*ヒットマンシリーズ / Hitman Series
#author("2020-02-28T22:01:30+09:00","default:user","user")
*ヒットマンシリーズ / Hitman Series [#hc1a3633]
 デンマークのIOインタラクティブが開発し、イギリスのアイドス・インタラクティブから発売されていた3人称視点のステルスアクションゲーム。プレイヤーはスキンヘッドの暗殺者・エージェント47(フォーティーセブン)を操作し、雇い主である“エージェンシー”ことICA(The International Contract Agency)からの暗殺任務を遂行していく。
 他社のステルスゲーム([[メタルギアシリーズ]]等)でみられる「(遮蔽物や影などを用いて)いかに敵に見つからずに任務を〜」ではなく、「(変装して)いかに敵に正体を隠しつつ任務を〜」という内容が本作の特徴となっている。加えてターゲットの暗殺手段も狙撃だけでなく毒殺や爆殺など、ステージごとに様々なものが用意されているなど、自由度の高さも魅力の一つである。

 2009年からは、アイドス・インタラクティブを買収したスクウェア・エニックスにより同シリーズが発売されている。

 原作ゲームの他に、2本の実写映画も製作されている。 

#contents

**原作ゲーム (本編)
***ヒットマン コードネーム47 (原題 Hitman: Codename 47)
**原作ゲーム (本編) [#d0bd48cc]
***ヒットマン コードネーム47 (原題 Hitman: Codename 47) [#i0a124d2]
RIGHT:2000年
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Eidos Interactive
RIGHT:プラットフォーム:PC

[[項目参照>ヒットマン コードネーム47]]

***ヒットマン2 サイレントアサシン (原題 Hitman 2: Silent Assassin)
***ヒットマン2 サイレントアサシン (原題 Hitman 2: Silent Assassin) [#h80a6884]
RIGHT:2002〜2003年
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Eidos Interactive
RIGHT:プラットフォーム:PC/PS2/Xbox/GC

[[項目参照>ヒットマン2 サイレントアサシン]]

***ヒットマン コントラクト (原題 Hitman: Contracts)
***ヒットマン コントラクト (原題 Hitman: Contracts) [#ra287fce]
RIGHT:2004年
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Eidos Interactive
RIGHT:プラットフォーム:PC/PS2/Xbox

[[項目参照>ヒットマン コントラクト]]

***ヒットマン ブラッドマネー (原題 Hitman: Blood Money)
***ヒットマン ブラッドマネー (原題 Hitman: Blood Money) [#b643a4ca]
RIGHT:2006〜2007年(PC/PS2)、2013年(PS3/Xbox 360)
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Eidos Interactive
RIGHT:プラットフォーム:PC/PS2/Xbox/Xbox 360

[[項目参照>ヒットマン ブラッドマネー]]

***Hitman Trilogy (日本未発売)
***Hitman Trilogy (日本未発売) [#jd68ecc9]
RIGHT:2007年
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Eidos Interactive
RIGHT:プラットフォーム:PC/PS2、PS3/Xbox 360(HD版)

&size(20){''・作品解説''};
 『[[サイレントアサシン>ヒットマン2 サイレントアサシン]]』『[[コントラクト>ヒットマン コントラクト]]』『[[ブラッドマネー>ヒットマン ブラッドマネー]]』の3作品をまとめたコンピレーション版。パッケージは三方背BOXに収納されている。ヨーロッパ版は『Hitman: The Triple Hit Pack』のタイトルで発売された。
 2013年には、ヒットマンシリーズに触れる新規プレイヤー向けに、高解像度処理を施した『Hitman HD Trilogy』が発売された。

|使用者|銃器名|備考|h
|エージェント47|[[シルバーボーラー>AMT ハードボーラー]]|特徴は「その他設定(シルバーボーラー)」を参照&br;PS2版のジャケットイラストで所持&br;HD版のジャケットイラストでは[[サプレッサー>減音器]]装着&br;HD版のジャケットイラストでは[[二挺拳銃]]|

