*キラー・エリート / Killer Elite
RIGHT:2011年、アメリカ映画
RIGHT:監督:ゲイリー・マッケンドリー

&size(20){''・ストーリー''};
 1980年。要人暗殺の仕事を請け負った殺し屋のダニー(ジェイソン・ステイサム)は、仲間とともにメキシコに降り立った。標的が乗った車列を襲撃し、手際良く対象を始末するダニーだったが、車内にいた幼い子どもに気を取られ、駆けつけた警察官に撃たれてしまう。仲間の援護により、何とかその場から逃げることに成功したが、殺しの仕事に限界を感じたダニーは引退を決意する。
 1年後。オーストラリアで恋人と一緒に気ままに暮らしていたダニーのもとに、かつての仕事仲間であるハンター(ロバート・デニーロ)の姿が写ったポラロイド写真が届く。ハンターは、“元[[SAS]]隊員を事故に見せかけて殺害しろ”という仕事に失敗し、依頼主の手により拘束されてしまったのだ。その依頼主から「ハンターが失敗した仕事を引き継がなければ彼を殺す」と脅されたため、ダニーは一度は辞めた殺しの仕事を引き受けることに。
 一方、この暗殺計画を察知した元SAS隊員のスパイク(クライヴ・オーウェン)は、秘密結社“フェザーメン”の指示を受け、ダニーの追跡を開始するのだった―――

&size(20){''・作品解説''};
 英国人探検家のラヌルフ・ファインズによる小説『The Feather Men』を原案とする実写映画作品。元SAS隊員でもあるファインズは、その時の体験を基に、この冒険小説を書き上げた。原作小説では、英国の秘密結社“フェザーメン”の他に、暗殺者集団“クリニック”が登場する(映画では特に言及されていないが、ダニーやハンター達のことであろう)。

 ちなみに、サム・ペキンパー監督による1975年の映画『キラー・エリート』と作品名が(原題・邦題ともに)同じであるが、両者に関連性は無い。

|使用者|銃器名|備考|h
|ダニー・ブライス|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|冒頭、メキシコでの仕事で使用&br;実際には、映画本編の時代には存在しない&br;イメージ写真でも所持|
|~|[[グロック 17]]|アムル首長の警備要員の[[ホルスター]]から抜き取る|
|~|[[シグザウエル P226>自動拳銃/P226]]|英国工作員の[[ショルダーホルスター>ホルスター]]から抜き取る|
|~|[[シグザウエル P226]]|英国工作員の[[ショルダーホルスター>ホルスター]]から抜き取る|
|~|[[ベレッタ 92SB>ベレッタ M92]]|ロンドンでは[[サプレッサー>減音器]]装着|
|~|[[L1A1>FN FAL]]|SASの選抜試験で所持|
|スパイク・ローガン|[[FN ハイパワー]]|−|
|~|[[H&K P7>HK P7]]|終盤、MI6職員から強奪|
|~|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|M9A1風([[アクセサリーレール>マウントレール]]と直角[[トリガーガード]])&br;[[サプレッサー>減音器]]装着時もあり&br;イメージ写真で所持|
|アン・フレージャー|[[レミントン M870]]|新年の祝いに、空に向けて発砲|
|ハンター|[[コルト M727]]|冒頭、メキシコでの仕事で使用|
|~|[[グロック 17]]|アムル首長の警護要員から強奪&br;監禁場所からの脱出時に使用&br;実際には、映画本編の時代には存在しない|
|~|[[1911>コルト ガバメント]]|アムル首長の警護要員から強奪&br;監禁場所からの脱出時に使用|
|~|[[コルト ウッズマン]]|[[サプレッサー>減音器]]装着&br;パリの地下鉄ホームで使用|
|~|[[IMI ガリル SAR>IMI ガリル]]|[[スコープ]]装着時もあり|
|デイヴィス|[[シグザウエル P226>自動拳銃/P226]]|実際には、映画本編の時代には存在しない|
|デイヴィス|[[シグザウエル P226]]|実際には、映画本編の時代には存在しない|
|マイアー|S&W製ダブルアクション・リボルバー|スナブノーズ&br;シルバーモデル|
|ジェイク|S&W製ダブルアクション・リボルバー|マイアーが落とした銃を使用|
|英国工作員|[[シグザウエル P226>自動拳銃/P226]]|[[ショルダーホルスター>ホルスター]]に携行&br;車内でダニーに抜き取られる|
|英国工作員|[[シグザウエル P226]]|[[ショルダーホルスター>ホルスター]]に携行&br;車内でダニーに抜き取られる|
|MI6職員|[[H&K P7>HK P7]]|終盤で使用|
|マーティン|簡易ライフル|詳細不明&br;オマーンの砂漠地帯で使用|
|スティーヴン・クレッグ|[[L1A1>FN FAL]]|SASの選抜試験で所持|
|要人|[[H&K USP>HK USP]]|冒頭、メキシコで使用(発砲無し)&br;実際には、映画本編の時代には存在しない|
|警護要員|[[ベレッタ 92FS>ベレッタ M92]]|冒頭、メキシコで使用&br;実際には、映画本編の時代には存在しない|
|ゲリラ兵|[[中国北方工業公司 56式自動歩槍>突撃銃/PRC 56式自動歩槍]]|アムル首長の回想シーンで登場|
|SAS隊員|[[1911>コルト ガバメント]]|サリム(アムル首長の二男)を殺害する&br;アムル首長の回想シーンで登場|
|~|[[L1A1>FN FAL]]|SASの選抜試験で所持|
|アリ(アムル首長の三男)|[[H&K MP5A3>短機関銃/HK MP5]]|アムル首長の回想シーンで登場|
|アムル首長の警護要員|[[グロック 17]]|実際には、映画本編の時代には存在しない|
|~|[[AKS74U>USSR AKS74U]]|発砲無し|
|ハリスの恋人|[[1911>コルト ガバメント]]|ハリスから渡される|
|フェザーメン構成員|[[FN ハイパワー]]|−|
|~|[[シグザウエル P226>自動拳銃/P226]]|ホテルでデイヴィスから強奪|
|~|[[シグザウエル P226]]|ホテルでデイヴィスから強奪|
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