*FN FNC 【突撃銃】[#k27fcf60]
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|~全長|~重量|~[[口径]]|~総弾数|~発射形式|~製造国|
|1000mm|4.445kg|5.56NATO|30|S/F/3|ベルギー|
|~全長|~重量|~口径|~総弾数|~発射形式|~製造国|
|1000mm|4.445kg|[[5.56NATO>口径]]|30|S/F/3|ベルギー|

 1960年代、西側諸国の主力弾が5.56NATOへと移り変わる中、[[FN>ファブリク ナショナル]]社も5.56NATO弾を採用した突撃銃を開発し始めた。そして開発された物が[[FN FAL]]をベースに作成したFN CALであり、CALは西側諸国の制式突撃銃へのトライアルモデルに参加。しかしCALは耐久性に問題がありトライアルには落選。そこでFN社は噴出した問題を解決した改良モデルを開発した。それがFNCである。
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 性能的には悪くないFNCだったが登場した時期が1970年代半ばと遅かった。既に[[M16>コルト AR15]]などの完成された5.56mm口径NATO弾を使用するライフルが出回っており、制式採用として市場に割り込む隙はもはや無く、ベルギーの一部部隊で導入された他、スウェーデンやインドネシアなどの中小国家で採用されただけに留まった。ただし日本の自衛隊の制式採用自動小銃を選定するトライアルに参加していたとか、最終的な候補として実は採用が決定していたとか、色々と噂になった銃でもある。

 なおFNC用にと同時期に開発された新型の5.56NATO弾(SS109)の方は、その優れた性能から[[M16A2>コルト AR15A2]]を始め世界各国の5.56mm銃の制式弾として採用された。5.56mm口径アサルトライフルの採用戦ではパッとしなかったFN社だが、弾丸の方では一矢報いたとも云えるだろう。

 ちなみに、このFNCは撃った時に反動が肩がめり込むような感覚があるとか。これはストックに反動軽減用のラバーグリップが装備されていないからでもあるが、実際に使用する際にはそんなことを気にしている場合ではないのかもしれない。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[アフリカン ゲーム カートリッジズ]]|−|−|項目参照|
|グローバル エフェクト|映画|マーカス ポイント&br;マーカスの上官とその部下達|−&br;中盤では[[サプレッサー>減音器]]、スコープ装備|
|[[デビル17]]|−|−|項目参照|
|ヒート -HEAT-|映画|ヴィンセント ハナ|中盤の銃撃戦で使用|
|[[フルメタル・パニック!]]|−|−|項目参照|
|[[レインボーシックス]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[FN HERSTAL>http://www.fnherstal.com/]]から転載しています。
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