#author("2020-09-05T16:32:30+09:00","default:user","user")
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*小銃 / Rifle [#qf4ac9b4]

 個人携行の基本となる肩撃ち銃([[銃床]]を肩に当てて撃つ銃)、もしくは銃身に[[施条(ライフリング)>ライフリング]]と呼ばれる螺旋状の溝を有する肩撃ち銃の総称。中国では「歩槍」、北朝鮮では「歩銃」と呼ばれる。
 個人携行の基本となる肩撃ち銃([[銃床]]を肩に当てて撃つ銃)、もしくは銃身に[[施条(ライフリング)>ライフリング]]と呼ばれる螺旋状の溝を有する肩撃ち銃の総称。

 一般に英語の「Rifle(ライフル)」の日本語訳は「小銃」とされるが、実際には「小銃」と「Rifle」という2つの語はその由来上、意味合いが異なっている。

 英語の「ライフル」の語源はやや複雑なものである。19世紀中頃に軍用として実用化された施条式銃身を有するマスケット銃を、滑腔式銃身を持つ従来の「マスケット(Musket)」と区別して「ライフルド・マスケット(Rifled Musket)」と呼んでいたが、施条によって射程や弾道の安定度が飛躍的に向上したことで従来のマスケット銃が衰退し、「ライフル(Rifle)」だけが残ったのが語源である。また、ライフルをライフルたらしめる施条のことを英語では「ライフリング」と呼ぶ。
//しかし、これは原義と照らし合わせると非常にややこしい単語である。というのも、この「ライフル」というのは、15世紀に施条技術を開発したドイツにおける「施条」の意味であり、''つまり本来英語で「ライフリング」と呼ばれているものが、ドイツ語における「ライフル」なのである。''((なお有名な話であるが、当のドイツにおける「小銃」を意味する単語は「Gewehr」である。))
//↑真偽不明のため一旦コメントアウト。

 国内外を問わず、レーザーやビームなどの実弾以外のものを発射する(明らかにライフリングを有しない)兵器もメディア作品で主に「ライフル」と呼ばれる事からも分かるように、現在ではそのような本来の起源とは関係なく言うなれば「ライフル型」の形状のもの全般を指す汎用的な単語となっている。

 一方、日本語の「小銃」は、戦国時代から江戸時代にかけて大砲を「大銃」とも呼び、その対比として個人が扱う銃の事を「小銃」とした事が由来である。このため、英語の「ライフル」が主に銃身に旋条を施された小銃を指すのに対し、日本語の「小銃」は旋条のないマスケット銃や[[火縄銃]]も原義として含む。

 小銃は、時代を経るに従い、その構造や用途に応じて様々に発展、派生しており、扱う弾薬も千差万別である。
 小銃の形式は前装式銃に始まり、後装式銃の誕生によって[[ボルトアクション]]、[[レバーアクション]]、[[ポンプアクション]]など様々な手動式の連発機構が登場し、20世紀に入ると[[ガスオペレーション]]などの自動装填機構を有した自動連発式の[[自動小銃]]や[[突撃銃]]へと派生した。用途によって派生したものには、長距離での精密射撃性能を求めた[[狙撃銃]]、取り回しを重視して銃身や銃床を切り詰めた[[騎兵銃]]などがある。また、小銃に用いられる弾薬は[[小銃弾>口径#RifleAmmo]]と呼ばれる大型の弾薬が知られているが、[[拳銃弾>口径#RevAmmo]]に分類される小型の弾薬を使用する小銃も古くから数多く存在し、使用する弾薬の種類によって(小銃か否か)は区別されない。

 当Wikiでは慣習的、あるいは銃器メーカーによる分類に従って小銃カテゴリの類別がなされている。先述のように広義的には自動小銃、突撃銃も小銃に含むが、いずれもすでに大規模な系統となっているため、便宜上、狭義的な「連射能力が無い(あるいは乏しい)銃」という小銃の分類にそって、小銃カテゴリには含んでいない。
 
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