#author("2022-11-23T07:18:55+09:00","default:user","user")
*US XM307 【自動式擲弾発射器】[#be26c568]
#ref(xm3071.jpg,center,nolink,60%,xm307)
|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h
|1075mm|22.7kg|25mm × 59|メタルリンク|F|アメリカ|
|全長|重量|口径|装弾数|発射速度|発射形式|製造国|h
|1075mm|22.7kg|25mm×59|[[ベルトリンク給弾>弾帯]]|250発/分|F|アメリカ|

 2005年度からアメリカ陸軍が試験運用を行っている自動式[[擲弾発射器]]。OCSW計画で開発され、バリエーションである[[重機関銃]]の[[XM312>US XM312]]とは機関部を含め多数のパーツが共通化されている。
 1980年代にスタートした米軍のOCSW(Objective Crew Served Weapon)プログラムのもと、同国のゼネラルダイナミクス社で開発されていた25mm自動式[[擲弾発射器]]。同じくゼネラルダイナミクス社が[[アメリカ陸軍]]TACOM(Tank-Automotive and Armaments Command)向けに進めていたSAMP(Small Arms Master Plan)プログラムの一環として、[[M2>重機関銃/ブローニング M2]]と[[MK.19>US MK19]]を置き換え、重機関銃と自動式擲弾発射機を統合的に運用することも目的としていたことから、バリエーションである[[XM312重機関銃>US XM312]]とは機関部を含め多数のパーツが共通化されている。2005年度からアメリカ陸軍が試験運用を行っていた。

 [[XM25>US XM25]]と同じ25mmエア・バースト・グレネード弾を使用。FCS(火器統制装置)により目標までの距離を計測し目標上空で炸裂するシステムを搭載している。小口径のグレネード弾を使用していることもあり反動は小さく、3脚以外にも土嚢に直接乗せての運用も想定されている。他にも航空機や軽装甲車両に搭載する計画もあった。
 ただし同じく評価運用中のMk47「ストライカー40」と比べて少々重く、FCSが実戦の運用に耐えうる物なのかという疑問点も残されていた。
 [[XM25>US XM25]]と同口径((口径は同じだが、個人用小火器向けの25mm×40弾とは別種の擲弾である。))の25mmエア・バースト・グレネード弾を使用。FCS(火器統制装置)により目標までの距離を計測し目標上空で炸裂するシステムを搭載している。小口径のグレネード弾を使用していることもあり反動は小さく、[[三脚>バイポッド]]以外にも土嚢に直接乗せての運用も想定されている。構築した陣地での運用のほか、航空機や軽装甲車両に搭載することも企図されていた。
 ただし当時評価運用中だったMk.47「ストライカー」と比べて少々重く、FCSが実戦の運用に耐えうる物なのかという疑問点も残されていた。

 2007年に同プロジェクトはキャンセルとなっている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|対馬奪還戦争&br;半島有事|小説|サイレントコア隊員|対馬奪還戦争では韓国兵に対し使用&br;半島有事では北朝鮮コマンドに対し使用&br;部隊員が携行して運搬|
|[[ガンスリンガー・ガール]]|−|−|項目参照|
|死がふたりを分かつまで|漫画|ジュリエット|チームブレードの所有するウニモグの遠隔操作機銃&br;低致死性エアバーストグレネード|
|[[バトルフィールド]]|−|−|項目参照|
|[[バトルフィールド バッドカンパニー]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[Wikimedia Commons>http://commons.wikimedia.org/wiki/File:XM307-02.jpg]]から転載しています。
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