*コリオリ効果 / Coriolis force
#ref(Corioliskraftanimation.gif,right,around,50%,コリオリ効果)
 コリオリ効果とは、回転座標系上で移動した際に移動方向と垂直な方向に移動速度に比例した大きさで受ける慣性力の一種である。
 北半球で真北に撃った砲弾が、標的よりもわずかに西(左)にずれることは昔から知られていた。このような、大砲やロケット、1km以上の狙撃には軌道計算の補正が必要である。700m前後で狙撃する際には、コリオリ効果を考える必要はない。しかし、1800m以上の狙撃では、コリオリ効果を考慮して狙撃しなければならない。

 南極や北極で狙撃するには地球の自転速度がほどんどないので関係ないが、アメリカやアフリカ北部などの中経度の場所なら、時速1200km、赤道付近なら時速1500kmにもなる。まっすぐ南北に撃つ場合、東西に向けて撃つよりも大きな影響を受けることになる。
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