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*コルト ドラグーン / Colt Dragoon 【回転式拳銃】 [#we60aebe]
#ref(1848_1st_model_dragoon.jpg,center,nolink,90%,ウベルティ製 ドラグーン ファーストモデル)
|モデル|全長|重量|口径|装弾数|製造国|h
|~M1848|375mm|1.93kg|.44口径|6|アメリカ|

 1848年に[[コルト]]社のサミュエル・コルトが設計した、黒色火薬を使用する[[パーカッション]]式[[シングルアクション]][[リボルバー>回転式拳銃]]。
 前年に登場した同社の[[ウォーカー>回転式拳銃/コルト ウォーカー]]の問題点を改善するかたちで開発された。ちなみに名前のドラグーンとは[[竜騎兵>騎兵銃]]の意味。

 ウォーカーでは9インチだった長大な銃身は、7.5インチに短縮。60[[グレイン>ヤード・ポンド法の単位]]もの火薬を詰める巨大なシリンダーも、50グレイン用の短いサイズに変更。
 また、ローディングレバーの固定方式も強化され、発砲時の反動でレバーが下がらないように改良された。

 1848〜1860年間に、3つのモデルが製造された。
 ファーストモデル(1848〜1850年間に7,000挺)は、楕円形のシリンダーノッチ、V字型メインスプリング、シリンダー後部にセイフティピンが無い、後部が角型の[[トリガーガード]]。
 1848〜1860年間に、3つのモデルが製造された。
 ファーストモデル(1848〜1850年間に7,000挺)は、楕円形のシリンダーノッチ、V字型メインスプリング、シリンダー後部にセイフティピンが無い、後部が角型の[[トリガーガード]]。
 セカンドモデル(1850年と1851年に2,550挺)は、長方形のシリンダーノッチ、リーフ型のメインスプリング。
 サードモデル(1851〜1860年間に10,000挺)は丸型トリガーガードで、他に着脱式[[ショルダーストック>銃床]]や折り畳み式リーフサイトなど様々なバリエーションが存在する。
 サードモデル(1851〜1860年間に10,000挺)は丸型トリガーガードで、他に着脱式[[ショルダーストック>銃床]]や折り畳み式リーフサイトなど様々なバリエーションが存在する。
 また、更なるバリエーションとして短銃身の“ベビードラグーン”(M1848 ポケットピストル)もある。

 米墨戦争(1846〜1848年)の後に登場したドラグーンだったが、民間人の間で人気になり、南北戦争でも軍用[[拳銃]]として使用され、その後幕末の日本にも輸入された。
 米墨戦争(1846〜1848年)の後に登場したドラグーンだったが、民間人の間で人気になり、南北戦争でも軍用[[拳銃]]として使用され、その後幕末の日本にも輸入された。
 現在はウォーカー共々、イタリアのウベルティ社がレプリカモデルの製造・販売を行っている。

|登場作品|ジャンル|使用者|備考|h
|11人のカウボーイ|映画|少年|−|
|怒りのガンマン/銀山の大虐殺|映画|サクソン一家|シルバーモデル|
|~|~|アダム・サクソン|手下の物を借りる|
|映画大好きポンポさん|アニメ|ミスティア|劇中の映画『GUNS AKINBO』のポスターで、&br;[[レミントン M1858]]と共に所持|
|ジョン・カーター|映画|ジョン・カーター&br;アパッチ族|−|
|スティール・ボール・ラン|漫画|ジョニィ・ジョースター|ファーストモデル|
|セラフィム・フォールズ|映画|カーヴァー&br;ギデオン|−|
|[[トゥルー・グリット>勇気ある追跡]]|−|−|項目参照|
|幕末賭博バルバロイ|漫画|ジョッシュ船長&br;ミールツォ号の船員|発砲なし|
|[[速水螺旋人の馬車馬大作戦]]|−|−|項目参照|
|[[フィアー・ザ・ウォーキング・デッド]]|−|−|項目参照|
|武装ポーカー|漫画|男|発砲シーンなし|
|ブラッディ・ガン|映画|クレイジー・コーラ|−|
|[[ペルソナ2>女神転生]]|−|−|項目参照|
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CENTER:このページの画像は[[ウベルティ・ファイアアームズ>http://www.uberti.com/]]から転載しています。
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