小銃/コルト M1855
- ガニー軍曹のミリタリー大百科のライフル編で出てきたな
薬室の弾薬全部に引火して全弾発射されて左手が吹っ飛ぶ事がある酷い一例と
言われてた こええ -- 通りすがり?
- 当時のパーカッションリボルバーは全部その危険があったんだから怖いよな --
- 何それ怖い --
- いわゆるチェーンファイアだな。ライフルは拳銃と違って左手を前に出して支えるので、暴発すると前に出てる左手に直撃する。だから拳銃みたく右手の上に左手を重ねるスタイルで撃たねばならない。 --
- 暴発しなくてもシリンダーギャップから漏れたガスが吹き付けて熱いんじゃないか? --
- リピーティングライフルとは連発可能という理解でよろしいでしょうか --
- ↑それ以外にどう訳しろと? --
- グリスとか塗っといても危ないのかな? --
- グリスで封すれば暴発は防げる。しかしマガジンとバレルの間から発射ガスが漏れて左手で銃身持ってた場合火傷する。これは構造上どうしょうもないのでリボルビングライフルは廃れた。 --
- 薬莢式だったら良かったのにね… --
- ならいっそガス圧作動のセミオートなら良かったってか?しかし当時の技術でシーリングギャップってそんなに作るの難しかったんだろうかね。 --
- ガンスミスのハンドメイドみたいなもんだろ?シリンダギャップを塞ぐのはほとんど不可能じゃない? --
- 現代のサーキット・ジャッジなんかは簡単な後付けの板でガス漏れを防いでる。まぁパーカッションは前込め式だから装填の邪魔になるものは付けたくなかったんだろう。
そもそも過去コメントじゃまるで100%火傷したりチェーンファイアを起こすかのような大げさな物言いだが、実際には南北戦争で猛威を振るった程度には撃ちまくっても滅多に起きる現象ではなかった。可能性だけでも恐ろしいには違いないがね。 --
- 見た目は美しいから38スペシャルでリメイクしたら売れそう。 --
- 今の金属薬莢ならよさそうだよね。
ただ、シリンダーギャップと短銃身に最適化された高速火薬があるから果たして長銃身にどれだけのアドバンテージがあるのか… --
- まぁアドバンテージで言ったらレバーアクションライフルは現代じゃとっくに売れなくなってるだろう。メリットは全然ないわけじゃないし、サーキットジャッジも「.45ロングコルトで高い精度がある」と言われてる。多少のアドバンテージがあれば、ロマンのある銃を使う理由としては充分だ。 --
- レバーアクションは拳銃と弾薬が共用出来てなおかつ長銃身によって拳銃弾でも十分な加速がされる+弾薬が安い、貫通被害の低減、とかあるじゃない
でも、シリンダーギャップを塞げないこの銃で、果たして長銃身を採用するメリットが現代にあるか、って事だね私が言いたかったのは
ナガンベースに作ったらシリンダーギャップ塞げるから面白そうだけどコストがなぁ --
- シリンダーギャップってのは数mmクラスのものだから普通に長銃身の効果はあるよ。他のリボルバーにも普通に長銃身モデルがあるんだから分かるでしょうに。ガスシールの効果を盲信してるようだけど、ナガン1895の薬莢とシリンダーの二重のガスシールでさえ向上する初速はせいぜい十数m/sぐらいのもので大したものじゃないよ。
大体アドバンテージが無かったらこの銃だっていちいちリボルバーからライフルにする訳がないでしょうに。それにアイアンサイトにおける照準距離や、ストックをつけた場合のバランスなんかも考慮してないんじゃない。 --