#author("2023-11-01T19:40:31+09:00","default:user","user")
*マテバ 2006M / MATEBA Model-2006M 【回転式拳銃】[#a205e9ab]
#ref(2006m5.gif,center,nolink,マテバ 2006M)
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|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~2インチ|153mm|900g|[[.357Magnum>口径]]|6|イタリア|
|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~2インチ|153mm|900g|[[.357 Magnum>口径]]|6|イタリア|
|~4インチ|187mm|1070g|~|~|~|

 イタリアの銃器メーカー「マテバ」社が1990年頃にスポーツ用として販売していた[[リボルバー>回転式拳銃]]。
 銃身がシリンダーの上部では無く下部と連結したユニークな構造をしており、伸ばした腕と銃身軸が一直線寄りになるため、他のリボルバーよりも跳ね上がりを軽減する効果がある(とは公式発表。実際に撃った人曰く「他と大差ない」とのレポートもある)。その影響でシリンダーの[[スイングアウト]]方向も横ではなく上方向と、こちらもユニーク。競技用と言うこともあり、特殊な工具を使用することによって臨機応変にバレルの長さを7段階に変えることが出来る。
 イタリアのマテバ社が1990年頃に競技用として販売していた[[リボルバー>回転式拳銃]]。

 欠点として、バレルが下部にあり照準軸と射線軸が離れているせいで、少しでも狙いがずれると着弾点が大きくずれるという点が挙げられる。他にも、スイングアウト方向が逆のため慣れないと使いづらい、跳ね上がりを抑制するだけでその分反動は大きくなる、複雑な構造のせいでコストがかかる、などの理由であまり売れなかった。
 銃身がシリンダーの上部では無く下部と連結したユニークな構造が最大の特徴。伸ばした腕と銃身軸が一直線寄りになるため、他のリボルバーよりも跳ね上がりを軽減する効果がある。この構造のため、シリンダーの[[スイングアウト]]も横方向ではなく上方にはね上げる形になっている。
 また競技用と言うこともあり、特殊な工具を使用することによってバレルの長さを7段階に変えることが出来る。

 しかし、これらの複雑な構造は癖も強く、また価格増にも繋がったため、商業的には成功したとは言い難かった。
 照準線と銃身軸が離れているため、独特の照準テクニックが必要になるほか、スイングアウト方向が逆のため慣れるまで使いづらいと、他のリボルバーから転向するのに手間がかかる銃だった。

 後に、スイングアウト方向を下にしてオートマチック機構を備えた発展改良版として[[6 Unica>マテバ 6 Unica]]が発売された。

 余談だが、2006Mの「M」は試作段階であったMTR6の改良版であることを示すためにつけられており、「モデル」の略ではない。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[黄色い花の紅]]|−|−|項目参照|
|[[攻殻機動隊]]|−|−|項目参照|
|[[さばげぶっ!]]|−|−|項目参照|
|天空侵犯arrive|漫画|天魔|イメージシーンで所持&br;[[コルト ガバメント]]との[[2挺拳銃>二挺拳銃]]&br;4インチ|
|バトルアスリーテス大運動会 ReSTART!|アニメ|ジェフェルソン・ナティピタッド|7,10話|
|[[東のエデン]]|−|−|項目参照|
|[[ファントム オブ インフェルノ]]|−|−|項目参照|
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