***ヒットマン アブソリューション (原題 Hitman: Absolution)
***ヒットマン アブソリューション (原題 Hitman: Absolution) [#o12886a0]
RIGHT:2012年
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Square Enix
RIGHT:プラットフォーム:PC/PS3/Xbox 360

[[項目参照>ヒットマン アブソリューション]]

***ヒットマン (原題 Hitman)
***ヒットマン (原題 Hitman) [#a3b088ec]
RIGHT:2016年
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Square Enix
RIGHT:プラットフォーム:PC/PS4/Xbox One

[[項目参照>ヒットマン(2016年)]]

**原作ゲーム (スピンオフ)
***ヒットマン スナイパーチャレンジ (原題 Hitman: Sniper Challenge)
**原作ゲーム (スピンオフ) [#hc252a26]
***ヒットマン スナイパーチャレンジ (原題 Hitman: Sniper Challenge) [#f1088f4f]
RIGHT:2012年
RIGHT:開発元:IO Interactive、発売元:Square Enix
RIGHT:プラットフォーム:PC/PS3/Xbox 360

&size(20){''・作品解説''};
 『[[アブソリューション>ヒットマン アブソリューション]]』をモチーフとしたスピンオフ作品。エリア内を移動して様々な暗殺を行う本編とは異なり、こちらはひたすら[[狙撃銃]]で標的を狙い撃つFPSに近いゲーム内容となっている。
 ゲーム自体は無料DLCで入手可能。

|使用者|ゲーム内の銃器名&br;(モデルになった銃器名)|備考|h
|エージェント47|[[シルバーボーラー>AMT ハードボーラー]]&br;(AMT ハードボーラー)|特徴は「その他設定(シルバーボーラー)」を参照&br;[[ショルダーホルスター>ホルスター]]に携行&br;ゲーム内では使用不可|
|~|[[エージェンシーKazo TRG>小銃/サコー TRG-22/42]]&br;(サコー TRG-42)|ブラックカラー&br;[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|[[ワルサー WA2000]]|キービジュアルで所持|

***Hitman Go (原題 Hitman Go)
***Hitman Go (原題 Hitman Go) [#o508c3a7]
RIGHT:2014〜2016年
RIGHT:開発元:Square Enix Montreal、発売元:Square Enix
RIGHT:プラットフォーム:iOS/Android、PC/PS4/PS Vita(HD版)

&size(20){''・作品解説''};
 モバイル向けのターン制パズルゲーム。2016年には、PCやコンシューマ用に高解像度処理を施した『Hitman GO: Definitive Edition』が発売された。

|使用者|銃器名|備考|h
|エージェント47|[[グロック 17]]|設定では[[シルバーボーラー>AMT ハードボーラー]]だが、CGモデリングはグロック&br;[[サプレッサー>減音器]]装着&br;使用武器としては[[二挺拳銃]]のみ&br;1挺のみ所持した47の操作コマも登場|
|~|[[レミントン M700>小銃/レミントン M700]]|木製[[ストック]]&br;[[スコープ]]装着|
|敵スナイパー|[[レミントン M700>小銃/レミントン M700]]|木製[[ストック]]&br;[[スコープ]]装着&br;[[レーザーサイト]]装着|
|~|[[レミントン M700>小銃/レミントン M700]]|木製[[ストック>銃床]]&br;[[スコープ]]装着|
|敵スナイパー|[[レミントン M700>小銃/レミントン M700]]|木製[[ストック>銃床]]&br;[[スコープ]]装着&br;[[レーザーサイト]]装着|
|処刑人役の俳優&br;(『[[ブラッドマネー>ヒットマン ブラッドマネー]]』のキャラクター)|[[マウザー C96]]|演劇用の[[空包>プロップガン]]&br;5-8で使用|

***Hitman: Sniper (原題 Hitman: Sniper)
***Hitman: Sniper (原題 Hitman: Sniper) [#d4ae4885]
RIGHT:2015年
RIGHT:開発元:Square Enix Montreal、発売元:Square Enix
RIGHT:プラットフォーム:iOS/Android

