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*沈黙シリーズ [#md1b4b44]
RIGHT:アメリカ映画
RIGHT:1992年〜,アメリカ映画
主演：スティーブン・セガール
『刑事ニコ 法の死角』で一躍スターダムにのし上がったスティーブン・セガールの代表作。
日本では『沈黙シリーズ』とか言われて全てが同一シリーズのように扱われているが、同じシリーズ（Under Siege; 別名『ケイシー・ライバック』シリーズ）なのは『沈黙の戦艦』と『暴走特急』のみである。
この一連の“沈黙シリーズ”で登場する[[コルト ガバメント]]のうち、いくつかはセガール自身がコレクションしているM1911A1をモデルとしたものである。
「刑事ニコ/法の死角」で一躍スターダムにのし上がったスティーブン・セガールの代表作。
日本国内では邦題が全て「沈黙の〜」と統一され、まるで全てが同じシリーズのように扱われているが、実際に続き物になっているのは「Under Siege」2作（「沈黙の戦艦」、「暴走特急」）のみである。
武術修行を目的とした来日経験を持ち、流暢な関西弁を操りつつも凄腕の格闘家であるセガールの『本物』の技が随所で冴える。セガール自身、実年齢は50を軽く越えているが、技や肉体のキレは相変わらず。ただ、彼自身は現在、次回作に関して、製作会社と法的に係争中とのことだ。
この一連の作品やセガール主演映画でたびたび登場する[[M1911>コルト ガバメント]]には、セガールが趣味で集めている自前のコレクションが一部含まれている。
彼は観賞用カスタムから最新の近代化M1911まで幅広くコレクションしているらしい。
武術修行を目的とした来日経験を持ち、流暢な関西弁を操りつつも凄腕の格闘家であるセガールの「本物」の技が随所で冴える。
セガール自身の実年齢は50を軽く越えているが、技や肉体のキレは相変わらずである。
#contents
***沈黙の戦艦 （原題：Under Siege） [#wb767b5f]
RIGHT:1992年
RIGHT:監督：アンドリュー・デイビス
元[[SEAL]]先鋭の秘密戦闘要員でありながら、その経歴を隠してコックの仕事をしているケイシー・ライバックの活躍を描くノンストップアクション。戦艦ミズーリをテロリストがシージャック。搭載された核弾頭の積み出しを阻止すべく、ライバックが立ち上がる。
『[[ダイ・ハード]]』と同じ『孤軍奮闘』型アクションだが、オリジナルにはない美女（元プレイメイト）とのからみ（と、掛け合いギャグ?）、仲間との共闘、プロ（元特殊部隊）らしい洗練された戦闘シーンを盛り込み、単なる後追い作品では終わらない出色の出来。なお、船を舞台としたストーリーが本作とかぶっていたことから、『ダイ･ハード３』は脚本の変更を強いられたと云われる。
&size(20){''・ストーリー''};
1992年の退役を迎え、ハワイからアメリカ本土に最後の航海に出たアメリカ海軍のアイオワ級戦艦・USSミズーリ(BB-63)。
その艦上で行われる艦長の誕生日パーティを演出するため、あるロック・バンドを呼び込んだ。しかし、彼らはウィリアム・ストラニクス(トミー・リー・ジョーンズ)率いたテロリストであった。さらに、副艦長のクリル中佐がそのテロ計画を裏で支援していた。彼らは計画を遂行するため、艦長を殺害し海兵を船倉に監禁した。
しかしただ一人、厨房で働くコック長のケイシー・ライバック兵曹(セガール)は監禁を免れていた。元海軍特殊部隊・[[SEAL]]の対テロ部隊指揮官であったライバックはテロリストによる襲撃を察知、艦を奪還するための反撃を開始する…
&size(20){''・作品備考''};
実際にUSSミズーリが劇中に登場したのは航行シーンやラストシーン程度で、艦上でのシーンは全て係留保存されていたUSSアラバマ(BB-60)をミズーリ風に改造して撮影した。
|使用者|銃器名|備考|h
|ケイシー・ライバック|[[コルト ガバメント]]|−|
|~|[[H&K MP5K>HK MP5K]]|敵から奪う|
|~|[[MAC M11]]|中盤で[[MP5K>HK MP5K]]とのクロスショットを見せる|
|~|[[SWD M11/9>MAC M11]]|中盤で[[MP5K>HK MP5K]]とのクロスショットを見せる|
|ウィリアム・ストラニクス|[[H&K P7M8>HK P7]]|−|
