明治末期から大正、昭和にかけて活躍した、日本の銃器開発の第一人者。佐賀は鍋島藩の出身である。
南部 十四年式拳銃の設計者。1903年から翌年にかけて、南部 十四年式拳銃の前身にあたる南部式大型自動拳銃を開発したが、構造が複雑で製造に手間がかかり高価だったため、日本陸軍は採用しなかったという経緯を持つ。
もともとは陸軍の技術将校であり、最終階級は中将。退役後の大正14年、現在のミネビア工業の前身である南部銃製造所を設立した。上記の十四年式の他、九十四式拳銃の開発を行っている。
一説には南部銃製造所を設立する以前、大正末期にすでに自動小銃を考え設計していたと言われている。
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