#author("2020-05-03T15:27:19+09:00","default:user","user")
*Kalashnikov Israel/CAA AK-ALFA [#q64c6aad]
#author("2023-01-17T13:35:34+09:00","default:user","user")
*CAA AKアルファ / CAA AK-ALFA [突撃銃][#q64c6aad]

#ref(AKL762R1.jpg,center,65%)
//画像の余白が大きいものでしたので調整いたしました。

|モデル|口径|使用マガジン|銃身長|全長(銃床非伸縮展開/折畳時)|重量|発射形式|製造国|h
|~AKL|[[7.62×39mm弾>7.62mm x39弾]]|[[AK-47>USSR AK47]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|S/F|イスラエル|
|モデル|口径|使用マガジン|銃身長|全長(銃床縮小・折畳時)|重量|発射形式|製造国|h
|~AKL|[[7.62mm×39>7.62mm x39弾]]|[[AK-47>USSR AK47]]、[[AKM>USSR AKM]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|S/F|イスラエル|
|~AKS|~|~|315mm|850(585)mm|3.75kg|不明|~|
|~AGL|[[5.56×45mm弾>5.56mm x45弾]]|[[AK>イジェマッシ AK100]]&[[Galil>IMI ガリル]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|~|~|
|~AGL|[[5.56mm×45>5.56mm x45弾]]|[[AK-101、102>イジェマッシ AK100]]or[[ガリル>IMI ガリル]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|~|~|
|~AGS|~|~|315mm|850(585)mm|3.75kg|~|~|
|~AML|~|[[AR-15>コルト AR15]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|~|~|
|~AML|[[5.56mm×45>5.56mm x45弾]]|[[AR-15>コルト AR15]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|~|~|
|~AMS|~|~|315mm|850(585)mm|3.75kg|~|~|
|~AGRL|[[5.45×39mm弾>5.45mm x39弾]]|[[AK-74>USSR AK74]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|~|~|
|~AGRL|[[5.45mm×39>5.45mm x39弾]]|[[AK-74>USSR AK74]]互換|415mm|950(685)mm|3.9kg|~|~|
|~AGRS|~|~|315mm|850(585)mm|3.75kg|~|~|
|~AK-308|[[7.62×51mm弾>7.62mm×51弾]]|不明|415mm|955(695)mm|4.3kg|~|~|
|~AK-9|[[9×19mm弾>9mmパラベラム弾]]|~|240mm|746(505mm)|3.25kg|~|~|
|~AK-308|[[7.62mm×51>7.62mm×51弾]]|不明|415mm|955(695)mm|4.3kg|~|~|
|~AK-9|[[9mm×19>9mmパラベラム弾]]|不明|240mm|746(505)mm|3.25kg|~|~|

 イスラエルの銃器カスタムパーツメーカー、CAA(コマンド アームズ & アクセサリーズ)Industries社とロシア防衛産業との合弁事業によって設立された合弁企業、Kalashnikov Israel(カラシニコフ イスラエル[以下、KISR])社が開発した次世代[[AK>USSR AK47]]。「ALFA」はロシア連邦保安庁のスペツナズ(特殊部隊)、「[[Альфа(アルファ)>アルファ部隊]]」から由来する。((https://nep.detaly.co.il/kalashnikov-israel-novaya-versiya-znamenitogo-avtomata/))
 2011年より開発が開始され、Kalashnikov USA(カラシニコフ アメリカ[以下KUSA])より、2016年のSHOT SHOW(ショットショー)で初発表された。
//Shotshow
//↑「SHOT」で略語になっているため、表記を修正いたしました。
 イスラエルの銃器カスタムパーツメーカーであるCAA(コマンドアームズ&アクセサリーズ)インダストリーズ社とロシア防衛産業によって設立された合弁企業、カラシニコフ・イスラエル(KISR)社が開発した次世代[[AK>USSR AK47]]。「ALFA」はロシア連邦保安庁の特殊部隊「[[Альфа(アルファ)>アルファ部隊]]」に由来する((https://nep.detaly.co.il/kalashnikov-israel-novaya-versiya-znamenitogo-avtomata/))。アメリカ・ラスベガスで毎年開催されているSHOTショーで、2016年に、カラシニコフUSA(KUSA)により、初めてその姿が公開された。

