ワルサー PP/PPK

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全長148mm重量570g口径7.65mmx17総弾数8+1製造国ドイツ

 1920年代に、当時新鋭企業だったワルサー社が様々な研究の末に警察用拳銃として開発した物がワルサーPP(Polizei Pistole:警官拳銃)。これが警察以外にも銃不足にあえぐ欧州各国の軍が注目し、士官用の携帯用拳銃として人気が出たため、 さらに携帯に向く様に小型化をはかった物がワルサーPPK(Polizei Pistole Kurzschlus:警官短拳銃)である。
 携帯性と性能に優れたPPとPPKは多数生産され欧州各国の軍/警察で使用されたが、第2次大戦中の戦時急造で粗悪品が大量に出回った事と、 ドイツのゲシュタポが好んで使用したため評判が芳しくなかった。 そのイメージを一新させたのが映画『007』シリーズであり、第2作目より主人公ジェームズ・ボンドがベレッタ M1919からこのワルサーPPKに持ち替えたところ、それがスパイのスタイルに合致し後にPPKはジェームズ・ボンドの代名詞と云われる程有名になった (ただし最近はPPKからP99に乗り換えたようである)。

 またPPKをアメリカに輸出する際、アメリカでは小型すぎる拳銃だと法律に触れてしまうため、あえて大型のPPフレームにPPKのシステムを組み込んでPPK/Sの名前で販売した。 これがかえってアメリカ人の手のサイズに合い、映画との相乗効果も相まって非常にヒットした。

 
登場作品ジャンル使用者備考
007−007は二度死ぬ映画ジェームズ・ボンドPPK
007−オクトパシー映画ジェームズ・ボンドPPK
007−ゴールデンアイ映画ジェームズ・ボンドPPK
007−ゴールドフィンガー映画ジェームズ・ボンドPPK
007−サンダーボール作戦映画ジェームズ・ボンドPPK
007−ダイヤモンドは永遠に映画ジェームズ・ボンドPPK
007−トゥモローネバーダイ映画ジェームズ・ボンドPPK
007−ムーンレイカー映画ジェームズ・ボンドPPK
007−ユア・アイズ・オンリー映画ジェームズ・ボンドPPK
007−リビング・デイライツ映画ジェームズ・ボンドPPK
007−黄金銃を持つ男映画ジェームズ・ボンドPPK
007−死ぬのは奴らだ映画ジェームズ・ボンドPPK
007−私を愛したスパイ映画ジェームズ・ボンドPPK
007−女王陛下の007映画ジェームズ・ボンドPPK
007−消されたライセンス映画ジェームズ・ボンドPPK
007−美しき獲物たち映画ジェームズ・ボンドPPK
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