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*STANAGマガジン / STANAG magazine [#uab09e45]

 STANAG((standardization agreementの略称。NATO加盟国間の共通規格。))マガジンとは、1980年10月にNATOによって提案された[[5.56mm×45弾>5.56mm x45弾]]小火器用脱着式[[マガジン]]である。NATOマガジンとも呼ばれる。
 STANAG((standardization agreement(標準化合意)の略称。NATO加盟国間で装備等の共通化を促す合意書で、「規格」と呼べるほどの強制力はない。))マガジンとは、1980年10月にNATOによって提案された[[5.56mm×45弾>5.56mm x45弾]]小火器用脱着式[[マガジン]]である。NATOマガジンとも呼ばれる。
 NATO加盟国の兵士間で、[[弾薬]]とマガジンをスムーズに共用可能とすることを企図したもの。標準化のための詳細な寸法は「STANAG 4179」として提案されており、内容としてはほぼアメリカ軍の[[M16>コルト AR15]]用マガジンである。
 STANAG 4179が規定しているのは、寸法とインターフェイス((ここでは銃とマガジンが接続されるマガジンハウジング周りのこと。))であるため、容量は標準的な20〜30発のものから、[[ドラムマガジン]]のような大容量のものまで扱うことが可能である。
 STANAG 4179が規定しているのは、寸法とインターフェイス((ここでは銃とマガジンが接続されるマガジンハウジング周りのこと。))であるため、STANAGマガジンを扱えるよう設計された銃ならば、容量は標準的な20〜30発のものから、Beta社の[[Cマグ>ドラムマガジン]]のような大容量のものまで扱うことが可能である。

 一方、正式な標準規格としては承認されておらず、長らく前段階の「ドラフト(下書き・草案)STANAG」とされている。しかしNATO加盟国の多くがこれを採用したライフルを開発しており、事実上の標準規格のように扱われている。
 一方、正式な標準化合意としては承認されておらず、長らく前段階の「ドラフト(下書き・草案)STANAG」とされている。しかしNATO加盟国の多くがこれを採用したライフルを開発しており、事実上の標準仕様のように扱われている。


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