#author("2023-07-31T01:46:14+09:00","default:user","user")
*モロト ヴェープル12 / Molot Vepr12 【散弾銃】 [#y18b0191]
#ref(vpo-205-00.jpg,center,30%,nolink,vpo-205-00)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h
|VPO-205-00|977mm|3.9kg|[[12ゲージ>ゲージ]]|4/5/8/10|S|ロシア|
|VPO-205-01|1117mm|4.1kg|~|~|~|~|
|VPO-205-02|1227mm|4.15kg|~|~|~|~|
|VPO-205-03|867mm|3.8kg|~|~|~|~|
|VPO-205-04|1070mm|3.75kg|~|~|~|~|
|VPO-205-04-06|1070mm|3.5kg|~|~|~|~|
2003年にモロト社で開発された[[セミオート]]ショットガン。
[[サイガ12>イジェマッシ サイガ12]]のようなAKベースのショットガンだが、モロト社が[[RPK>USSR RPK]]を製造している関係からかレシーバーに使用されている鋼板の厚みや補強構造などがRPKに拠って作られているのが特徴。ハンドガードもRPKに近いものが装備されており、見た目的にはサイガ12よりRPKやさらにその原型である[[AKM>USSR AKM]]に近い。
サイガ12の後発製品だけあってか、真っすぐマガジン装着できる((従来のAKシリーズは、マガジン前側を引っかけ、そこを支点に回すような動作で後側も嵌めこむ特徴的な装着作業が必要。))マグウェルに[[アンビ]][[セーフティ>安全装置]]、[[ボルトキャッチとボルトリリース>スライドストップ]]などサイガにはない装備も備えている。なおボルトリリースはトリガーガード内にあり、グリップから手を放さずにリリースが可能。
[[マガジン]]はメーカー純正として装弾数4発、5発、8発のいずれかの[[ボックスマガジン>マガジン]]が付属しているのに加えて、オプションとして10発マガジンも販売されている。またサイガ12用のマガジンも使用可能となっているため、サードパーティメーカーが本銃用のみならずサイガ12用として製造販売している各種のボックスマガジンや、より大容量の[[ドラムマガジン]]も使用可能となっている((ただしサイガはヴェープルのマガジンを使用できない))。
[[ストック>銃床]]は左方向へ折り畳み可能なチークピース付きパイプ型のスケルトンストック。なお、AKMタイプやサムホールタイプの固定ストックのモデルも存在している。
[[光学照準器>スコープ]]などの使用も考慮しており、機関部の上部を覆うダストカバーには[[ピカティニーレール]]が設けられている。旧来のAKシリーズのダストカバーでは照準器をマウントしても、ダストカバーの固定が強固でなくガタつきにより射撃精度を損なわせていたが、ヴェープル12ではダストカバーの前端をヒンジでトラニオンブロックと固定することで、ダストカバーに光学照準器をマウントしても射撃精度を損なわないようになっている。
ガス規制子もサイガ12と違いがあり、ヴェープル12は固定式規制子となっている((サイガは製造時期により違いがあり、現行モデルのisp.030ではガス規制子が無くなっている。))。
ロシア製の銃器ながら、フランス国家警察のRAID((特別介入部隊の略。))が使用していることが確認されている。
ウクライナで開発されたAKベースの[[ブルパップ]]式アサルトライフルも同名(Vepr)だが、無関係である。
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア��]]|−|−|項目参照|
|[[メタルギアソリッドV]]|−|−|項目参照|
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