 開発には元イスラエル国防軍特殊部隊員のCAA創業者の意見の反映と、人間工学に基づいた設計がなされている。
 AKの基本的な[[構造>USSR AK47]]、[[作動方式>ガスオペレーション]]はそのままだが、特に従来型AKの最大の弱点であったグリップから手を放さなければ操作出来ないセレクター、及びボルトキャリア一体の右側面からしか操作出来ないチャージングハンドルは、大幅に設計変更されている。
 セレクターはグリップを握ったまま親指で操作できる[[AR>コルト AR15]]ライクな形状の[[アンビ]]タイプなったほか、発射形式の順番も、元のAKの「セーフ→フル→セミ」から「セーフ→セミ→フル」に改めてられている。
 チャージングハンドルも、[[左右両面に付け替え可能>アンビ]]になっており、利き手に応じて素早いコッキングが可能になっている。なお、チャージングハンドルはボルトキャリアに接続する為、射撃と連動して作動する。
 この他、[[フリーフロートバレル>フリーフローティングバレル]]、[[ハンドガード]]一体となった[[フラットトップレールレシーバー>ピカティニーレール]]、レールの取り外し可能な[[フォアエンド>ハンドガード]]、[[SCAR>FN SCAR]]や[[ACR>マグプル MASADA]]ライクな[[チークピースとバットプレートの調整可能な折り畳み式伸縮ストック>銃床]]、トリガーフィンガー(引き金を引く指)で操作出来るアンビマガジンリリースレバーなど、現代銃器の拡張性とトレンドを兼ね備えている。
 開発は2011年より開始され、元イスラエル国防軍特殊部隊員であるCAA創業者の意見と人間工学に基づいた設計がなされている。AKの基本的な構造はそのままに、現代銃器の拡張性とトレンドを採り入れた近代化がなされた。
 [[マガジンリリースレバー>マガジンキャッチ]]と[[セレクター>安全装置]]は[[アンビ]]タイプとなり、またグリップを保持したまま操作可能となった。発射形式の順番もAK従来の「セーフ→[[フル>フルオート]]→[[セミ>セミオート]]」から「セーフ→セミ→フル」に改められている。
 [[コッキングハンドル]]は、左右両面に付け替え可能となり、水平に保持したまま添え手での[[コッキング]]が容易になっている。従来のAKシリーズでもトップカバー越しに左手を伸ばしてのコッキング操作が可能だが、光学サイトを装着した場合は銃を大きく傾けるなどの動作が必要だった。一方、ハンドルは従来どおり発砲に連動してボルトキャリアごと前後動する。
 [[ハンドガード]]とレシーバーの上部は一体形成となり、トップに固定の[[ピカティニーレール]]を備え、バレルは[[フリーフロート>フリーフローティングバレル]]となった。ハンドガード下面のレールは着脱式。[[ストック>銃床]]は[[ACR>マグプル MASADA]]に酷似した外観で、チークピース高とストック長が調整可能な伸縮折畳み式となっている。グリップ前後のストラップとバットプレート、コッキングピースは、形状・サイズの異なる数種と交換可能である。

