*エイリアン/Alien [#i5056af2]
RIGHT:1979/1986/1992/1997年,アメリカ映画

 宇宙航海士リプリー(Ripley)と残虐な宇宙生物の戦いを描くサイエンスフィクション。後にシリーズ化され、現在パート4まで制作されている。
 1作目こそSFホラーとして製作されたが、続編が制作されるごとにそれぞれの監督の個性が前面に出て、色合いが大きく違っているのが特徴。特にアクション性が強いのが、『[[ターミネーター]]』のジェームズ キャメロンが監督した『エイリアン2(原題:Alien''s'')』。「今度は戦争だ!(This time it's War!)」のキャッチコピーのとおりミリタリー色が加わり、前作では狩られるばかりだった人間側が重火器を手に立ち向かう内容で、爆発的人気を得た。
 公開後20年を経た今でも人気は高く、ゲームやトイなどのさまざまな関連商品の新作が発表されている。2004年にはエイリアンと[[プレデター]]が戦うという、番外編的内容のエイリアンVS.プレデターも作られた。

#contents

**映画 [#mf32fdc6]

***エイリアン2 (原題:Aliens) [#l1c5d8b9]
RIGHT:1986年,アメリカ映画
RIGHT:監督 ジェームズ キャメロン

 M41A パルスライフルは[[トンプソン>オートオードナンス トンプソン]]を中心に製作され、30mmグレネードランチャーという設定の部分には[[レミントン M870]]が入り、[[スパス12>フランキ スパス12]]から流用したハンドガードとフォアグリップで覆われている。M56A2 スマートガンは[[MG42>グロスフス MG42]]をベースにした[[カスタムプロップガン>プロップガン]]。M240A1 火炎放射器は[[M16>コルト AR15]]から型取りしたパーツ(キャリングハンドルやレシーバーまわり)や、[[M203>コルト M203]]装着用M16の放熱ガード等のパーツを組み合わせて製作された[[プロップガン]]である。
 ちなみにパルスライフルやスマートガンは「ケースレス弾」を使用している設定であるが、後半でエイリアンクイーンと対峙したリプリーがパルスライフルを撃つ時は、なぜかきちんと排莢していた……。

 本作のキーワードの一つである連邦植民地海兵隊。日本では馴染み易い”宇宙海兵隊”の名称が一般的であるが、正式名称は''植民地海兵隊(Colonial Marines,Colonial Marine Corps)''である。この当時(エイリアン1〜3)の軍は、植民地惑星開拓事業を推し進めるウェイランド=ユタニ社と提携を結んでおり、会社が開拓作業をする際の惑星防衛を担当するのがこの海兵隊の任務となる。
 また、海外オンリーで「Aliens:Colonial Marines Technical Manual」という、植民地海兵隊だけを特集した本も出版されている。小隊・分隊の編成や戦闘隊形、アサルトライフル・分隊支援火器の分類、連邦軍事輸送艦や装甲兵員輸送車、強襲揚陸艇の紹介ページなどが記載されていると思われる(無論、全部英文なので詳細は不明)。


|使用者|銃器名|備考|h
|E.リプリー|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|30mmグレネードランチャー装備|
|~|M240A1|火炎放射器&br;後半でパルスライフルとテープで束ねて使用|
|D.ヒックス|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|30mmグレネードランチャー装備|
|~|[[イサカ M37]]|ピストルグリップ|
|W.ハドソン|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|30mmグレネードランチャー装備|
|J.バスクェス|[[M56A2 スマートガン>グロスフス MG42]]|M250 10mm×28 ケースレス弾|
|~|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|30mmグレネードランチャー装備|
|~|[[SW M39]]|中盤のダクト内部で使用|
|ゴーマン|[[HK VP70]]|中盤のダクト内部で使用|
|M.ドレイク|[[M56A2 スマートガン>グロスフス MG42]]|M250 10mm×28 ケースレス弾|
|~|M240A1|カートリッジ式火炎放射器|
|A.アポーン|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|30mmグレネードランチャー装備&br;発砲無し|
|~|M240A1|カートリッジ式火炎放射器&br;フロストから借用|
|R.フロスト|M240A1|カートリッジ式火炎放射器|
|~|[[HK VP70]]|−|
|C.ディートリッヒ|M240A1|カートリッジ式火炎放射器|
|ウィアズバウスキー|M240A1|カートリッジ式火炎放射器|
|T.クロウ|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|30mmグレネードランチャー装備&br;発砲無し|
|フェッロ|[[HK VP70]]|発砲無し|
|−|[[M42A スコープライフル>ワルサー WA2000]]|劇中未登場|

