*エングレーブ / Engraved #ref(sw1911.jpg,right,around,24%,エングレーブ) #ref(Model PPK.jpg,right,around,25%,エングレーブ) エングレーブとは、彫刻のこと。この場合、銃の外観に施される装飾の一種である。 古くは貴族階層などが所有する銃器に施されたものだったが、現在は、富裕層のほか熱心なガンコレクターや狩猟家など、銃器を実用品としてだけでなく、嗜好品として所有する層で好まれる、一種の工芸品である。 個人が、ガンエングレーバーと呼ばれる専門の職人に依頼して施すワンオフのものもあるが、狩猟用の銃器を扱うガンメーカーでは、[[ライフル>小銃]]や[[散弾銃]]のラインナップに、こうしたエングレーブモデルを加えていることも珍しくない。老舗のメーカーでは、右掲画像のように、記念モデルの[[自動拳銃]]や[[回転式拳銃]]にエングレーブを施して販売する場合もある。 ナチスドイツのヘルマン・ゲーリングはエングレーブが彫られた黄金の[[ルガー P08]]を所持していたといわれている。 #hr CENTER:このページの画像は[[Smith & Wesson>http://www.smith-wesson.com/]]社から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 ----- #pcomment