*コラテラル・ダメージ / Collateral Damage
RIGHT:2002年、アメリカ映画
RIGHT:監督:アンドリュー・デイヴィス

&size(20){''・ストーリー''};
 コロンビア反政府ゲリラの爆破テロにより、目の前で愛する妻子を殺されてしまったLA消防庁勤務のゴーディー(アーノルド・シュワルツェネッガー)。犯人の大物テロリスト、クラウディオ・ペッリーニこと“ウルフ”の逮捕を望んでいたゴーディーだったが、事件の捜査は一向に進展しない。和平交渉を優先する方針から、妻子の死は、政府とゲリラの双方から『コラテラル・ダメージ』として切り捨てられようとしていたのだ。
 政府に無視され業を煮やしたゴーディーは、自らの手で妻子の仇を討つべく、“ウルフ”が潜伏するコロンビアへ、単身乗り込む決意を固めた。

&size(20){''・作品解説''};
 『[[ターミネーター]]』シリーズを除けば、現在のところ、シュワルツェネッガー最後の主演作品。公開直前に『9.11』の悲劇が起きてしまったため、公開延期を余儀なくされたが、かえって注目を浴びる作品ともなった。
 なお、『コラテラル・ダメージ』とは、「大局のためには、巻き添えにしてもやむを得ない(目をつむれるほど取るに足らない)犠牲」の意味。
 当時としては『[[ターミネーター]]』シリーズ以外で久々のシュワルツェネッガー主演作品。公開直前に『9.11』の悲劇が起きてしまったため、公開延期を余儀なくされたが、かえって注目を浴びる作品ともなった。
 タイトルの『コラテラル・ダメージ』とは「巻き添え」、転じて「大局のためには、巻き添えにしてもやむを得ない(目をつむれるほど取るに足らない)犠牲」の意味。

 余談ながら、敵役の”ウルフ”(スペイン語では”ロボ”)ことクリフ・カーティスは、本作以外にも『[[ザ・グリード]](傭兵)』、『[[スリー・キングス]](難民)』、『[[ダイ・ハード4.0>ダイ・ハード]](ボウマンFBI副局長)』などに出演。アクション映画ファンには、今やおなじみの顔である。
 褐色の肌を持つことからアラブ系やヒスパニック系の役が多いが、実はニュージーランド・マオリ族の出身。本来のマオリ役としての出演作には『ヴァイラス』がある。

|使用者|銃器名|備考|h
|セリーナ・ペッリーニ|[[ベレッタ M92FS INOX>ベレッタ M92]]|−|
|~|[[グロック 19]]|終盤で女性刑事から強奪|
|ピーター・ブラント|[[ベレッタ M92FS>ベレッタ M92]]|警察署で使用|
|FBI捜査官|[[グロック 17]]|発砲無し|
|CIA特殊部隊|[[GE M134]]|UH-1に搭載|
|~|[[サコー M60D>サコー M60]]|UH-1のドアガン|
|クラウディオ・ペッリーニ&br;“ウルフ”|[[CAR-15>コルト M727]]|刑務所襲撃時に使用&br;[[XM177>コルト XM177]]風のフラッシュハイダー装着|
|ゲリラ兵士|[[USSR AKM]]|−|
|~|[[CAR-15>コルト M727]]|~|
|~|[[サコー M60]]|~|
|~|[[TDS M72]]|刑務所襲撃時に使用|
|コロンビア警官|[[MP5K-PDW>短機関銃/HK MP5K]]|−|
|~|[[M16>コルト AR15]]|~|
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