|クリル中佐|[[スタームルガー MkI]]|−|
|~|[[ベレッタ M92]]|艦長射殺時に[[サプレッサー>減音器]]を装着|
|ジョーダン・テイト|[[HK MP5A5>HK MP5]]|[[レーザーサイト]]付き|
|クリル中佐|[[スタームルガー MkII>スタームルガー MkI]]|−|
|~|[[ベレッタ M92F>ベレッタ M92]]|艦長射殺時に[[サプレッサー>減音器]]装着|
|ジョーダン・テイト|[[H&K MP5A3>HK MP5]]|[[レーザーサイト]]装着|
|ドーマ|[[IMI ウージー]]|テロリストの一人|
|ピット|[[GE M61]]|戦艦「ミズーリ」装備&br;（近接防御システム・CIWS）|
|ピット|[[GE M61(ファランクスCIWS)>GE M61]]|ミズーリに搭載のCIWS|
|キャラウェイ|[[IMI ミニウージー]]|ライバックに助け出された水兵（元砲手）|
|グレンジャー|[[MAC M11]]|ライバックに助け出された水兵|
|グレンジャー|[[SWD M11/9>MAC M11]]|ライバックに助け出された水兵|
|ジョンソン|[[IMI ミニウージー]]|ライバックに助け出された水兵|
|タックマン|[[IMI マイクロウージー]]|ライバックに助け出された水兵|
|フリッカー|[[MAC M11]]|ライバックに助け出された水兵|
|フリッカー|[[SWD M11/9>>MAC M11]]|ライバックに助け出された水兵|
|ラミレス|[[IMI マイクロウージー]]|ライバックに助け出された水兵|
|水兵|[[コルト AR15]]|船外の見張り番が所持|
|テロリスト|[[シグザウアー P226]]|−|
|~|[[H&K MP5A3>HK MP5]]|一部[[サプレッサー>減音器]],ダブルマガジン,[[レーザーサイト]]仕様|
|~|[[ベレッタ M92]]|−|
|~|[[H&K MP5A3>HK MP5]]|一部は[[サプレッサー>減音器]]・[[レーザーサイト]]装着、ダブルマガジン使用|
|~|[[H&K HK94>HK MP5]]|一部のみ、フルオートコンバージョン（MP5のつもり？）&br;[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|[[IMI ウージー]]|−|
|~|[[IMI マイクロウージー]]|−|
|~|[[AAI M10]]|M11に混じって一部が所持|
|~|[[MAC M11]]|多くの敵が所持|
|~|[[ステアー AUGA1>ステアー AUG]]|船外でラペリング中の敵などが所持|
|~|[[SWD M11/9>MAC M11]]|多くの敵が所持|
|~|[[ステアー AUG A1>ステアー AUG]]|船外でラペリング中の敵などが所持|
|~|[[GE M61(ファランクスCIWS)>GE M61]]|ミズーリに搭載のCIWS&br;F/A-18を撃墜するのに使用|
|~|[[GD FIM92]]|潜水艦上から使用|
#br
***沈黙の要塞 （原題：On Deadly Ground） [#i5230f4f]
RIGHT:1994年
石油会社に雇われ、油田火災の消火を請け負う『爆破屋』フォレスト・タフトは、しかし、会社の強引な姿勢に次第に疑問を抱く。雇い主に消されそうになったタフトは、アラスカの欠陥油田の操業を食い止めるため、要塞と化した油田に侵入する。
環境問題に大きな関心を持つスティーブン・セガールの意向が大いに反映された作品。何でもかんでも(?)『沈黙』の枕詞がつく様になったのはこの作品からである。環境保護に精神世界と、ストーリーは微妙なノリだが、ガンプレイ、アクションシーンは相変わらずの切れを見せる。大企業と傭兵（民間軍事会社）とのきな臭い関係が描かれるのも見所。
|使用者|銃器名|備考|h
|フォレスト・タフト|[[コルト ガバメント]]|セミカスタムモデル|
|~|[[大宇 AS12]]|−|
|~|[[US M18]]|−|
|マック・グルーダー|[[グロック 17]]|−|
***暴走特急 （原題：Under Siege 2:Dark Territory） [#aeb67718]
RIGHT:1995年
RIGHT:監督：ジェフ・マーフィー
