#author("2023-11-07T12:32:46+09:00","default:user","user") #author("2024-08-16T19:10:05+09:00","default:user","user") *S&W M27 "ザ・357マグナム" / S&W Model 27 "The .357 Magnum" 【回転式拳銃】 [#v9a64c97] #ref(m27.jpg,center,50%,S&W M27) #br |モデル|銃身長|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h |~27|6in&br;8in|292mm&br;343mm|1322g&br;1403g|[[.357 Magnum>口径#RevAmmo]]|6|アメリカ| |~627 PCカスタム|5in|241mm|1247g|[[.357 Magnum>口径#RevAmmo]]|8|~| |~M&P R8|5in|266.7mm|1017.7g|[[.357 Magnum>口径#RevAmmo]]|8|~| |~28|4in&br;6in|241mm&br;292mm|1162g&br;1247g|[[.357 Magnum>口径#RevAmmo]]|6|~| [[スミス&ウェッソン社>スミス アンド ウェッソン]]が開発し、1935年に[[.357マグナム弾>口径]]と共に、「ザ・357マグナム」の名でデビューした[[回転式拳銃]]。元は受注生産のカスタムガンであり、1939年までは購入時にレジストレーション(登録)を兼ねた証明書をS&Wから発行してもらうことができたため、コレクター間で呼ばれている「レジスタード・マグナム」の名でも知られる((ちなみに証明書の発行が中止された1939年以降の戦前モデルは"ノンレジスタード・マグナムと呼ばれている。))。 装弾数は6発で、.357マグナム弾または.38スペシャル弾を使用。フレームには大型リボルバー向けの[[Nフレーム>フレーム規格(SW社)]]を採用している。バレルは[[M29マウンテンガン>SW M29]]の様な大型[[フロントサイト>照準器]]とテーパードバレル。 高威力の.357マグナム弾を使用する拳銃だが[[M29>SW M29]]と同じNフレームを採用しているため、よほどのことがない限りKフレームの[[M19>SW M19]]のように破損したりはしない。1950年代前半までは、アメリカ唯一の市販マグナムリボルバーであったため、かなり重く高価な拳銃ではあったが、警察官から一般市民まで、広く多くのユーザーを獲得した。 大型のNフレームゆえシリンダー容積にも余裕があることから、M27を7連発リボルバーにしたカスタムモデルも存在する。さらに1989年にS&W社のカスタム製造部門であるパフォーマンスセンターからは、M627(M27のステンレス製モデル)を8連発化したモデルが発売されている。なお8連発シリンダーは、8発分のキャパシティを確保するため各チャンバーがやや外周寄りにオフセットされている。これにあわせてフレームも、バレル位置がやや上方にオフセットされたカスタムフレームとなっている。 1954年には、M27の廉価版である「M28」が登場した。手間暇の掛かるポリッシュ工程を省略し、マット仕上げとしたモデルで、1957年にM28と改称されるまで「ハイウェイパトロールマン」の名称で販売されていた。M27よりも手頃な価格とあって、アイダホ州警察を始め、アメリカの各州警察で採用された。その名にもふさわしくフロリダ・ハイウェイパトロールもM28を採用している。 変わったモデルとしては、近年登場したM&P R8がある。パフォーマンスセンター製のM327 TRR((スカンジウム合金フレームの327を、8連発化したモデル。))にアンダー[[マウントレール]]を成形したバレルを備えたモデルで、[[SWAT]]の[[シールドマン(盾持ち)>ライオットシールド]]向けに設計された。「自動拳銃では盾と同時に構えた際、スライドと盾が干渉して[[動作不良>ジャム]]を起こす」という声に答えたもの。 ちなみに旧MGCから発売されていた[[モデルガン>遊戯銃]]「ハイウェイパトロールマン 41マグナム」は、その名に反してM27を模した製品で、銃刀法の改正で金属製モデルガンが売買・所持共に禁止された翌年の昭和47年に、[[プラスチック>ポリマーフレーム]]製のモデルガンとして発売されたものである。やはり旧MGC製の[[ローマン2インチ>コルト ローマン]]と共に、刑事ドラマによく出てくる[[プロップガン]]として活躍した。なお、MGC製のハイウェイパトロールマンとは別に、コクサイから「M28ハイウェイパトロールマン」の名称でモデルガンが販売されていたが、MGC製ハイパトと構造が酷似しており、実銃に則した名称ながら明らかなデッドコピーであった。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |[[007 死ぬのは奴らだ>007]]|−|−|項目参照| |Dr.スランプ|漫画|キラー・スナイパー|「世界一つおいのだーれだ大会!!の巻」| |[[VIETCONG2>VIETCONG#z68e5731]]|−|−|項目参照| |[[アドレナリン:ハイ・ボルテージ>アドレナリン#l583d682]]|−|−|項目参照| |[[男たちの挽歌]]|−|−|項目参照| |[[グラインドハウス]]|−|−|項目参照| |[[クレイジーズ]]|−|−|項目参照| |刑事110キロ|TVドラマ|三隅和代|暴力団・極州會が使用していた物| |刑事ジョン・ブック 目撃者|映画|ジェームス・マクフィー|4インチ| |激流|映画|ウェイド|−| |[[コール オブ デューティ: ワールド アット ウォー]]|−|−|項目参照| |[[ゴリラ>ゴリラ(映画)]]|−|−|項目参照| |[[ゴルゴ13]]|−|−|項目参照| |[[ザ・マジックアワー]]|−|−|項目参照| |[[ザ・レイド]]|−|−|項目参照| |[[しあわせのかたち]]|−|−|項目参照| |[[死の標的]]|−|−|項目参照| |仁義なき戦い 広島死闘篇|映画|山中正治|6インチ&br;通称『ゼロ戦』| |スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園|ゲーム|狛枝凪斗|−| |[[西部警察]]|−|−|項目参照| |[[ダーティハリー]]|−|−|項目参照| |大都会|TVドラマ|黒岩 頼介&br;徳吉 功&br;丸山 米三&br;大内 正&br;平原 春夫&br;上条 巌&br;宮本 兵助&br;神 総太郎&br;水原 慎介&br;矢吹 史朗&br;滝本 稔|ハイパト| |[[太陽にほえろ!]]|−|−|項目参照| |[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照| |[[ドーン・オブ・ザ・デッド]]|−|−|項目参照| |[[トリアージX]]|−|−|項目参照| |[[ニキータ]]|−|−|項目参照| |[[バッドボーイズ]]|−|−|項目参照| |[[バトルフィールド V>Battlefield V]]|−|−|項目参照| |[[バトルフィールド ハードライン]]|−|−|項目参照| |ブラッド・ワーク|映画|テリー・マッケイレブ|M627PCカスタム&br;3インチモデル| |[[マッドマックス]]|−|−|項目参照| |[[マフィア(ゲーム)]]|−|−|項目参照| |[[名探偵コナン]]|−|−|項目参照| |[[最も危険な場所>スワガー・サーガ]]|−|−|項目参照| |[[要塞警察>アサルト13 要塞警察]]|−|−|項目参照| |[[リプレイスメント・キラー]]|−|−|項目参照| |[[ルパン三世]]|−|−|項目参照| |[[レオン]]|−|−|項目参照| |[[ワイルド7]]|−|−|項目参照| |[[ワイルドスピード MAX>ワイルドスピード#f5838532]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:このページの文章および画像は[[Smith & Wesson>http://www.smith-wesson.com/]]社から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment