*レミントン M1858 / Remington Model 1858 【回転式拳銃】
#ref(re1858a.gif,center,nolink,レミントン ニューモデルアーミー)
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|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|アーミー|337mm|1270g|.44|6|アメリカ|
|ネイビー|-|-|.36|~|~|

 1860年から1875年まで、アメリカの[[レミントン・アームズ>レミントン]]社で製造され、南北戦争で活躍した[[シングルアクション]]・[[パーカッション]]・[[リボルバー>回転式拳銃]]。耐久性に優れ、素早いリロードが可能だったことから、当時の合衆国陸軍で余裕のある者は、支給されていた[[コルトアーミー>コルト M1851]]よりも好んで本銃を手にした。
 西部劇をはじめとしてスクリーンの中でも活躍し、およそ150年を経た現在も、イタリア製のレプリカモデルが製造され、カウボーイシューティングなどで人気の拳銃となっている。

 コルトのパーカッションリボルバーは前後に分解可能であったが、レミントンのM1858は、シリンダーをまたぐトップストラップによって、銃身からフレームまでを一体とした堅牢なソリッドフレームを構成、優れた耐久性と精度を有していた。また、銃身下のローディングレバーを引き倒すだけで簡単にシリンダーを外すことができたため、弾薬を装填済みのスペアシリンダーを携帯しておけば、再装填も容易かつ迅速に行えた。
 また、シリンダーのニップルにセイフティスロットが彫られ、シリンダーがフル装填のままでも安全に携行することができた。当時、銃器の安全措置は、今と比べるとかなりお粗末なもので、レミントン・リボルバーのこの安全装置は、シンプルではあったが、かなり革新的なものだった。

 M1858には3段階のモデルがある。極初期の「レミントン・ビールス・リボルバー」、改良された「“オールドモデル”アーミー(&ネイビー)」、そして最もよく知られ、また最も多く生産された「“ニューモデル”アーミー(&ネイビー)」である。なお、M1858の名は、本銃の元となったフォーダイス・ビールス氏の設計が特許を取得した年に由来する。 
 また、1868年には、[[スミス&ウェッソン>スミス アンド ウェッソン]]が開発した金属薬莢式の弾丸を使用可能にした、コンバージョンモデルが登場している。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|風と共に去りぬ|映画|−|−|
|続・夕陽のガンマン|映画|−|−|
|続・夕陽のガンマン|映画|エンジェル・アイ|−|
|ドリームバスター|漫画|パーカー|−|
|ペイルライダー|映画|牧師|−|
|ベル☆スタア強盗団|漫画|マイラ・ベル・シャーリイ|[[ファニングショット>ガンプレイ(コルト SAA)]]|

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