#author("2019-07-15T00:38:15+09:00","default:user","user") #author("2019-07-15T01:29:06+09:00","default:user","user") *山猫は眠らない / Sniper [#n104b7ef] RIGHT:1993/2002/2004年,アメリカ映画 1993年に公開された、当時では珍しく狙撃手を題材にした作品。 ハリウッド映画に多い動きの多いアクション映画ではなく、ひたすら寡黙で淡々としたスナイパーの世界を繰り広げる醒めた炎の物語。そしてトム・ベレンジャー演じるトーマス・ベケットの渋みのあるキャラクターと演技に、多くのスナイパーファンを生んだ作品。 #ref(sniper05.jpg,nolink,center) CENTER:&size(28){'''「ワン・ショット、ワン・キル」'''}; ***山猫は眠らない (原題:Sniper) [#mb130eab] RIGHT:監督 ルイス・ロッサ #ref(sniper04.jpg,nolink,center) トーマス・ベケット米国海兵隊上級曹長。彼は凄腕のスナイパーとして名を馳せ、密林を舞台に幾人もの暗殺を成功させてきた男である。前の作戦任務中、敵スナイパーにより相棒を失い失意の彼に新たな任務が下る。オリンピック銀メダリストのエリート軍人リチャード・ミラーと共にパナマへ潜入、カルテル(麻薬組織)の援助を受け、今度のパナマ大統領選挙への野心を燃やす将軍アルバレスを暗殺するのだ。 #ref(sniper02.jpg,nolink,center) ミラーと共に潜入するベケット。だがミラーはジャングルの経験も無ければ人を撃った経験も無いため、何かと足手まといとなってしまう。さらに作戦予定地へと向かう2人を、かつてベケットの相棒を狙撃した敵スナイパーが追跡をかける。スナイパー対スナイパー、果たして生き残るのは?そしてベケット達は作戦を遂行する事ができるのか? |登場人物|使用火器|備考|h |トーマス・ベケット|[[USMC M40A1>小銃/レミントン M700]]|−| |~|[[シグザウエル P226]]|~| |リチャード・ミラー|[[H&K SR9(TC)>自動小銃/HK SR9]]|−| |デ・シルバ|[[USSR ドラグノフ]]|−| |現地協力者|[[ウィンチェスター M1]]|−| |ヘリのドアガンナー|[[M60D>サコー M60]]|ヘリのドアガン| |敵|[[PRC 56式自動歩槍>突撃銃/PRC 56式自動歩槍]]|−| |~|[[USSR RPD]]|~| |~|[[AKM>USSR AKM]]|~| |~|[[フランキ スパス12]]|~| |~|[[ブローニング M2>重機関銃/ブローニング M2]]|~| |~|[[MP5>短機関銃/HK MP5]]|スコープ付もあり| |~|[[AKM>USSR AKM]]|−| |~|[[ブローニング M2>重機関銃/ブローニング M2]]|~| ***山猫は眠らない2/狙撃手の掟 (原題:Sniper II) [#ta4862d8] RIGHT:監督 クレイグ・バクスレイ パナマ潜入作戦より月日は流れ、海兵隊を引退し狙撃兵の教官を勤めていたベケットに、再び軍より依頼が来る。今度の目標は混沌が続くセルビアの要人ヴァルストリア。不承不承ながらも引き受けたベケットはデルタ出身で謎の多いジェイク コールをサポートに従えセルビアに潜入。現地の工作員ソフィアより銃を受け取り、白昼堂々見事な狙撃で目標の暗殺に成功させる。 しかし撤収途中、警備兵に見つかり銃撃戦の末逃亡。コールの謎の行動により難を逃れたベケットだったがコールは現地の兵に捕らわれてしまう。これに対しベケットはソフィアやその兄弟と共にコールの救出作戦を開始。しかしコールはベケットがあずかり知らぬ任務のため、あえて捕まったのであった。その目的は―― ベケット達を捕らえんと躍起になるセルビア兵、そして徐々にかつ確実に仕留めんと追跡を行う敵の狙撃手。ベケット達は敵の追撃を振り切り、かつて戦場となった廃村で最後の狙撃戦に挑む。 |登場人物|使用火器|備考|h |トーマス・ベケット|[[USMC M40A1>小銃/レミントン M700]]&br;[[マウザー Kar98K>小銃/マウザー Kar98K]]&br;[[ツァスタバ CZ99]]|−&br;実際は[[モシンナガンM1891/30>小銃/ロシア帝国 モシンナガンM1891]]&br;−| |ジェイク・コール|[[H&K MP5A2>短機関銃/HK MP5]]&br;[[AKM>USSR AKM]]|−&br;黒色樹脂製| |ソフィア|[[シグザウエル P226]]|−| |ヴォイスラフ|[[AKM>USSR AKM]]|黒色樹脂製| |パヴェル|[[H&K MP5A2>短機関銃/HK MP5]]|−| |セルビア兵|[[AKM>USSR AKM]]&br;[[H&K MP5A2>短機関銃/HK MP5]]&br;[[USSR RPD]]|黒色樹脂製&br;−&br;車載| |警官|[[ステアー SPP>短機関銃/ステアー TMP]]|−| |護衛官|[[ステアー SPP>短機関銃/ステアー TMP]]|−| |SFOR(平和安定化部隊)?