*ハンマー(撃鉄) / Hammer [#i4cb6ffb]
 ファイヤリングピンを叩く為の部品。ハンマーがファイヤリングピンを叩き、ファイヤリングピンがプライマーを突くことで撃発される。
 一昔前の[[リボルバー>回転式拳銃]]ではハンマーにファイヤリングピンが装着されている物が多かったが、最近はフレーム内にファイヤリングピンを内蔵している場合が多い。
 リボルバーのハンマーには、それを起こすために親指をかける突起が付いているが、これは鳥類の蹴爪に似ているので、スパーと呼ばれる。このスパーを金鋸などで切り落としてしまえば指がかけれなくなり、ハンマーが起こせない。つまり、[[DA>ダブルアクション]]でしか撃てなくなる。
 しかし、場合によってはスパーがなにかに引っかかり、邪魔になったりすることもあるので。実際にこれを切り落としてしまう人たちもいた。こうした状態のハンマーのことをスパーレス・ハンマーというが、[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]社では、はじめからハンマーをフレームに収納してDAでしか打てないモデルも作った。このようなハンマーはシュラウデッド・ハンマーといい、[[SW M49]]などがある。
 また、[[ストライカー式>ストライカー システム]]の[[自動拳銃]]の場合はストライカー=ファイヤリングピン=ハンマーと言えないこともない。
 一昔前の[[リボルバー>回転式拳銃]]ではハンマーにファイヤリングピンが装着されている物が多かったが、最近はフレーム内にファイヤリングピンを内蔵している場合が多い。[[ストライカー式>ストライカー システム]]の[[自動拳銃]]の場合はストライカー=ファイヤリングピン=ハンマーと言えないこともない。

 ハンマーには、それを起こすために親指をかける突起が付いているが、これは鳥類の蹴爪に似ているところから、スパーと呼ばれる。
 懐に携帯した拳銃を咄嗟に抜き撃ちする場合、スパーがなにかに引っかかることもあるので、これを切り落としたり、はじめから設けないケースもある。こうした状態のハンマーのことをスパーレスもしくはデホーンド・ハンマーというが、[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]社の[[M40>SW M36]]のように、ハンマーをフレームに収納し、シュラウデッド・ハンマーとしたモデルもある。(→[[ハンマーレス]]も参照)

----
#pcomment


トップ   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS