハルト(ロン・パールマン)を隊長とする対ブレイド用戦闘部隊≪ブラッドパック≫を、リーパーズ掃討作戦に当たらせる。しかも、宿敵であるブレイドと共同戦線を築いてまで、作戦を成功させようというのだ。 一方で新たなパートナー スカッド(ノーマン・リーダス)とヴァンパイア狩りを繰り返していたブレイドは、世界中を探し回り数年前にヴァンパイアに拉致されたウィスラーをやっとの思いで助け出す。 そんな矢先、ヴァンパイア王国の使者が共同作戦の要請を持ちかけてきた。突然の要請に不穏な動きを感じつつも、ブラッドパックの隊員ニッサ(レオノア・ヴァレラ)の言葉を聞き、渋々用件を飲むことに。 ヴァンパイアをも駆逐する勢いのリーパーズを殲滅するため、今ここに最強の戦士達が集まる――― &size(20){''・作品解説''}; 本作に登場する[[プロップガン]]のコンセプトデザインを担当したのはタイルーベン・エリクソン(TyRuben Ellingson)。巨大[[コンペンセイター]]付M11、杭打ち機付M870、刃付M92FS等のデザインは彼によるものである。 |使用者|銃器名|備考|h |ブレイド|[[イングラム M11>短機関銃/MAC M11]]|大型[[コンペンセイター]]装着| |~|[[H&K USP マッチ>HK USP]]|[[レーザーサイト]]装着&br;[[二挺拳銃]]| |エイブラハム・ウィスラー|[[コルト M4A1>コルト M4]]|[[スコープ]]装着&br;[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着&br;鈍器としても使用| |~|[[H&K PSG1>HK PSG1]]|発砲無し| |~|[[H&K MP5K>短機関銃/HK MP5K]]|[[ストック>銃床]]破損&br;[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着&br;[[スリング]]装着| |~|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|王国でラインハルトから強奪| |スカッド(ジョシュ)|[[IMI デザートイーグル]]|[[二挺拳銃]]&br;クラブ外でリーパーズ襲撃時に使用| |ニッサ|[[CZE Vz61>短機関銃/CZE Vz61]]|紫外線フィルター付[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着&br;[[二挺撃ち>二挺拳銃]]&br;鈍器としても使用| |ラインハルト|[[レミントン M870]]|杭打ち機(銀の杭)付のカスタムモデル&br;紫外線フィルター付[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着| |~|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|銃身下に巨大な刃が装着されたカスタムモデル&br;[[コンペンセイター]]装着&br;[[レーザーサイト]]装着&br;[[二挺拳銃]]時もあり| |アサド|[[コルト M4A1>コルト M4]]|[[M203>コルト M203]]装着(未使用)&br;紫外線フィルター付[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着&br;[[スリング]]装着&br;ウィスラーから強奪| |チュパ|[[コルト M16A2>コルト AR15A2]]|[[フルオート]]機能を追加した[[プロップガン]]&br;MWG製90連[[ドラムマガジン]]を左右に2つ装着&br;紫外線フィルター付[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着&br;[[スリング]]装着&br;地下道ではノーマルマガジン| |~|[[IMI デザートイーグル]]|変身中のプリーストに撃つ| |プリースト|[[コルト ダブルイーグル>自動拳銃/コルト ダブルイーグル]]|−| |ライトハンマー|[[H&K MK23>HK MK23]]|−| |ヴェルレーヌ|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|発砲無し| |~|[[H&K MP5K>短機関銃/HK MP5K]]|紫外線フィルター付[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着&br;[[スリング]]装着| |パリ血液銀行の警備員|[[グロック 