|[[コルト M4A1>コルト M4]]&br;[[H&K MP5A2>短機関銃/HK MP5]]|[[コルト M203]]付&br;[[ダットサイト]]付| ***山猫は眠らない3/決別の照準 (原題:Sniper 3) [#x6c16b31] RIGHT:監督 P・J・ピース 海兵隊に復職したベケットに、NSA(国家安全保障局)から新たな任務が与えられる。だが次の目標はこともあろうに、ベトナム時代の命の恩人フィネガンだった。戦死したと思われていたフィネガンは実は密かにベトナムに戻り、CIAの秘密活動に従事していた。しかし、今や彼は国際テロ組織とも結託し、かつての祖国にとっても危険な存在に変貌していた。 かつて悪夢を見たベトナムに戻ったベケットだが、友人を撃つためらいからか、古傷からくる神経の麻痺のせいか、狙撃には失敗。そして、自分自身もNSAに狙われていることを知る。NSAは、幹部と有力議員の致命傷となりかねない秘密を握るフィネガンを抹殺するべくベケットを送り込み、最後にはベケットをも消すつもりだったのだ。 ベケットは決着をつけるべく、フィネガンが潜伏するタイニンの地下トンネルへと向かう――。 |登場人物|使用火器|備考|h |トーマス・ベケット|[[バレット M82]]&br;[[AI アークティクウォーフェア>小銃/AI アークティクウォーフェア]]&br;[[グロック 17]]&br;[[レミントン M700>小銃/レミントン M700]]&br;[[コルト ガバメント]]|シミュレーター&br;ホー・チ・ミン市内でフィネガン狙撃時&br;同上,バックアップ&br;クアンより拝借&br;同上| |クアン|[[コルト ガバメント]]|[[二挺拳銃]],[[セレーション]]が斜め&br;フィリピン製かも?| |ポール・フィネガン|[[コルト ガバメント]]|ベトナム戦争時代| |フィネガンの手下|[[USSR AKS74U]]&br;[[USSR AK47]]&br;[[USSR シモノフSKS]]&br;[[マドセン M50>短機関銃/マドセン M50]]|−| |NSAのスナイパー|[[USSR ドラグノフ]]|[[スコープ]]装着| ***山猫は眠らない4/復活の銃弾 (原題:Sniper: Reloaded) [#h15a1b86] RIGHT:監督 C・ファエ 舞台はアフリカ・コンゴ民主共和国。伝説の狙撃手トーマス・ベケットの遺伝子を受け継ぐ海兵隊員 ブランドン・ベケット三等軍曹は、ある日、反体制派領土で拘束されている欧州農民の救出を依頼される。父親譲りの狙撃の腕前を持つブランドンは、父の元相棒だったという狙撃講師リチャード・ミラーらの協力を得て、勇猛果敢に敵地へと乗り込んでゆくが・・・。 父トーマスの意志を受け継いだ"若き山猫"が正義のために、いま立ち上がる!! 主人公がトーマス・ベケットからブランドン・ベケットに世代交代したシリーズ 4作目。 ビリー・ゼインが演じた1作目の新米狙撃手 リチャード・ミラー が本作では海兵隊の狙撃教官として登場する等、1作目のエッセンスが随所に用意されている。 |登場人物|使用火器|備考|h |ブランドン・ベケット三等軍曹|[[CAR-15>コルト XM177]]|キャリングハンドル上に[[マウントレール]]、[[ダットサイト]]を装備。[[RIS>レイル インターフェイス システム]]装備| |~|[[RSAF リー・エンフィールド>小銃/RSAF リー・エンフィールド]]|民間用の猟銃として登場。&br;[[スコープ]]装着。| |~|[[モーゼル98スポーター>小銃/マウザー Kar98K]]|[[スコープ]]装着。| |~|[[LAR グリズリー>自動拳銃/LAR グリズリー・ウィンマグ]]|父トーマス・ベケットが使用した銃。&br;ミラーから受け取る。| |海兵隊員|[[CAR-15>コルト XM177]]|キャリングハンドル上に[[マウントレール]]、[[ダットサイト]]を装備| |~|[[SPR風カービン>コルト M4]]|−| |~|[[AKタイプライフル>IMI ガリル]]|ベクター R5ベースのプロップガン&br;コンゴ政府軍への基礎訓練に使用| |~|トルベロ 12,7x99 CMS|狙撃訓練シーンで使用。| |~|[[M40A1>小銃/レミントン M700]]|狙撃訓練シーンで使用。| |リチャード・ミラー教官|トルベロ 12,7x99 CMS|コンゴ政府軍との戦いに使用。| |~|[[M40A1>小銃/レミントン M700]]|マシエロとの戦いに使用。| |エレン・アブラモウィッツ中尉|[[ベレッタ M92]]|正確にはベクター Z88の模様。| |マーチン・チャンドラー|[[モーゼル98スポーター>小銃/マウザー Kar98K]]|[[スコープ]]装着。| |ヴィンセント・"イタリアン"・マシエロ|ボルトアクション式小銃|[[スコープ]]着用。&br;詳細不明。作中では[[M24>小銃/レミントン M700]]と呼称。| |コンゴ政府軍兵士|[[ベクター R5>IMI ガリル]]|−| |国連軍憲兵隊|[[HK MP5A5>短機関銃/HK MP5]]|発砲なし。| ---- #pcomment