*コルト M45A1 / Colt M45A1 【自動拳銃】[#ze022c59]

|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~M45A1|216mm|1134g|[[.45ACP>.45ACP弾]]|7+1|アメリカ|
|~RAIL GUN SS|~|1035g|[[.45ACP>.45ACP弾]]&br;[[9mmx19>9mmパラベラム弾]]|8+1&br;9+1|~|

 MEU(SOC)ピストルの後継として2012年から使用されている[[M1911>コルト ガバメント]]シリーズの最新軍用モデル。原型のM1911の採用から実に1世紀以上経ってから再びの制式採用である。
 1980年年代半ばから[[アメリカ海兵隊]]では状態の良いM1911を海兵隊内部でカスタムし、それをMEU(SOC)ピストル、制式名M45 MEUSOCとしてMEUや[[フォースリーコン>フォース リーコン]]に支給してきた。しかしMEUピストル自体の老朽化や隊員数の増加などで代替の必要性が生じてきた。
 そこで2010年に海兵隊はM45の代替する拳銃の仕様要求を発表した。これにコルトが「Rail Gun」ベース、スプリングフィールドが「Loaded MC Operator M1911A1」ベースにしたものを提出した。2012年、海兵隊はコルト社製を採用し「M45A1 Close Quarter Battle Pistol (CQBP)」として制式採用された。

 M45A1はコルトのシリーズ80プラットフォームをベースにリングハンマー、アンビサムセーフィティ、ビーバーテイルセーフィティ、フロントセレーション、[[AFPB]]など、現代M1911に必須の機構を備え、[[ピカティニーレール]]規格のアンダーマウントレイルを持つ。サイトはトリジコン社製3ドットナイトサイト付きのノバックサイト。グリップパネルは滑りにくいG10積層材が使われている。フレームは近年の銃らしくサンドカラー塗装がなされている。初期のモデルはセラコート仕上げがなされていたが、2016年頃からDecobondやIonbond仕上げに変更されている((前期型の方が白色に近く、後期型は色が濃い))。バレルは精度の高いのナショナルマッチバレルが装備され、リコイルスプリングは独自の「デュアルリコイルスプリング」を採用し、従来より反動を軽減している。現代化の一方、信頼性を重視したデザインも随所に見られる。トリガーにホールが無く、またマガジンもウィルソンコンバット社製の7連マガジンを採用している。最近のM1911シリーズではシングルスタックの8連マガジンも珍しくないが、ジャム、スライドストップの不発などの不具合が7連マガジンより多く、信頼性を求められる場面やユーザーには7連マガジンが用いられている。

 海兵隊の特殊部隊、MARSOC(マリーン・レイダース)でも使われていた本銃であるが、2016年からは[[グロック 19]]が採用されている。

 民間向けは「M1070 CQBP」と改称されて販売されていたが、現在のカタログではRail Gunシリーズの「M45A1 MARINE PISTOL」として販売されている。モデルとなったRail Gunは現在、M45A1と共にRail Gunシリーズの一角を占めており、M45A1とほぼ同等の仕様となっているが、相違点は、ステンレスフィニッシュ、通常タイプのグリップパネル、8連マガジン、3ホールトリガーなどである。9mmx19モデルも存在する。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[ディビジョン]]|ゲーム|-|項目参照|

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