*キャリングハンドル / Carrying Handle
 銃を運搬する際の取っ手となる部品。主に[[自動小銃]]、[[突撃銃]]、[[軽機関銃]]に装備されている。初期は銃本体に固定されていた物が主流だったが、後に着脱や折り畳みが可能となったものも登場している。
 一部の銃には、固定式[[スコープ]]がキャリングハンドルを兼ねていたり(例:[[AUG>ステアー AUG]])、[[アイアンサイト>オープンサイト]]が内蔵されているものもある([[M16>コルト AR15]]、[[ファマス>GIAT ファマス]])。
 銃を運搬する際の取っ手となる部品。[[突撃銃]]などの[[自動小銃]]や[[機関銃]]といった[[フルオートマチック>フルオート]]火器に装備されている事が多い。

 軽機関銃の場合、キャリングハンドルは銃身に固定されている事が多い。これは高温になった銃身を交換する際に、耐熱手袋をせずに銃身を取り替えることを考慮しての設計である。
 初期には、普段は折畳んでおけるワイヤータイプのもの(例:[[FAL>FN FAL]]、[[ガリルMAR>IMI ガリル]])が多かったが、固定式[[スコープ]]や(例:[[G36>HK G36]]、[[AUG>ステアー AUG]])、[[アイアンサイト>オープンサイト]]を内蔵する(例:[[M16>コルト AR15]]、[[ファマス>GIAT ファマス]])タイプでは、調節以外の可動部があるのは精度的に大きな問題となるため、本体レシーバーと一体化した設計となっている。

 [[軽機関銃]]の場合、キャリングハンドルが銃身に固定されているものも少なくない。これは連続射撃による高温で劣化した銃身を交換する際に、耐熱手袋をせずにハンドルごと銃身を本体から外すことを考慮しての設計である。
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