全長 | 1592.5mm | 重量 | 9.3kg | 口径 | 88mm | 総弾数 | 1 | 製造国 | ドイツ |
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第2時大戦中の1943年に、ドイツがアフリカ戦線で鹵獲したアメリカのM9バズーカを参考(異説有り)に作り上げた対戦車ロケット射出器。
射手と装填手の2人組で運用され装填手は弾頭を装填後、弾頭と射出器をコードで接続するなど面倒な手順が必要だったが、 最大射程150Mで160mm(命中角度60度)の装甲を貫通する威力を持ち、当時の歩兵用対戦車兵器だった地雷や収束手榴弾と比べて格段に長くパンツァーファウストと共に歩兵の対戦車兵器の切り札として活躍した。 なお、発射時に噴出される燃焼炎のため射手は防毒マスクが必須だったが、改良型では防盾が取り付けられマスクの必要は無くなっている。
1945年には後継で射程500Mのパンツァートート(口径105mm)が開発されたが、既に携行が難しいほど大型化してしまった事と炸薬の高性能化に伴い、第2次大戦後の対戦車火器は、パンツァーファウストなどの使い捨て型で小型な物へと移行してゆく
ちなみに採用名のRPzB43は「Raketen Panzerbuchse 43」の略。日本語に直すなら「ロケット式対戦車筒 1943年型」。
登場作品 | ジャンル | 使用者 | 備考 |
ジオブリーダーズ | 漫画 | 梅崎 真紀 | 「ダイナマイトが百五十屯」篇 |
プライベートライアン | 映画 | ドイツSS兵 | − |
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