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*マウザー タンクゲベール M1918 / Mauser Tankgewehr M1918 【対物小銃】 [#e5a08f33]
#ref(800px-Musee-de-lArmee-IMG_1006.jpg,center,nolink,60%,マウザー M1918)
|全長|重量(バイポッド装着時)|口径|装弾数|製造国|h
|1961mm|15.6(18.5)kg|[[13.2mm×92 TuF>口径]]|1|ドイツ|

 M1918([独]Tankgewehr M1918 略して"T-Gewehr"とも呼ぶ)は、1918年に[[マウザー]]社が開発した世界初の[[対戦車ライフル>対物火器]]である。第一次世界大戦中、イギリス軍のマークIV戦車の装甲に対して、[[マウザーライフル>小銃/マウザー Gew98]]の7.92mm[[AP弾>アーマーピアシング弾]]では効果が薄かったことから、これを貫ける大口径・高初速の対戦車ライフルとして設計され、約15,800挺が製造された。独立グリップとバイポッドを廃した短銃身モデルも作られている。

 M1918は、マウザー式[[ボルトアクション]]機構をスケールアップして組み込んだ[[シングルショット]][[ライフル>小銃]]で、バットストックとは独立したグリップとマキシムMG08/15タイプの[[バイポッド]]、タンジェントサイトを備える。有効射程距離500メートル。弾薬は、元々マキシムMG18 TuF[[重機関銃]]用に開発された13.2mm×92 TuF([独]Tank und Flieger = tank and aircraft)を使用し、射手と弾薬運搬係の2人で運用された。しかし、[[マズルブレーキ>コンペンセイター]]やソフトバットプレートといった反動軽減機能は付いておらず、強烈な反動のため、射手の肩関節脱臼や鎖骨骨折が起きることもあったという。

//右肩と左肩で計2発しか撃てない「2ショットライフル(ツヴァイ・シュッツ・ゲベール)」などと揶喩された。
//↑出展がないためコメントアウト。聞いたことのない名称で日本特有の都市伝説かと思われます(そもそもこの呼び方だと2発しか撃てないというニュアンスは全くありません)。
 
|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|[[バトルフィールド 1]]|−|−|項目参照|
|[[女神転生]]|−|−|項目参照|
|[[レッド・デッド・リデンプション]]|−|−|項目参照|
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