元[[SEAL]]先鋭の秘密戦闘要員でありながら、その経歴を隠してコックの仕事をしているケイシー・ライバックの活躍を描くノンストップアクション第2弾。最新式の電磁レーザーを搭載した衛星兵器を奪ったテロリストが豪華列車を拠点に各地を攻撃し始める。
姪を人質に取られたライバックは、孤立無援ながらに猛反撃を開始する。
&size(20){''・ストーリー''};
アメリカのCIAは極秘に監視システム及び粒子ビーム砲搭載の人工衛星「グレイザー1」を打ち上げた。その打ち上げは成功し、関係者は安堵した。
一方、ケイシー・ライバック(セガール)は姪のサラとの列車旅行をスタートさせていた。しかし突如として銃声が轟き列車は急停止、武装したテロリストが車内を占拠した。乗員・乗客とサラはテロリスト達に捕まり監禁されるが、ライバックは調理室の冷蔵庫に逃れていた。
テロリスト達の目的は列車に乗っていた「グレイザー1」の関係者であった。暗証コードを聞き出した後に殺害し結果、粒子ビーム砲搭載の人工衛星はテロリストの手に墜ちてしまった。
姪のサラを含めた民間人、そして合衆国を救うべくライバックはまたしても1人でテロリスト達への反撃を始めるのであった。
|使用者|銃器名|備考|h
|ケイシー・ライバック|[[コルト ガバメント]]|初期型モデル|
|~|[[グロック 19]]|ザクスに使い方を教え、渡す|
|~|[[H&K MP5K-PDW>HK MP5K]]|敵から奪ったもの|
|ペン|[[IMI ジェリコ941]]|フレームシルバーモデル|
|ボビー・ザクス|[[グロック 21>グロック 17]]|−|
|ペン|[[IMI ジェリコ941]]|フレームシルバー|
|ボビー・ザクス|[[グロック 19]]|ライバックから渡される|
|~|[[H&K MP5K-PDW>HK MP5K]]|後半で使用|
|テロリストの一人|[[ベレッタ M12]]|かつてのライバックの部下|
|テロリストの一人|[[ベレッタ PM12S>ベレッタ M12]]|かつてのライバックの部下|
|テロリスト|[[H&K MP5K-PDW>HK MP5K]]|−|
|~|[[HK MP5A5>HK MP5]]|−|
|~|[[H&K MP5A5>HK MP5]]|−|
|~|[[MAC M11]]|−|
|パティマ|[[H&K SR-9>HK G3]]|[[スコープ]]付|
|パティマ|[[H&K SR9T>HK G3]]|[[スコープ]]|
|小林|[[コルト ガバメント]]|−|
|スコッティ|[[グロック 19]]|−|
***沈黙の断崖 （原題：Fire Dowm Below） [#e5febe0c]
RIGHT:1997年
有毒廃棄物。
|使用者|銃器名|備考|h
|ジャック・タガート|[[コルト ガバメント]]|−|
|暴漢|[[コルト XM177]]|中盤で使用|
***沈黙の陰謀 （原題：The Patriot） [#k13f96e3]
RIGHT:1998年
モンタナ州の田舎町・エニスで悪質な伝染病が発生。それは極右的なミリシア(民兵組織)を率いるフロイド チザムが仕掛けたバイオテロだった。政府から盗み出した致死性ウイルスMAM-37を、自らを媒介として町にばらまいたのだ。
だが、ウイルスは突然変異を起こし、フロイド、そして政府が準備していたワクチンが無効となってしまう。焦ったフロイドは、MAM-37に感染しながらただ一人抗体を作った少女、ホリー・マクラーレンを拉致しようとする。かつてMAM-37の研究に関わりながら、政府に失望して片田舎に引きこもっていた医師・ウェスリー・マクラーレンは、娘と町を救うため、フロイドと対決する。
生物兵器と極右集団との『悪夢の合体』を描いた作品。一見温厚そうなのに、恐ろしく独善的で歪んでいるミリシアのボスが強烈。
しかし、シリーズ中最もセガールのアクションシーンが少なく、銃撃戦もまばらで、その点では少々残念な作品でもある。
|使用者|銃器名|備考|h
|ウェスリー・マクラーレン|[[ウィンチェスター M1873]]|−|
|~|[[コルト ガバメント]]|チザムの物を強奪|
|フランク|[[ウィンチェスター M1873]]|発砲無し|
|~|[[US M1918A2"BAR">US M1918]]|ミリシアを迎え撃つ時に使用|
|フロイド・チザム|[[コルト ガバメント]]|−|
|~|[[レミントン M700]]|冒頭でFBIに向けるが発砲無し|
|ポーグ|[[ベレッタ M92]]|−|