&size(20){''・作品解説''};
 『スナイパーチャレンジ』と同様に狙撃メインのゲーム内容だが、こちらはモバイルに対応した作品となっている。
 また使用武器が豊富で、獲得した報酬で銃の強化が可能など、やりこみ要素も増えている。当然だが、すべての使用武器には[[スコープ]]が装着されている。

|使用者|ゲーム内の銃器名&br;(モデルになった銃器名)|備考|h
|エージェント47|[[IZANAMI>小銃/レミントン M700]]&br;(レミントン M700)|木製[[ストック]]&br;[[サプレッサー>減音器]]装着&br;ロングマガジン|
|~|[[FURAI>小銃/レミントン M700]]&br;(レミントン M700)|迷彩[[ストック]]|
|エージェント47|[[IZANAMI>小銃/レミントン M700]]&br;(レミントン M700)|木製[[ストック>銃床]]&br;[[サプレッサー>減音器]]装着&br;ロングマガジン|
|~|[[FURAI>小銃/レミントン M700]]&br;(レミントン M700)|迷彩[[ストック>銃床]]|
|~|[[CIPHER>小銃/レミントン M700]]&br;(XM2010)|[[MSR>小銃/レミントン MSR]]かも|
|~|[[BAROQUE>小銃/レミントン M700]]&br;(XM2010)|[[MSR>小銃/レミントン MSR]]かも&br;固定式[[ストック]]|
|~|[[ADAGIO>小銃/AI アークティクウォーフェア]]&br;(AI アークティクウォーフェア)|木製[[ストック]]&br;[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|[[BAROQUE>小銃/レミントン M700]]&br;(XM2010)|[[MSR>小銃/レミントン MSR]]かも&br;固定式[[ストック>銃床]]|
|~|[[ADAGIO>小銃/AI アークティクウォーフェア]]&br;(AI アークティクウォーフェア)|木製[[ストック>銃床]]&br;[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|[[NARCISSUS>小銃/サコー TRG-22/42]]&br;(サコー TRG)|[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|[[ARIA>ワルサー WA2000]]&br;(ワルサー WA2000)|グリーンカラー|
|~|[[JACKAL>対物火器/EDMアームズ ウィンドランナー]]&br;(EDMアームズ ウィンドランナー)|[[サプレッサー>減音器]]装着&br;[[ハンドガード]]装着|
|~|MANTIS&br;(詳細モデル不明)|[[AR15>コルト AR15A2]]風のロワーレシーバー&br;[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|EREBUS&br;(詳細モデル不明)|[[AR-10>アーマライト AR10]]や[[SR-25>ナイツ SR-25]]風のロワーレシーバー&br;伸縮式[[ストック]]|
|~|LARGO&br;(詳細モデル不明)|木製の[[サムホールストック>ストック]]|
|~|EREBUS&br;(詳細モデル不明)|[[AR-10>アーマライト AR10]]や[[SR-25>ナイツ SR-25]]風のロワーレシーバー&br;伸縮式[[ストック>銃床]]|
|~|LARGO&br;(詳細モデル不明)|木製の[[サムホールストック>銃床]]|
|~|VOLANTE&br;(詳細モデル不明)|[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|GRIRIN&br;(詳細モデル不明)|−|
|~|BRUTUS&br;(詳細モデル不明)|−|
|~|[[ボルトアクション]][[ライフル>小銃]]|詳細モデル不明&br;キービジュアルで所持|
|~|[[AI アークティクウォーフェア>小銃/AI アークティクウォーフェア]]|[[サプレッサー>減音器]]装着&br;トレーラー内の実写パートで使用|
|ボディガード|[[ピストル>自動拳銃]]|詳細モデル不明|

**実写映画版
***ヒットマン (原題 Hitman)
**実写映画版 [#a9b54473]
***ヒットマン (原題 Hitman) [#c19d33ce]
RIGHT:2007年、フランス=イギリス=アメリカ合作映画
RIGHT:監督:ザヴィエ・ジャン

[[項目参照>ヒットマン(映画)]]