17]]|−| |マフィア|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|[[横撃ち]]で発砲した者も| |警備兵|[[FN P90>短機関銃/FN P90]]| [[スリング]]装着| |~|[[H&K G36KE>HK G36]]|[[スリング]]装着&br;[[テーザー>スタンガン]]タイプも有り| |−&br;(ヴァンパイア王国の武器庫)|[[ステアー AUGA1>ステアー AUG]]|[[スリング]]装着| |~|[[FN P90>短機関銃/FN P90]]|~| |~|[[H&K G36KE>HK G36]]|~| #br ***ブレイド3 (原題 Blade: Trinity) [#afb9edd2] RIGHT:2004年、アメリカ映画 RIGHT:監督:デヴィッド・S・ゴイヤー &size(20){''・ストーリー''}; 静寂は引き裂かれた―――。 一瞬にして大爆発を起こした倉庫、一斉に飛び出してくるヴァンパイア、その後を追うヴァンパイアハンター・ブレイド。 以前に潰したヴァンパイア王国は、倒すべき種族のいちコミュニティーに過ぎず、世界に蔓延るヴァンパイアを駆逐するために、未だに狩りを続けていたのだ。 ダニカ・タロス(パーカー・ポージー)をリーダーとするヴァンパイア組織は、街の中心地にそびえ立つ「フェニックスタワー」を拠点に奴隷である人間を使い、事実上(裏から)街を操るほどまで勢力を拡大していた。もちろん、そんな彼らにとっても邪魔な存在がいた。同族を狩り続けているブレイドだ。そこでダニカは一策を講じる。 ヴァンパイア達の策略で連続殺人犯として指名手配されたブレイドは、激しい銃撃戦の末、生涯の相棒で父親代わりのウィスラーを失い、ヴァンパイアの息のかかったFBIに身柄を拘束されてしまったのだ。 そんなブレイドの窮地を救ったのは、≪ナイトストーカーズ≫と名乗る、人間達で構成されたヴァンパイアハンター集団。リーダーのハンニバル・キング(ライアン・レイノルズ)、ウィスラーの娘であるアビゲイル(ジェシカ・ビール)を中心とし、街のあちこちに支部をもつ草の根的な"狩り"を続ける彼らからの共闘の誘いに、ブレイドは最初は乗り気ではなかった……世界中のヴァンパイアを一瞬のうちに駆逐する「最終兵器」の存在を目にするまでは。 こうして、強力なパートナー達と手を組んだブレイドは、自らの運命に決着をつけるべく、最強の存在とのファイナルバトルに挑む――― &size(20){''・作品解説''}; ビーフイーター、水平二連ショットガン、電子ピストル、ボーンジャックライフル等のコンセプトデザインは前作に引き続き、タイルーベン・エリクソンが担当している。 ちなみに本編ではほとんど活躍の場が無いビーフイーターだが、公式サイトのスクリーンショットではブレイドの曲芸撃ちを確認することができる。 |使用者|銃器名|備考|h |ブレイド|[[H&K USP マッチ>HK USP]]|[[レーザーサイト]]装着&br;[[二挺拳銃]]| |~|[[水平二連ショットガン>二連式散弾銃]]|[[ソードオフ]]モデル&br;[[12ゲージ>ゲージ]](銀の杭を使用)| |~|[[ビーフイーター>SW M610]]|警察署内でキングから借用| |エイブラハム・ウィスラー|[[レミントン M870]]|アジトで使用| |ハンニバル・キング|[[ビーフイーター>SW M610]]|カスタムモデル&br;[[ノンフルートシリンダー]]仕様&br;銃身上下にヘビーウェイト装着| |~|電子ピストル|警察署内で使用| |~|[[ボーンジャックライフル>ウィンチェスター M1887]]|カスタムモデル&br;本編では未使用| |アビゲイル(アビー)・ウィスラー|[[S&W M686>SW M686]]|4インチ| |~|[[IMI ジェリコ941]]|M686との[[二挺拳銃]](発砲無し)| |~|[[シグザウエル P226]]|マーティンから強奪| |ダニカ・タロス|[[キメル AP-9]]|フェニックスタワーで使用| |エイシャー・タロス|[[コルト M4A1>コルト M4]]|発掘現場で所持| |~|[[ベレッタ 8000>ベレッタ M8000]]|フェニックスタワーで使用(発砲無し)| |ジャーコ・グリムウッド|[[サコー M60E4>サコー M60]]|発掘現場で所持&br;[[スリング]]装着| |~|[[キメル