*信号銃
#author("2020-05-06T22:23:21+09:00","default:user","user")
*信号銃/Flare gun [#v5001209]

 1877年に米海軍のエドーワード・W・ベリー大尉によって開発された信号弾を発射するための銃。当初は、不格好で信頼性に欠けていたが、夜間、船舶同士の信号伝達に使われていた。現在では、遭難場所を示す目印、また命令を伝達するなどの目的のため軍民で使われている。
 信号弾を上空に発射するための小型銃火器。多くは[[単発式>シングルショット]]の[[拳銃]]だが中にはドイツ空軍が使用した二連式の物もある。
 主に自分の位置や対象を示す目的や、船舶同士の信号伝達などに使用される。

 最初の信号銃は[[10番口径の散弾>ゲージ]]を基にした様々な色に発光するフレアーを打ち上げた(通常、赤、白、緑。稀に黄色と緑)。自由落下するタイプや複数の信号弾を束ねたクラスター・フレアー、パラシュートで降下するタイプもあった。

 単純に光る物体を発射する装置は歴史を通じて火器の登場とともにしばしば開発されてきたが、現在のような高性能で規格化された信号弾を開発したのは、1859年のアメリカの女性発明家マーサ・コストンであった。彼女が開発した信号弾とその発射拳銃はアメリカ南北戦争を通じて多く使用され、その存在が認知されるようになった。
 
 1877年には、米海軍のエドワード・W・ベリー大尉が[[10ゲージ>ゲージ]]の[[散弾実包>散弾銃の弾薬]]をベースに作成されたより汎用的で軽量な信号拳銃を開発。これが現代的な信号拳銃の元祖と考えられており、現在でも多くの信号拳銃はこの方式を用いている。
 
 信号(フレア)には赤、白、黄、緑など多くの色があり、弾道も通常の自由落下タイプの他、パラシュートで降下するタイプもある。複数種をまとめたクラスター式のものも存在している。
 昼間用として赤やオレンジ色の煙を出すフレアーもあり、軍ではその他の色の発煙弾も使用された。発煙弾には、空に煙の帯を残すタイプと、落下の衝撃で発火し煙を出す物がある。

 現在では、様々な口径の信号銃が開発され、12番、10番、1インチ、27mm、35mm、37mm、40mなどがある。
 現在では様々な[[口径]]の信号銃が開発され、12番、10番、1インチ、27(実口径は26.5mm)、35mm、37mm、40mなどがある。

 十分な性能があるため現在では市販されているモデルが軍・法執行機関などでも用いられているが、軍用に開発された[[H&K P2A1>その他拳銃/HK P2A1]]や[[ワルサー カンプピストル]]といったモデルも存在する。

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