***ヒットマン:エージェント47 (原題 Hitman: Agent 47)
***ヒットマン:エージェント47 (原題 Hitman: Agent 47) [#d24cb113]
RIGHT:2015年、ドイツ=イギリス=アメリカ合作映画
RIGHT:監督:アレクサンダー・バッハ

[[項目参照>ヒットマン(映画)]]

**その他設定
***シルバーボーラー (Silverballer)
**その他設定 [#r777a3f7]
***シルバーボーラー (Silverballer) [#xffc8314]
 エージェント47は、[[サイドアーム]]として2挺の[[ハードボーラー>AMT ハードボーラー]]を使用している。『[[コードネーム47>ヒットマン コードネーム47]]』での名称はハードボーラーのままだが、以降のシリーズでは“''シルバーボーラー''”で定着している(ただし『[[サイレントアサシン>ヒットマン2 サイレントアサシン]]』のみスライド上の刻印が“ハードボーラー”のまま)。
 『コードネーム47』ではラバーグリップを装着している以外は無改造のままだが、以降のシリーズではカスタムモデルとなっている。主な特徴は以下の通り。

 ''・スライドやフレームなどの各部位に“ユリの紋章”が打刻されている''
 ''・[[サプレッサー>減音器]]が装着可能(同じ銃を使っている設定だが、サプレッサー未装着時は雄ネジ付きバレルにはなっていない)''
 ''・『サイレントアサシン』では、スライド側面のAMTロゴの文字部分のみ"IOI"になっている(ゲームの開発元であるIO Interactiveの頭文字)''
 ''・『[[コントラクト>ヒットマン コントラクト]]』以降は、パックマイヤー製のアメリカン・レジェンドグリップ(木製グリップパネルとラバーグリップを組み合わせた物)を装着している''
 ''・『[[ブラッドマネー>ヒットマン ブラッドマネー]]』では、アップグレードにより多種多用なアクセサリーの装着、強化弾の使用、ロングスライド化、[[フルオート]]化、などのカスタムが可能''
 ''・『ブラッドマネー』のみ、[[アイアンサイト>オープンサイト]]が赤色蓄光塗料で着色してある(フロントサイトはブレード上部、リアサイトは2ドット)''
 ''・一部のCG画像では、左右反転のモデルが存在する([[セイフティレバー>安全装置]]や[[スライドリリースレバー>スライドストップ]]、[[マガジンリリースボタン>マガジンキャッチ]]が左右逆に配置されている)''

 [[実写映画版>ヒットマン(映画)]]では、ハードボーラーの入手が困難だったのか、2作品とも他社製の[[1911クローン>コルト ガバメント バリエーション]]がシルバーボーラー用の[[プロップガン]]として使用されている。
 2007年版ではパラ・オードナンス社の[[P18>パラ・オーディナンス P14]]で、ステンレスモデルである点はシルバーボーラーと同じだが、[[9mmパラベラム弾]]を使用する[[ダブルスタック>ダブルカラム]]フレーム、[[ハンマー]]がリングタイプ、アメリカン・レジェンドグリップが無いなど、相違点も多い。
 2015年版ではメーカー不明の1911クローンで、[[.45ACP弾]]を使用するシングルスタックフレーム、クラシックスタイルのハンマーなど、より原作のシルバーボーラーに近いが、こちらもアメリカン・レジェンドグリップは付いていない。

***ユリの紋章
***ユリの紋章 [#gf34f0e2]
 本作の特徴の一つである“ユリの紋章”は、ヒットマンシリーズのシンボルマークである(ユリはキリスト教における葬儀花)。シルバーボーラーの場合、『サイレントアサシン』ではラバーグリップに、『コントラクト』以降は、スライドとフレームに、及びアメリカン・レジェンドグリップのメダリオン(実物ではパックマイヤー社のロゴ)にユリの紋章があしらわれている。
 また、この紋章はゲームのタイトルロゴや47の各種装備品、オルトマイヤー博士の精神病院の門などにも使われている。

 実写映画版では、2007年版と2015年版の両作ともシルバーボーラーにユリの紋章はあしらわれていない。ただし2007年版の方は、キービジュアルや宣伝写真ではスライド上に確認できる(CG加工の可能性あり)。
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