***エイリアン3 (原題:Alien 3) [#aec4e363]
RIGHT:1992年,アメリカ映画
RIGHT:監督 デヴィッド フィンチャー

 これといった銃火器無しにエイリアンといかに対峙するのかが『3』のミソなのだが、映画後半に惑星フィオリーナ161に降り立つエイリアン捕獲部隊がパルスライフルを所持している(若干、発砲シーンもある)。植民地海兵隊の装備は基本的には現在の米軍装備に酷似しているのに対し、この捕獲部隊はAPEスーツにホッケーマスクのようなヘッドギアを装着しており、独特な美術観を表現するのに一役買っている。
|使用者|銃器名|備考|h
|エイリアン捕獲部隊|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|カウル部が金属製|

***エイリアン4 (原題:Alien Resurrection) [#ze8c24b0]
RIGHT:1997年,アメリカ映画
RIGHT:監督 ジャン=ピエール ジュネ

 本作に登場する銃器は(一部を除いて)完全に映画オリジナルの[[プロップガン]]となる。また、弾道の軌跡が曳光弾のように目視できるが、ビーム兵器ではない。
|使用者|銃器名|備考|h
|−|[[コルト M1911>コルト ガバメント]]|ネットオークション(通販?)に出品|

***エイリアンVS.プレデター (原題:Alien vs Predator) [#dba3a814]
RIGHT:2004年,アメリカ映画
RIGHT:監督 ポール W S アンダーソン
|使用者|銃器名|備考|h
|マックスウェル スタッフォード|[[HK G36C>HK G36]]|フラッシュライト装着&br;緑光[[レーザーサイト]]装着|
|マーク ヴァーハイデン|[[IMI デザートイーグル]]|シルバーモデル|
|~|[[HK G36C>HK G36]]|フラッシュライト装着&br;緑光[[レーザーサイト]]装着|
|グレアム ミラー|[[IMI デザートイーグル]]|ヴァーハイデンの物&br;エイリアンに捕まった後、&br;卵から湧き出てくるフェイスハガーを射殺する際に使用|
|アレクシア ウッズ|[[IMI デザートイーグル]]|ヴァーハイデンの物&br;エイリアンに寄生されたセバスチャンを射殺する際に使用|
|ジョー コナーズ|[[HK G36C>HK G36]]|フラッシュライト装着&br;緑光[[レーザーサイト]]装着|
|ラスティン クィン|[[IMI デザートイーグル]]|シルバーモデル&br;緑光[[レーザーサイト]]装着|
|アデール ルソー|[[ベレッタ M84]]|シルバーモデル&br;フェイスハガー出現時に1発使用|
|ウェイランド社私兵部隊|[[IMI デザートイーグル]]|シルバーモデル&br;緑光[[レーザーサイト]]装着|
|~|[[HK G36C>HK G36]]|フラッシュライト装着&br;緑光[[レーザーサイト]]装着|

**ゲーム [#eb6c43ce]
***エイリアン vs プレデター 2 (原題:Alien vs Predator 2) [#o9a7ab36]
|使用者|銃器名|備考|h
|アンドリュー フロスティー ハリソン|M4A4 ハンドガン|徹甲弾と炸裂弾|
|~|ショットガン|放熱ジャケット&br;バックショットとスラッグショット|
|~|[[M41A パルスライフル>オートオードナンス トンプソン]]|30mmグレネードランチャー装着|
|~|[[M56A2 スマートガン>グロスフス MG42]]|M250 10×28mm ケースレス弾|
|~|M240A1|火炎放射器|
|~|M6B ロケットランチャー|自動追尾弾もあり|
|~|M92 グレネードランチャー|EMP(対プレデター)弾&br;炸裂弾&br;地雷弾&br;追尾弾|
|~|M90 ミニガン|−|
|~|WY102 スナイパーライフル|−|

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