*スミス&ウェッソン モデル3 / S&W Model 3 【回転式拳銃】 #ref(top_break_no3_2nd_7.jpg,center,nolink,80%,ウベルティ製 No.3リボルバー 2ndモデル 7インチバレル) |モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h |~モデル No.3|モデルによって様々|モデルによって様々|[[.44 S&W American&br;.44 Henry Rimfire&br;.44-40&br;.32-44&br;.38-44>口径]]|6|アメリカ&br;イタリア(再生産モデル)| |~ロシアンモデル|?mm|?g|[[.44 Russian>口径]]|6|アメリカ| |~スコフィールド・リボルバー|?mm|?g|[[.45 Schofield>口径]]|~|~| モデル3は、[[S&W>スミス アンド ウェッソン]]社が1870年に開発した、トップブレイク式((弾薬をリロードする際に、銃身部をシリンダーごと下方へ折り開く構造。))[[シングルアクション]][[リボルバー>回転式拳銃]]である。[[小口径>口径]]だった自社製チップアップ式((弾薬をリロードする際に、銃身部をシリンダーごと上向きに折り開く構造。))リボルバー「[[モデル1(.22口径)>回転式拳銃/SW M1]]」、「モデル2(.32口径)」に替わり、S&W社が軍の制式採用を目指して開発したのが、大口径の.44口径仕様の「モデル3」だった。 モデル3は、後に登場する[[サイドスイング>スイングアウト]]式リボルバーである[[ハンドエジェクター>SW M10]]のソリッドフレームと比べると堅牢さには劣るものの、ブレイクオープン操作で一度に6発全ての排莢が可能な上、以前のチップアップ式と比べ、グリップハンドを反すことなく装填が行えた。登場から2年後の1872年には、当時の帝政ロシアからの大量発注を得ている。この時、先方からのオーダーを受け、数度の設計変更を経て作られたのが.44ロシアン弾仕様の「ロシアンモデル」である。ロシアンモデルは、ロシア経由で日本にも渡り、明治期の日本海軍に「一番形拳銃」として採用されている。 その後、S&W社は[[アメリカ陸軍]]の制式拳銃トライアル提出用のため、モデル3の改良に着手。1875年に、ジョージ・W・スコフィールド少佐のアイデアを取り入れて改良した、.45スコフィールド弾仕様のモデル3を完成させる。これが後の1881年10月26日、かのワイアット・アープがOK牧場の決闘の際に携行した銃として、その名が知られるようになる「スコフィールド・リボルバー」である。が、スコフィールド・モデル3は、陸軍のトライアルを経て少数は採用されたものの、結局このとき制式拳銃の座に着いたのは[[コルト SAA]]であった。 初期のモデル3は現在絶版だが、独特の魅力ゆえか後にS&W社、アーミ・サン・マルコ社、ウベルティ社(アメリカ製銃器のレプリカを製造している、イタリアのメーカー)から再生産モデルが発売されるなど、今日まで愛され続けている。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |[[3時10分、決断のとき]]|−|−|項目参照| |[[PEACE MAKER]]|−|−|項目参照| |[[クイック&デッド]]|−|−|項目参照| |[[靴ずれ戦線]]|−|−|項目参照| |紅の豚|アニメ|ドナルド・カーチス|シルバーフィニッシュ| |これはゾンビですか?|小説|アライグマのメガロ|第4巻&br;スコフィールド・リボルバー&br;発砲無し| |これはゾンビですか?オブ・ザ・デッド|アニメ|~|~| |ジェシー・ジェームズの暗殺|映画|ロバート・フォード|ニューモデル3&br;ニッケルめっき| |~|~|警官|−| |[[デッドライジング]]|−|−|項目参照| |ドリームバスター|漫画|モズミ|第4巻| |[[バイオハザード4]]|−|−|項目参照| |[[ヒットマン>ヒットマン(アイドス インタラクティブ)]]|−|−|項目参照| |ブレット・ザ・ウィザード|漫画|ジム・リーランド|魔法銃&br;ニューモデル3| |[[迷彩君]]|−|−|項目参照| |[[ラストサムライ]]|−|−|項目参照| |[[レッド・デッド・リデンプション]]|−|−|項目参照| |[[ワイルド・ワイルド・ウエスト]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:このページの画像は[[ウベルティ・ファイアアームズ>http://www.uberti.com/]]から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment