*GIGN (Groupe d'intervention de la gendarmerie nationale)：国家憲兵隊治安介入部隊[#l7903e99] 1972年に起きた[[ミュンヘンオリンピック事件]]に震撼し、対テロ部隊創設に動き出した当時のフランス内務省が、パリのベルサイユ陸軍基地内に設立した対テロ特殊部隊。 隊員は国家憲兵隊の所属だが、実際にはフランス版のSOCOMであるCOS(特殊部隊統合軍)の一翼も担っている。これは対テロ活動以外にも要人警護や破壊工作など作戦は多岐に渡るためである。実際に水中作戦部隊や警察犬部隊も存在し、冬季の雪山での狙撃訓練もある。 設立以来、100以上の作戦を成功させてきた世界的に見ても非常に優秀な特殊部隊であり、日本の[[SAT]]もこのGIGNを参考にしている点がある(実際にGIGNの本部には日本から送られたSATの部隊旗が展示されている)。 隊員の選抜試験の厳しさもかなりのもので毎年100名近い応募があるが最終候補まで残るのは僅か4、5名である。 部隊の方針はあくまでも人命尊重であり、作戦決行時には念入りな情報収集をかかさずに行なうことで人的損害を極力減らしているが、必要ならば断固たる実力行使、つまりは容疑者の射殺も辞さない。 使用する火器も特徴的で、マニューリン社の.357マグナム[[リボルバー>回転式拳銃]]の他、他国の部隊が補助火器として使用する[[散弾銃]]を主力火器として使用する点などが挙げられる。特にマニューリンリボルバーの用法は特異で、[[スコープ]]と[[バイポッド]]を取り付け、人質を盾にしている対象の制圧など、[[CQB]]専用の近距離狙撃に用いられる。 2009年2月現在、フランス国内の犯罪事情の変化に伴う組織改革の一環として、国家警察の国家警察介入部隊(GIPN)やRAIDとの装備、作戦行動任務の内容に関する垣根(政治的背景の有無など）が取り払われ、人員の交流や交換も頻繁に行われているようだ。 |~突撃銃|~拳銃|~狙撃銃|~短機関銃|~散弾銃| |[[FAMAS>GIAT ファマス]]&br;[[HK416>HK HK416]]&br;[[HK417>自動小銃/HK HK417]]&br;[[G36K>HK G36]]&br;[[G36C>HK G36]]&br;[[SG550>シグ SG550]]|[[PAMAS G1>ベレッタ M92]]&br;[[グロック 17]]&br;[[グロック 26]]&br;[[シグザウエル P228>自動拳銃/P228]]&br;[[SIG SP2022>自動拳銃/シグプロ]]&br;[[FN ファイブセブン]]&br;[[コルト ガバメント]]&br;[[S&W M686>SW M686]]&br;[[S&W M60>SW M36]]&br;[[マニューリン MR73]]|[[FR-F1>小銃/GIAT FR-F1]]&br;[[FR-F2>小銃/GIAT FR-F2]]&br;[[PGM ミニヘカート>小銃/PGM 338]]&br;[[バレット M82A1>バレット M82]]|[[H&K MP5>短機関銃/HK MP5]]&br;[[P90>短機関銃/FN P90]]&br;[[ウージー>短機関銃/IMI ウージー]]|[[ベネリ M3]]&br;[[レミントン M870]]&br;[[フランキ スパス12]]| +■GIGN出身の人物(架空) |登場作品|人物名|備考|h |[[コール オブ デューティ： モダン・ウォーフェア3]]|セイバー|−| |[[レインボーシックス シージ>レインボーシックス#siege]]|トゥイッチ（エマニュエル・ピション）|−| |~|モンターニュ（ジル・トゥーレ）|−| |~|ドク（ギュスターヴ・カテブ）|−| |~|ルーク（ジュリアン・ニザン）|−| ---- #pcomment
