#author("2024-02-05T17:52:33+09:00","default:user","user") #author("2024-02-23T00:07:24+09:00","default:user","user") *ラインメタル/マウザー MG34 【軽機関銃】[#t373fc3e] #ref(MG34.jpg,center,nolink,ラインメタル/マウザー MG34) |モデル|全長|重量|口径|装弾数|発射形式|製造国|h |~二脚型|1219mm|11.5kg|[[7.92 mm × 57>口径]]|50/75/250|S/F|ドイツ| |~二脚型|1219mm|11.5kg|[[7.92 mm × 57>口径]]|[[ベルトリンク給弾>弾帯]]&br;50/250(弾帯用コンテナ容量)&br;75(サドル式ドラムマガジン)|S/F|ドイツ| |~三脚型|1219mm|17.75kg|~|~|~|~| |~MG34/42|1219mm|(二脚、三脚型参考)|[[7.92 mm × 57>口径]]|50/75/250|F|~| |~MG34/42|1219mm|(二脚、三脚型参考)|[[7.92 mm × 57>口径]]|[[ベルトリンク給弾>弾帯]]&br;50/250(弾帯用コンテナ容量)&br;75(サドル式ドラムマガジン)&br;|F|~| 1934年、ドイツ陸軍にMG34の名前で制式採用された[[軽機関銃]]。 1930年代初頭、次期軽機関銃トライアルとしてラインメタル社と[[マウザー]]社は各々独自の軽機関銃をドイツ陸軍に提出した。しかしどちらも長所があり優劣付け難く、そこで「2つの銃の長所を組み合わせよう」と云う事で両社が共同開発したのがMG34である。 軽機関銃クラスの重量そのままに[[ベルト給弾>弾帯]]機能を追加したことで、個人で運用可能な軽便さと高度な持続射撃能力を併せ持つことが可能となった。連続発射による銃身の劣化も銃身交換を簡単にして予備銃身を複数持たせる事で解決。さらに「ラフェッテ(銃架)」と呼ばれる[[三脚>バイポッド]]に設置すれば重機関銃の代用となり、ラフェッテに大仰角をつければ対空機銃としても使用することが出来た。また、本体マウントを介して装甲車輛などの車載機銃としても使用できる汎用性をも備えていた本銃は、[[汎用機関銃>GPMG]]の祖と云われている。第一次世界大戦から戦間期までに当時の列強各国が開発し装備していた軽機関銃も、大なり小なりこうした汎用性を備えてはいたものの、頻繁なリロードを要する[[マガジン]]給弾式が主であったことから、ベルト給弾式の中量級機関銃や[[重機関銃]]の代用とするには制圧力に欠けたのである。 ラフェッテは、陣地設置に向いた高姿勢、歩兵に随伴しながらの携行と支援攻撃が可能な低姿勢、対空用に仰角を取る対空姿勢の3姿勢をとることが可能で、一見かさばるラフェッテを取り付けたままでもかなりの汎用性を発揮できた。また、ラフェッテに装備される[[光学照準器>照準器]]と、射撃の反動を利用して縦深方向に着弾を意図的にばら撒く射角調整機能を使用することで、遠距離の目標に対し、精緻かつ濃密な弾幕を張ることが出来た。この、MG34用のラフェッテ34(34式銃架)の設計は、後継の機関銃用に開発されたラフェッテ42(42式銃架)でも、ほぼ同じ構造のものとなっている。 ちなみにトリガーには二つの窪みがあり、上半分を引くと[[セミオート]]、下半分を引くと[[フルオート]]で発射する。 1941年には改良を加え発射速度を増したMG34/41が作られたが、もともと部品の大半が職人的な[[削り出し加工]]で作られるためにコストが高く、精密であるため泥や埃に弱かった。その為1942年には[[プレス製部品>プレス加工]]が多用された、より低コストかつ動作信頼性の高い、新設計の[[MG42>グロスフス MG42]]が開発され、主力の座を譲る事となる。 しかし既成の戦車用ポールマウント式銃架には、放熱カバーの角張ったMG42は装着不可能なこともあり、MG34は終戦まで生産が継続され、約35万挺が製造された。 第二次世界大戦後に残存していた個体は連合国に接収され、ベトナム戦争ではこの時にソ連に接収された個体の相当量が他のドイツ製火器と共に北ベトナム側に供与されて運用された。 現代においては稀な例ではあるが、ギリシャ海軍では掃海艇の舷側に搭載する火器として今日も運用している。 |登場作品|ジャンル|使用者|備考|h |Dr.スランプ|漫画|山吹 みどり|「あこがれのレストラン!!の巻」&br;ヘッツァー駆逐戦車に搭載&br;発砲なし| |~|~|則巻 アラレ|「離婚します!