*対物火器(Anti-Material Weapon) [#od816f46]
 攻撃対象が人間や動物では無く、戦車や装甲車を対象にした火器。
 第一次大戦で歩兵が持つ小火器を受け付けない「戦車」が発明されて以来、これに対抗する様々火器が時代と共に開発されていった。第一次大戦後には貫通力を高め、戦車の装甲を貫く対戦車銃が主流だったが、第二次大戦前後のロケットや弾頭技術の発達によりM9バズーカや[[RPzB43パンツァーシュレッケ>HASAG RPzB43]]など火薬式へと移行していった。

 第2時大戦後は従来のロケット兵器に発展を加えた、無誘導だが比較的安価な[[RPG7>USSR RPG7]]や[[M2カールフスタフ>FFV M2]]と、高価な誘導装置を搭載した[[M47ドラゴン>MD M47]]や[[9K32ストレラ>USSR 9K32]]などのミサイル兵器の2系統の対物火器が進化発展を続けている。

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