#author("2019-07-31T19:01:10+09:00","default:user","user") #author("2020-02-07T15:53:19+09:00","default:user","user") *チョーク / Choke [#reae8b57] [[散弾銃]]の銃身の、銃口からその手前数センチ部分に仕込まれる「絞り」のこと。19世紀後半から登場した。 ショットガンは散弾を主に使う特性から、銃身を絞り込むことでパターン(散布界)と射程を調整することが出来る。 絞り込みがきつければ、パターンは狭まり射程が伸びる。逆に緩いとパターンが広がり射程は短くなる。 かつてのチョークは固定だったが、現在では交換式や可変式の物も登場し用途に合わせて調整できる。 変わった例として、[[プロップガン]]でガス圧を上げるために行われることがある。 ***一般的なチョーク [#v5d7c703] 以下規定されたチョークを表でまとめる。なお元の口径は[[12ゲージ(0.730インチ)>ゲージ]]である。 |名称|口径[インチ]|元口径との差[インチ]|h |フルチョーク(全絞り)|0.700|0.030| |インプ・モデチョーク(3/4絞り)|0.705|0.025| |モデチョーク(半絞り)|0.710|0.020| |インプ・シリンダー(1/4絞り)|0.720|0.010| |シリンダー(平筒)|0.730|絞りなし| ***その他のチョーク [#v5d7c703] |名称|説明|h |スキートチョーク|スキート競技用チョーク。形状はメーカーで様々。| |ダックビルハイダー|正確に言えばマズルパーツであるが、横が開いた形状によってパターンを横に広げる。&br;ベトナム戦争時にアメリカ軍のショットガンに装着されていた。| |ダックビルハイダー|正確に言えばマズルパーツであるが、横が開いた形状によってパターンを横に広げる。&br;ベトナム戦争時にアメリカ軍のショットガンに装着されていた。&br;[[コンペンセイター]]の項目にて詳細あり。| |ライフルドチョーク|[[ライフリング]]が刻まれたチョーク。サボテッドスラッグ弾に回転を与えるために使われる。| ---- #pcomment