の巻」&br;扉絵&br;Sd.Khz.10ハーフトラックに搭載| |~|~|空豆 ピースケ|「みんなちょうだい!」の巻」&br;扉絵&br;ラフェッテ34に設置| |[[ENLISTED]]|−|−|項目参照| |[[アヴァロン]]|−|−|項目参照| |[[紅い眼鏡]]|−|−|項目参照| |悪魔城ドラキュラ黙示録&br;悪魔城ドラキュラ黙示録外伝|ゲーム|バイクスケルトン&br;(サイドカータイプ)|サイドカーに搭載| |[[アンダーワールド]]|−|−|項目参照| |[[インディ・ジョーンズ]]|−|−|項目参照| |[[ウルヴァリン:X-MEN ZERO]]|−|−|項目参照| |エドワードランディ|ゲーム|覇怪魔人|2分割して携帯&br;[[セミオート]]のみで使用| |カーニバルナイト〜妖精作戦III|小説|平沢 千明|−| |[[ガールズ&パンツァー>ガールズ&パンツァー]]|−|−|項目参照| |[[学園大戦ヴァルキリーズ 暴力の王国]]|−|−|項目参照| |家庭にほえろ|漫画|上原警部|2巻| |[[靴ずれ戦線]]|−|−|項目参照| |ケルベロス 鋼鉄の猟犬|ラジオドラマ&br;小説|第101装甲猟兵大隊隊員|−| |[[犬狼伝説]]|−|−|項目参照| |[[コール オブ デューティ2: ビッグ レッド ワン]]|−|−|項目参照| |[[コール オブ デューティ3]]|−|−|項目参照| |[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア]]|−|−|項目参照| |[[コール オブ デューティ: ユナイテッド オフェンシブ>コール オブ デューティ#m67c2f04]]|−|−|項目参照| |[[ご注文はうさぎですか??>ご注文はうさぎですか?]]|−|−|項目参照| |[[こちら葛飾区亀有公園前派出所]]|−|−|項目参照| |[[魁!!男塾(アニメ版)>魁!!男塾#b29f6830]]|−|−|項目参照| |式神の城|ゲーム|ふみこ・オゼット・ヴァンシュタイン|−| |重鉄騎|ゲーム|国連軍兵士|国連軍鉄騎・装甲車の武装| |[[終末のイゼッタ]]|−|−|項目参照| |[[シンドラーのリスト]]|−|−|項目参照| |[[スター・ウォーズ]]|−|−|項目参照| |[[スターリングラード(1993年)]]|−|−|項目参照| |[[スターリングラード(2001年)]]|−|−|項目参照| |[[ストライクウィッチーズ]]|−|−|項目参照| |[[スワガー・サーガ]]|−|−|項目参照| |ゾンビの用心棒|漫画|ゾンビハンター|あさりよしとお短編集に収録| |[[ディファイアンス]]|−|−|項目参照| |[[デス・レース]]|−|−|項目参照| |[[東部戦線1944]]|−|−|項目参照| |[[ドールズフロントライン]]|−|−|項目参照| |[[ドニエプル攻防決戦1941]]|−|−|項目参照| |ドラゴンステーキ|漫画|リプトン|−| |[[バトルフィールド V>Battlefield V]]|−|−|項目参照| |[[非常戦闘区域]]|−|−|項目参照| |[[ビッグマグナム黒岩先生]]|−|−|項目参照| |秘密探偵JA|漫画|試験係官|『シーアルプス号事件』で使用| |[[ファースト・スクワッド]]|−|−|項目参照| |[[フューリー]]|−|−|項目参照| |[[プライベート・ライアン]]|−|−|項目参照| |[[ペルソナ2 罪>女神転生]]|−|−|項目参照| |[[放課後アサルト×ガールズ]]|−|−|項目参照| |[[炎628]]|−|−|項目参照| |[[マイウェイ 12,000キロの真実]]|−|−|項目参照| |[[メタルスラッグ]]|−|−|項目参照| |ラブひな|漫画|紺野 みつね|ひなた荘解放戦線所属時に所持| |[[ルパン三世]]|−|−|項目参照| |[[ワイルド7]]|−|−|項目参照| |[[ワルキューレ]]|−|−|項目参照| |[[ワンスアンドフォーエバー]]|−|−|項目参照| #hr CENTER:このページの画像は[[シカゴレジメンタルス>http://www.regimentals.jp/]]から転載しています。 CENTER:転載に関しては、転載元の転載規約に従って行ってください。 #hr ***外部リンク [#uaf247h6] ・[[MG-34 ムービー>http://www.nazarian.no/wep.asp?id=147&group_id=13&country_id=120&lang=0&p=8]] ---- #pcomment