全長 | 重量 | 口径 | 装弾数 | 製造国 |
132mm | 360g | 9mmx19 .380ACP | 6+1 | アメリカ |
米国 ローバー(Rohrbaugh)社が開発した小型自動拳銃。
小型拳銃は主に護身用として使用され、これまではVIP等が持つ高価で特殊な形状の銃か、治安の悪い地区に住む低所得者向けの粗末な銃が多かった。しかし、21世紀になりテロの脅威が増すようになると、経済的に余裕のある人々の間でも「自らの手で身を守る」意識が高まり、「やや高価だが性能の良い小型拳銃」という市場が生まれた。ここに向けて作られたのが、R9である。
このサイズの拳銃ではスペースや射手にかかる反動の問題から、部品数の少ないストレートブローバックと.380ACP以下の低威力の弾薬を用いるが、R9はSIG P210に似たショートリコイル式を採用し、より強力な9mm x19弾を撃てる事をウリにしている*1。主要なメカニズムは右側面のグリップパネルにまとめられ、分解時も比較的容易に行えるとされる。
その他、航空機用のアルミ複合材を採用し、総削り出し加工で製作する等、まさに「高級」な小型拳銃となっている。
非常に高価だが*2、ダブルアクション・オンリーながらトリガープルは軽く、命中精度も良好とされ、米国では評判が良い。
但し、月間GUN誌のレポートでは「購入直後は装填不良に悩まされた」とされ、信頼性に難があるようだ。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
007 -慰めの報酬- | − | − | 項目参照 |
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