AP-9]]|警察署内で使用| |ゲッジ&br;(吸血鬼の下僕)|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|発砲無し| |吸血鬼|[[H&K MP5K>短機関銃/HK MP5K]]|チェイス時に使用| |~|[[キメル AP-9]]|警察署内で使用| |発掘チーム|[[コルト M4A1>コルト M4]]|[[M203>コルト M203]]装着&br;[[スリング]]装着&br;発砲無し| |レイ・カンバーランド|[[H&K MP5A3>短機関銃/HK MP5]]|[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着| |マーティン・ブリード|[[H&K MP5A3>短機関銃/HK MP5]]|[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着| |~|[[シグザウエル P226]]|アビゲイルに取り上げられる| |警察官|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|警察署前で使用| |~|[[モスバーグ M590>モスバーグ M500]]|警察署前で使用&br;ヒートシールド付き| |FBI特殊部隊|[[H&K MP5A3>短機関銃/HK MP5]]|[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着| |~|[[コルト M4A1>コルト M4]]|発砲なし| |~|[[レミントン M1100]]|~| |~|[[フランキ スパス12]]|~| |~|[[グロック 17]]|~| |武器ガレージ|[[イングラム M11>短機関銃/MAC M11]]|ガンラックに設置| |~|[[IMI ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]|~| |ナイトストーカーズのアジト|[[セントリーガン>サコー M60]]|入口に二挺設置&br;発砲無し| #br **TVドラマ版 [#o9af09b6] ***ブレイド ブラッド・オブ・カソン (原題 Blade: The Series) [#n76afc1b] RIGHT:2006年、アメリカTVドラマ RIGHT:監督:ピーター・オファロン &size(20){''・ストーリー''}; ヴァンパイア一族の一派≪カソン一族≫。その一員であるマーカス・ヴァン・スカイヴァー(ニール・ジャクソン)は、ある野望のため人間の誘拐計画を企てていた。その事実を知ったヴァンパイアハンターのブレイド(カーク・ジョーンズ)は、ある日クリスタ(ジル・ワーグナー)という女性と接触する。 クリスタの弟はヴァンパイアに殺されたため、彼女は強い復讐心を抱いていた。ヴァンパイア打倒という共通の目的を持つことから、共同戦線を張るようになった2人だったが――― &size(20){''・作品解説''}; 映画版では描かれなかったストーリーで展開するTVシリーズ作品。ブレイド役はウェズリー・スナイプスではなく、カーク・ジョーンズ((「スティッキー・フィンガス」とも表記。))に変更となっている。 ちなみに映画版のブレイドの髪型は''角刈り''だが、ドラマ版では''スキンヘッド''である。 |使用者|銃器名|登場話|備考|h |ブレイド|[[H&K USP マッチ>HK USP]]|1|[[レーザーサイト]]装着&br;[[二挺拳銃]]時もあり| |~|[[水平二連ショットガン>二連式散弾銃]]|1|[[ソードオフ]]モデル| |クリスタ・スター|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|1|−| |~|[[H&K SL-8>HK G36]]|1|[[スコープ]]装着&br;[[バイポッド]]装着&br;発砲無し| |~|[[グロック 17]]|−|[[二挺拳銃]]時もあり| |~|[[S&W M39>SW M39]]|−|シルバーモデル(モデル名不明)| |~|[[H&K G36K>HK G36]]|−|[[フォアグリップ]]装着&br;[[ウェポンライト>タクティカルライト]]装着| |~|[[モスバーグ M590>モスバーグ M500]]|−|−| |シェン|[[H&K USP マッチ>HK USP]]|1|[[レーザーサイト]]装着&br;[[二挺拳銃]](発砲無し)| ---- #pcomment