#author("2024-09-12T18:38:06+09:00","default:user","user") #author("2024-09-12T21:26:57+09:00","default:user","user") *ゼネラル・ダイナミクス RM277 【自動小銃】 [#u283dd49] #ref(RM277(ライフルバリアント).jpg,center,nolink,80%,RM277(ライフルバリアント)) |~バリアント|~全長|~銃身長|~口径|~装弾数|~発射形式|~製造国| |NGSW-R (ライフル)|851mm(推定)|20in(推定)|[[6.8mm×51&br;(6.8mm TVCM)>口径]]|20|S/F|アメリカ| |NGSR-AR (SAW)|916mm(推定)|23in(推定)|~|~|~|~| |NGSW-AR (SAW)|916mm(推定)|23in(推定)|~|~|~|~| アメリカ軍制式の[[M4カービン>コルト M4]]/[[M249>FN ミニミ]]/[[M240>FN MAG]]の3機種を代替する次期分隊火器システムプログラム「NGSW(Next Generation Squad Weapon)」計画に基づいて設計された[[自動小銃]]/[[分隊支援火器>SAW]]。銃本体の開発をゼネラル・ダイナミクス社と[[ベレッタ]]社が担当し、[[弾薬]]をトゥルーベロシティ社が担当した。 名称は6.8mm弾の[[口径]]である.277口径に由来する。 全長を短縮できる[[ブルパップ]]型を採用し、ライフルと[[SAW]]が共通のレシーバーを使用しているのが特徴。NGSW計画の他社案ではSAWバリアントが独自の[[ベルト給弾>弾帯]]式[[軽機関銃]]だったのに対し、[[RPK>USSR RPK]]や[[M27IAR>HK M27 IAR]]のようなライフルベースのSAWとなっている。 また3Dプリンタで作成された[[サプレッサー>減音器]]を標準装備している。従来品と比べ太く短いのが見かけ上の特徴だが、減音効果とマズルフラッシュ低減に加えバレル寿命を伸ばす効果があるという。 作動方式は「ガス&リコイルオペレーション」という作動方式を採用しており、「ショット リコイル インパルス アベレイジング システム」と名付けられた、射撃サイクルにおいて生じた反動の一部を銃身を後退させて一時的に吸収する機構により射手が感じる反動を軽減させる事で、強力な弾薬を使用しながらも反動制御が容易となっている。なお、後に同様の機構がNGSW計画で競合する[[シグ]]社によって模倣されたとしてトゥルーベロシティ社が訴訟を起こしているが、更に遡れば[[四川華慶機械有限責任公司>中国南方工業集団公司#cf9531eb]]が1995年に完成させたQJZ89式12.7mm重機関銃で既にほぼ同種の機構が採用されており、トゥルーベロシティ社がこの種の機構の先駆者という訳ではない。((更に、個人携行が出来ず固定方法が異なる為に構造こそ大きく異なるが機関砲にまで広げて見ればイスパノ・スイザ社が1930年代に開発したHS.404などで同様の機構が採用されていた。)) 作動方式は「ガス&リコイルオペレーション」という作動方式を採用しており、「ショット リコイル インパルス アベレイジング システム」と名付けられた、射撃サイクルにおいて生じた反動の一部を銃身を後退させて一時的に吸収する機構により射手が感じる反動を軽減させる事で、強力な弾薬を使用しながらも反動制御が容易となっている。なお、後にNGSW計画で競合する[[シグ]]社によりこの機構に関する特許を侵害されたとしてトゥルーベロシティ社が訴訟を起こしているが、更に遡れば[[四川華慶機械有限責任公司>中国南方工業集団公司#cf9531eb]]が1995年に完成させたQJZ89式12.7mm重機関銃で既にほぼ同種の機構が採用されており、トゥルーベロシティ社がこの種の機構の先駆者という訳ではない。((更に、個人携行が出来ず固定方法が異なる為に構造こそ大きく異なるが機関砲にまで広げて見ればイスパノ・スイザ社が1930年代に開発したHS.404などで同様の機構が採用されていた。)) また、セミオート時は[[クローズドボルト]]、フルオート時は[[オープンボルト]]に切り替わる機構が搭載されている。 セレクターと[[チャージングハンドル>コッキングハンドル]]は当然ながら[[アンビ]]となっており、ブルパップ式で問題となる排莢口も両側に設けられ切替が可能。アクセサリー回りについても上面以外を[[M-LOK]]とした[[ハンドガード]]、[[ピカティニーレール]]付きのフルフラットトップレシーバーを備えている。また[[BUIS>照準器]]は通常の折り畳みサイトではなく45度のオフセットが標準となっている。 AR(SAW)バリアントでは、フルートが彫られたロングバレルを装備し、折畳時にはフレームに一体化する[[バイポッド]]を装備している。 高い遠距離射撃性能と[[ボディアーマー]]貫徹能力を求められた6.8mm弾薬「.277 TVCM」にはポリマー薬莢((底部にはスチールを使用。))が使用されている。ボトルネックがほとんどなく薬莢上端で急激に絞られたデザインとなっているが、これは従来のボトルネックが内側に設けられており、弾頭のネック配置を適正化するためのもの。なお、弾薬製造元のトゥルーベロシティ社は本弾薬以外にも[[5.56mmNATO弾>5.56mm x45弾]]、[[7.62mmNATO弾>7.62mm×51弾]]や.50BMGなどのポリマー弾薬を製造している。 なお、NGSW計画は2022年にシグ案の[[XM7>シグザウエル MCX]]((決定当初はXM5。商標問題で改名))(ライフルバリアント)及び[[XM250>シグザウエル MG338]](SAWバリアント)が選定され、RM277は落選している。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア��]]|−|−|項目参照| |[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェアIII]]|−|−|項目参照| |[[バトルフィールド 2042]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:このページの画像は[[Modern Firearms>https://modernfirearms.net/en/assault-rifles/u-s-a-assault-rifles/ngsw-r-gd-rm277-2/]]から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ---- #pcomment