|ミリシア&br;（チザムの手下）|[[ベレッタ M92]]|−|
|~|[[コルト XM177]]|−|
|~|[[コルト M16A2>コルト AR15A2]]|−|
|~|[[USSR AK47]]|AK47Sもあり|
|~|[[ウィンチェスター M1873]]|トラックに乗っていた兵が所持,発砲無し|
|FBI包囲部隊|[[H&K MP5A3>HK MP5]]|フラッシュライト装備|
|隔離部隊|[[コルト XM177]]|−|
|~|[[コルト M16A2>コルト AR15A2]]|−|
|研究所の警備部隊|[[ベレッタ M92]]|−|
|~|[[コルト M16A2>コルト AR15A2]]|−|
|留置場の警備員|[[H&K MP5A3>HK MP5]]|−|
***沈黙のテロリスト （原題：Ticker） [#td1b44be]
RIGHT:2001年
細菌兵器。
|使用者|銃器名|備考|h
|フランク・グラス|[[コルト ガバメント]]|−|
|レイ・ネトルズ|[[シグザウアー P228]]|−|
|スワン|[[MAC M11]]|前半でファジーを射殺する際に使用&br;[[レーザーサイト]]付き|
|テロリスト|[[AK47>USSR AK47]]|ラストの銃撃戦にて|
|~|[[HK MP5K]]|~|
***沈黙の聖戦 （原題：Belly of the Beast） [#r92801c5]
RIGHT:2004年
タイで旅行中の元CIA工作員ジェイクの娘ジェシカと上院議委員の娘サラがイスラム過激派グループに誘拐される。彼らはアメリカ政府に１週間以内に拘留中の仲間を釈放するよう要求する。
政府が要求を退けることを知ったジェイクは、ジェシカを救出するべく単身でタイに潜入。タイで修行中の、昔の相棒スンティの協力を得て組織に関する情報を探っていく。そしてタイ軍部やCIAをも敵に回し絶大な戦いに身を投じていく……。
|使用者|銃器名|備考|h
|ジェイク・ホッパー|[[コルト M1911A1>コルト ガバメント]]|終盤では[[サイレンサー>減音器]]付き|
|スンティ|[[ベレッタ M92]]|終盤では[[サイレンサー>減音器]]付き|
|~|[[H&K G41K>HK G41]]|終盤の銃撃戦で使用|
|モンコル|[[ベレッタ M92]]|廃列車置き場での銃撃戦で使用|
|イスラム過激派テロ集団|[[コルト AR15]]|−|
|~|[[コルト AR15A2]]|−|
|~|[[USSR AK47]]|−|
|~|[[H&K G41K>HK G41]]|−|
|タイ警察|[[SW シグマ]]|警官から奪うが、すぐに返すので発砲無し|
|~|[[グロック 17]]|−|
|~|[[コルト AR15]]|終盤の銃撃戦で使用|
|~|[[コルト AR15A2]]|終盤の銃撃戦で使用|
|タイ軍|[[コルト AR15A2]]|終盤の銃撃戦で使用|
***沈黙の奪還（原題：Shadow Man）
RIGHT:2007年
元CIA捜査官のジャックは引退後、企業家として成功を収めていた。今度の休暇は娘のアマンダらと共に、ルーマニアへ旅行する予定だった。しかし仕事の都合で同行できなくなったジャックは、義父のジョージやアマンダとは1日遅れでルーマニアに入る事に。
ルーマニアに降り立ったジャックは、空港で二人に迎えられる。しかしその直後、ジョージの乗る車が突然爆発。さらにアマンダも何者かに連れ去れてしまい…。
|使用者|銃器名|備考|h
|ジャック・フォスター|[[コルト ガバメント]]|ハリーから奪う|
|~|[[SW シグマ]]|チェンバースの物を奪う|
|~|[[ベレッタ M92]]|ヤク中のものを持って行く|
|アニヤ|[[コルト ガバメント]]|−|
|ハリー|[[コルト ガバメント]]|−|
|チェンバース|[[SW シグマ]]|−|
|CIA職員|[[コルト ガバメント]]|−|
|~|[[USSR AKS74U]]|ヘリから発砲|
|麻薬の売人|[[ベレッタ M92]]|−|
|偽札製造者|[[ベレッタ M92改>ベレッタ M92]]|フルオートに改造&br;[[M93R>ベレッタ M93R]]風[[フォアグリップ]]装備|
|ルーマニア警察|[[コルト ガバメント]]|−|
|~|[[ベネリ M3]]|アニヤ宅のドアエントリーに使用|
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