フラッシュハイダー
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- 暗視装置用に専用のフラッシュハイダーが供給された銃としてAKMLを追加。それと、WW2頃でフラッシュハイダーの付いてる小銃ってM3カービン、M1Cガーランド、SVTくらい、あと軽機でBAR辺りしか思いつかないのですが、広く普及と言及するほど他にありましたっけ? --
- SMLEをお忘れかと思いますが? --
- それとAKMLについてですが、現在のような「フラッシュサプレッサー」タイプのものが発明された経緯についての説明ですので、若干内容を変えさせていただきます。 --
- メガホン形状による視認性にかんする記述が間違っていたので修正。ついでに現代でも車載および艦載機関砲としては採用されている事を追記しました。 --
- まぁ実際に小銃用としては、単純に抑制力では劣るとかガーランドの狙撃モデルに採用されたものは精度低下を起こしたなど、重量以外にも色々要素がありますね。今の内容だと「隠す」部分の意味が通らなくなっていると思いますが、ややこしい事にマキシムはメガホン型フラッシュサプレッサーと円盤(マズルブースターのフラッシュを敵側から隠すもの)をセットで「フラッシュハイダー」と呼んでいたので、「フラッシュハイダー」が物理的にフラッシュを隠す装置であった事自体は実は端的には事実であったりします。 --
- M1Dのに関しては着脱方式とハイダー基部形状が貧弱すぎて銃身とのアライメントが取れないのが原因かと。また記述内容が「Flash hider」の意味に沿わないとの指摘ですが、これに関しては英語の方が間違っているというか、別称である「Flash suppressor(発砲炎抑制器)」としては意味が通っているんですよね。文字通りに発砲炎を隠しているマズルアクセサリなんてそれこそマキシムとかの一部にしかないですし。 --
- M1Dに限らず現代で小銃用として残っていないことの説明としては「かさばるから」ではないという話です(現在一般化した外ネジ式アダプタとの互換性もないですし)。沿わないというのはその通りで、では何故そう呼ばれているのかという経緯ですね。 --
- メガホン形状のみを採用したものが廃れただけで、複合型は現代でもAK105やnoveskeなどの多くの製品がありますけどね。呼称の経緯に関してはその辺り詳しくないのでよく分かりませんけど。 --
- まぁ明らかに多くはないですし効率で劣る点には変わりありませんけどね(その2種以外で他にあと10種何があります?短銃身AKのものは有名な話ですがマズルブースターに必要な部品ですからね)。艦砲もそんなに多くないと思いますが他に何種類かあったら教えてもらえませんか?(なんか日本ではそういうイメージないんですが、海外的にはボフォースの艦砲といえばコーンハイダーのイメージがあるらしく、アイコンとして残っているという気がしています) --
- 10種も列挙すると邪魔だから幾らか一括りにするけど、まず割と見落としがちだけどM16などのバードゲージ形ハイダーなんか内面がコーン形状を採用してて、これだけで10種類を超えるはず。noveske系だとCMMGのKrinkやDelta-TekのDPMなど各社が後追いが幾つか。機関銃だとNSVやKordの車載型、Samson RCWSのM2ブローニング搭載型でもメガホン形ハイダーを採用してる。迫撃砲だとM252。艦載機関砲だと2M-3とZU-23-2MRがありましたね。ボフォースのは本国生産型のみならずブレダなど各国各社でライセンス生産されている型式でも採用されているので単なるアイコンとは言えないのでは? --
- 本文が仕組みや機構の説明と、歴史毎の採用例が混ぜ混ぜになっていたので整理しました。 --
- うーんなるほどですね。まぁこちらが重視したかったことしては、当時としては不明ですが現代では小火器用同サイズでは明らかに全体コーン型よりケージ型の方が明確に抑制力が上、かつ重量が原因で衰退した訳ではないのでは、ということです(例えばKX3は7オンスですが、マズルブレーキには同クラスの製品はもっと多いですからね)。「内部にコーンがあるものは多い」はその通りですが、デバイス単体の同サイズで見た場合の効率の話をしたいので若干趣旨が異なるかなと思っています。 --
- 大型火器の用例についてはご教授ありがとうございます。私としては気になっているのは、逆に「個人用のライフルならともかく軽機関銃でほとんど全体コーン型が残っていないのは何故なのか」「効果が高いなら何故砲では小火器ほどの比率では採用されていないのか」という辺りで、砲については小銃と違って弾種が特殊なものが多いせいではないかとは思っていますが、この辺りはもっと調べてゆきたいところです。ありがとうございました。 --
- どの形式が優れているのかなんてそこまで興味は無いですが、小銃で大径コーン型が廃れたのは消炎性能どうこうの前に擲弾や銃剣との相性が悪すぎたからかと。それに大径を要する為に材料か工数を浪費しがちですし、軽機関銃でも廃れたのはこれによるものかと。砲に関しては、そもそも発砲炎を隠匿する必要のある敵の視界内で運用する砲が対空機関砲や対戦車砲くらいしか無く、砲員にしても発砲時に砲口を視界に入れてるのは機関砲くらいというのが大きいかと。実際、対空機関砲ではコーン型に限らず大型フラッシュハイダーの採用例が多いですし、対戦車砲では発砲炎の隠匿以前に運用可能な重量の範囲で貫通性能を向上させる為に、マズルに何か付けるならマズルブレーキが採用されますが、貫通性能を初速に依存しない無反動砲では砲尾側ですがバックブラストの消炎のためにコーン形状の採用が多いですね。 --