 なお、2020年現在、KISR社の公式サイトやFacebookアカウント消滅しており、CAA社の製品ページに本銃が掲載されている事から、本銃に関する権利はCAA社が所有しており、KISR社は自然消滅したと思われる。また、KISR社とKUSA社の関係性も不明。
 民間市場への流通は、「Kalashnikov ISR」の刻印がなされているセミオートオンリーのモデルが、チェコとスイスの一部銃砲店で販売されているのが確認されているだけであり((https://www.kalashnikov.ru/ak-alfa-prodayotsya/))、発表当初予定されていたアメリカの民間市場への流通は行われていない。((https://www.thedailybeast.com/israelis-will-soon-be-mass-producing-ak-47s-for-the-us-market?ref=scroll))
 なお、2020年現在、KISR社の公式サイトやFacebookアカウントは消滅しており、CAA社の製品ページに本銃が掲載されている事から、本銃に関する権利はCAA社が所有しているようだが、KISR社が存続しているかは不明である。また、KISR社とKUSA社の関係性も不明。
 民間市場での流通は、「Kalashnikov ISR」の刻印がなされているセミオートオンリーのモデルが、チェコとスイスの一部銃砲店で販売されているのが確認されているだけであり((https://www.kalashnikov.ru/ak-alfa-prodayotsya/))、発表当初予定されていたアメリカの民間市場での販売は行われていない。((https://www.thedailybeast.com/israelis-will-soon-be-mass-producing-ak-47s-for-the-us-market?ref=scroll))
 軍や警察組織への採用は、コンゴなどのアフリカ諸国((https://riafan.ru/560543-izrailskii-kalashnikov-i-rossiiskie-soratniki-novinki-arms-hunting-2016))や極東の一部国家((https://www.israeldefense.co.il/en/node/28725))などに合計数千丁を輸出する契約がされたと関係者は話しているが、どの国家へ輸出されたのかは不明。

 2019年、ナイジェリアの特殊部隊所属と思われる兵士が本銃を携行している姿が確認されている。((https://www.israeldefense.co.il/en/node/38116))
//「AR系ボタン式マガジンリリースコントロール」各モデルのまとめに移しました
|モデル|説明|h
|AKL|7.62x39mm弾モデル。AK-47系のマガジンを使用。|
|AKS|AKLの短銃身モデル。|
|AGL|5.56x45mm弾モデル。AK-101/102系5.56mmマガジン&Galil系5.56mmマガジンを使用。|
|AGS|AGLの短銃身モデル。|
|AML|AR-15系マガジンを使用。AR系ボタン式マガジンリリース。ボルトキャッチ機能&ボルトリリースレバー付き。|
|AMS|AMLの短銃身モデル。|
|AGRL|5.45x39mm弾モデル。AK-74系のマガジンを使用すると思われる。2020年現在、実機の展示なし。|
|AGRS|AGRLの短銃身モデル。|
|AK-308|7.62x51mm弾モデル。[[AR-10>ナイツ SR-25]]系のマガジンを使用すると思われる。AR系ボタン式マガジンリリース。ボルトキャッチ機能なし。|
|AK-9|9x19mm弾モデル。[[PP-19-01>短機関銃/イジェマッシュ ビゾン]]系のマガジンを使用すると思われる。2018年時点で開発中。|
|モデル|特徴|h
|~AKL|7.62mm×39弾モデル。AK-47、AKM系の[[マガジン]]を使用|
|~AKS|AKLの短銃身モデル|
|~AGL|5.56mm×45弾モデル。AK-101/102系5.56mmマガジンorガリル系5.56mmマガジンを使用|
|~AGS|AGLの短銃身モデル|
|~AML|AR-15系マガジンを使用。AR系ボタン式マガジンリリース。ボルトキャッチ機能&ボルトリリースレバー付き|
|~AMS|AMLの短銃身モデル。|
|~AGRL|5.45mm×39弾モデル。2020年現在、実機の展示なし|
|~AGRS|AGRLの短銃身モデル|
|~AK-308|7.62×51mm弾弾モデル。AR系ボタン式マガジンリリース。ボルトキャッチ機能なし|
|~AK-9|9mm×19弾モデル。2018年時点で開発中|
***動画 [#q17f5735]
#youtube(3X5xHB8HeEQ)
#youtube(Y3BUTTXw2hE)

#br
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[PSYCHO-PASS サイコパス]]|アニメ|-|Sinners of the System Case.3及び第3期で登場|
|Warface|ゲーム|-|-|
|World War 3|ゲーム|-|-|

|[[PSYCHO-PASS SS>PSYCHO-PASS サイコパス]]|−|−|項目参照|
|Warface|ゲーム|−|−|
|World War 3|ゲーム|−|−|
|[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[CAA Indutries>https://www.caaindustries.com/]]社から転載しています。
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